こだわりの一品が見つかるショッピングサイト「Camp Shop URIBA」がいよいよオープン

株式会社ACSHUが新たにオープンするキャンプ特化型のショッピングサイト「Camp Shop URIBA（キャンプショップウリバ）」が2023年4月にオープンします。オープンにあたり、運営者、出店者の方々にサイトの魅力について取材を行いました。

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Camp Shop URIBAとは？
対談者プロフィール
3者対談インタビュー
Camp Shop URIBAのサービス開始予定
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Camp Shop URIBAとは？

Camp Shop URIBA（キャンプショップウリバ）とは、2023年4月に新たにオープンする予定のキャンプ用品専門のショッピングサイトです。他ではなかなか購入できない、こだわりのキャンプギアやキャンプ用の食材を購入することができるショッピングモールです。

オープンに備え、現在Camp Shop URIBAに出店するガレージブランドやクリエイターの募集も行われています。

キャンプレビューでは、Camp Shop URIBAを運営する株式会社ACSHUの今西様、出店することを決められたCHATEAU CAMPの早内様、BRIDGES FACTの伊藤様にガレージブランド製品に関して対談形式でお話を伺いました。

対談者プロフィール

CHATEAU CAMP（シャトーキャンプ）

早内淳平様
株式会社HISANAGAにてヴィンテージコットンテント等の輸入ブランドであるCHATEAU CAMP（シャトーキャンプ）を運営。ヴィンテージテントの輸入代行に関わったことがきっかけでその魅力に魅了され、ヴィンテージテントを扱うブランドを立ち上げ。

BRIDGES FACT（ブリッジズファクト）

伊藤様
2022年に既存のコンパクト系キャンプ用品に対し使いづらさを感じ、「使い勝手」と「コンパクトさ」を両立するガレージブランド「BRIDGES FACT」を立ち上げ。主にステンレス製の焚き火台を販売中。

Camp Shop URIBA

今西隆介様
株式会社ACSHUにてCamp Shop URIBAの立ち上げをリード。システム開発だけでなく、ACSHUの子会社NO･A･SO･BIではキャンプ場の建設にも携わり、インパクトドライバーとノートPCの二刀流を実現。

3者対談インタビュー

ものづくりの醍醐味はユーザーに喜んでもらえる瞬間

ーー早内様、伊藤様は輸入とご自身での開発という差はあるものの、各々ガレージブランドを提供するに至った経緯を伺えますか。

伊藤様: 幼少期に自然豊かな環境で育ったこともあり、私にとって自然はあって当たり前のものだったのですが、就職活動後に機械を設計する会社に就職し、真逆の環境に身を置くことになりました。そのタイミングでゆるキャン△がきっかけでキャンプを始め、どっぷりはまり、コンパクト系のキャンプ用品が思いの外使いにくいなと感じました。

　「自分だったらこう作るのになー」と思いたったらすぐに、開業届を出していました（笑）まずは焚き火台の開発・販売から始めていますが、近日中にゴールゼロ用のシェードを販売する予定です。

早内様: 弊社は元々ヨーロッパからの輸入代行業を行っていました。アンティーク家具などの輸入代行がメインなのですが、依頼の中にヴィンテージテントの輸入依頼があり、それがきっかけでヴィンテージテントの存在を知りました。キャンプ自体はそれほどやっていた訳ではありませんが、実際のヴィンテージテントを見ているうちに、面白そうだなと思うようになり、ブランドを立ち上げました。

ーーブランドを運営していて、一番良かったなと思われたエピソードを教えてください。逆に、こんな苦労があったというエピソードもあれば教えてください。

伊藤様: つらいなーという経験でいうと、まさに今です（笑）。SNS運用などもやったことがなかったので、手探りで集客をやっています。ただ、プレゼント企画で製品を試していただき、使ってくれた方が「これいい！かっこいい！」と言ってくれることが一番嬉しいですね。自分の力だけで作り上げたものが、使っていただいた方に評価されるというのはやはり嬉しいです。

早内様: ヴィンテージテント購入後にお客さまがキャンプ場で実際にそのテントを立てた写真をいただくことがあります。このような写真を見ると、「あーやっていてよかったなー」と思いますね。ヴィンテージテントは長年使われずに眠った状態でヨーロッパから日本に届くこともあります。弊社では輸入後にテントをすべて開梱し、室内で仮設営はするのですが、お客さまによって屋外でテントを立てていただいた写真を見ると、「このテントは何年ぶりに外で立てられたんだろう」と思うこともありますね。私たちからするとテントを嫁に出すような感覚です（笑）。

