トランクカーゴOEM全製品まとめ(無印良品/DOD/トラスコ/ゴードンミラー等)

トランクカーゴ キャンプグッズ
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リス株式会社が製造販売するハードコンテナ「TRUNK CARGO(トランクカーゴ)」ですが、直販だけでなく、リス株式会社が製造を請け負い他社ブランドで同製品を販売するケースも多く、無印良品、DOD、トラスコ、ゴードンミラー等がそれらにあたります。詳細をレビューします。

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キャンプ用ハードコンテナのデファクトスタンダード

続々と増えるキャンプ用品の収納問題は、誰しもが抱える課題ではないでしょうか。キャンプの収納問題を解決するために多くの方が購入されるのがハードコンテナです。

販売元のリスの製品とOEM製品の基本仕様は同じ

キャンプ場で見かけるハードコンテナは、リス株式会社、無印良品、DOD、トラスコ中山、ゴードンミラーのいずれかのもので、体感的なシェアでは9割以上の方々がこれらのメーカーのものを使っているのではないかと思います。

無印良品、DOD、トラスコ中山、ゴードンミラーに関しては、リス株式会社へOEM(生産委託)を行い製品供給を受けており、基本仕様は同じものとなります。商流をざっくり図解すると以下のようになります。

トランクカーゴ

なぜこうなっているのか?は公表されていないのでわかりませんが、

  • リス株式会社の取得している特許が広範囲のもので、競合他社が競争力のある商品を開発できない。
  • リス株式会社の製品が圧倒的に他社のものより優れており、他社が一から金型を新たに起こして生産しても販売数を確保できない。
  • 市場独占が相当進んでいて、自社開発するよりもOEM販売を行った方が理にかなっている。

などの理由なのではないかと推察します。

微妙なスペックの差は各社の計測方法の違い

サイズなど各社の製品仕様に僅かな差がありますが、コンテナ自体が斜めに傾斜している製品であるため、計測方法によってズレが生じます。あえてそうしているのか否かはわかりませんが、同じ製品ですので、安心してお選びください。

各社の製品を選ぶ基準

基本仕様が同じだとすると、我々一般ユーザーは何を基準に各社の製品を選べばいいでしょうか。ポイントは以下4点です。

  1. モデルと容量
  2. カラー
  3. ロゴ
  4. 価格

1. モデルと容量

2020年から登場した天板がフラットな新モデルと、(今も併売されていますが)天板がフラットではない旧モデルの2モデルが存在します。

また、新モデルは5容量、旧モデルは4容量のラインナップとなっており、各社扱っているモデル・容量が異なります。まずは自分が使いたいモデル・容量があるかを確認しましょう。

トランクカーゴ特徴1

2. カラー

みんな同じような製品を使っているので、デメリットとしては個性が出しにくいという点があります。普段のキャンプサイトの雰囲気や、自分の好みに合わせてカラーを選びましょう。

スタッキングトランクカーゴ ロータイプ30L

3. ロゴ

メーカーロゴが付いている製品とそうでない製品があります。前者はそのメーカーが好きであれば良いでしょうし、後者はあえてロゴのないものを選んでステッカーを貼るというカスタマイズも可能です。

4. 価格

最後に価格を上げさせていただきましたが、カラーやロゴなんてどうでもいい場合は、価格は選定基準の2番目に上がります。本来であれば直販していて中間マージンの発生しないリス株式会社の製品が一番安くなりそうですが、各社販売方法や送料、確保したい利益率の考え方が異なるため、販売価格が異なります。

全製品の一覧

それでは各社が販売している全製品を比較していきましょう。

新モデル(天板フラットモデル)

2020年から販売された天板がフラットになる新モデルです。私もこちらを利用していますが、新モデルの方が使いやすく圧倒的におすすめです。

・新モデルを販売しているのはリス、トラスコ中山、ゴードンミラー、無印良品の4社(DODは旧モデルのみを販売)
・浅型ロータイプを販売しているのはリス、ゴードンミラーのみ
・ブラック、グレー、オリーブドラブ(グリーン)は2社から出ているが、コヨーテはゴードンミラー、ホワイトは無印良品のみが販売
・無印良品が突出して安い

容量
カラー
リス無印良品DODトラスコ中山ゴードンミラー
カラーグリーン