シャトーキャンプでヴィンテージテントを購入された@chiii.et.eribaさんのお写真

自社ショップ運営の一番の課題は集客

ーー商品の販売において、集客はどのようにされていますか。販路拡大において、何か課題はありますか。

伊藤様: メインはソーシャルメディアでプレゼント企画などをして認知拡大を図っています。最近ありがたいことに商社からもお声がかかり、今後は販路が拡大できるかもしれません。課題は、特に困っているのは製品の宣材写真の撮影ですが、むしろすべてが課題、課題ばかりだと思っています…。

早内様: シャトーキャンプのブランド立ち上げは2017年春頃で、100張りくらいで販売を開始しました。オープン後はInstagramで告知したり、お知らせを流して自社サイトで販売を行っています。ヴィンテージテントは一点物なので、在庫があるものと、その商品が欲しい方現れるタイミングがマッチしないと売れないという課題があります。

ーーここからはCamp Shop URIBAについても伺いたいと思います。昨今ではキャンプ用品を購入できるサイトはたくさんあると思いますが、Camp Shop URIBAはどのような経緯で立ち上げられることになったのですか。

今西様: まずは株式会社ACSHU（アクシュ）の説明をさせてください。弊社はIT事業を本業にしており子会社でキャンプ・グランピング場を運営している特殊な会社です。これまでは他の会社からの委託を受けてシステム開発をするのをメインの事業としていましたが、自社で開発、提供するサービスを作ろうという経緯があり、今回の「Camp Shop URIBA」を開発しました。

ーーそのような背景があるとはいえ、ショッピングサイトを1から作るというのは大変だったかと想像します。ACSHUのシステム開発のノウハウが転用されているのでしょうか。

今西様: Camp Shop URIBAのシステムは、弊社が開発し既に商用提供されているシステムがベースになっています。LIFE smile MARCHÉ（ライフスマイルマルシェ）という女性向けショッピングプラットフォームのシステムが様々なプラットフォームに流用できるよう汎用的な作りになっており、安定稼働実績が既にあります。システム開発が生業の会社ですので、そのあたりはご安心ください。

プラットフォームへの集団集客効果への期待

ーーACSHU様から出店の話が来たとき、どのような経緯で出店を決断されましたか。また、Camp Shop URIBAにどんなことを期待しますか。

伊藤様: 我々のような小規模なガレージブランドからすると、自社サイトでの販売は、ひとりきりで森の中に入って、ひとりきりで狩りをするようなもの。今回Camp Shop URIBAへの出店についてお声がけいただいて概要説明を聞いた時に、みんなで森に入ってノウハウを学びながら、ガレージブランド全体で狩りをすれば価値を出していけるのではないかと思いました。二つ返事ですぐに出店を決めました。

早内様: ブランド認知が重要なので、自社サイトだけでなく販路を拡大したいと思っていました。ヴィンテージテントは同じ物がないので、在庫補充もできず、将来のお客さま候補をたくさん増やしていく必要があります。ガレージブランドアイテムを探している方にヴィンテージテントの良さも知ってもらいたいなと思い、出店することにしました。

ーーCamp Shop URIBAはどのようなショッピングプラットフォームになる予定ですか。このような出店者のみなさんのご要望を叶えられそうでしょうか。

今西様: Camp Shop URIBAは、商品だけでなく、売り手にもフォーカスを当てたこだわりの一品が集まるショッピングモールを目指しています。ショッピングモールで買い物をしていただく方からすると、色々なこだわりアイテムを販売しているショップが一堂に会しているので、「テントを探しに訪れたら隣で売っている焚き火台に心を奪われて衝動買いした」というようなデパートやフリーマーケットで経験するようなショッピング体験ができます。

　出店者さまから見ると、統一されたショッピングモールの世界観の中で集団で集客ができるため、個々にショップを開いて自力で集客するよりも、集客効果はご期待いただけるかと思います。出店される方が増えると埋もれてしまうのでは？という心配もあるかもしれませんが、タイムライン機能などで常にユーザーに目に触れてもらえるようにする機能もあり、そのあたりはLIFE smile MARCHÉで得た知見を機能に反映させています。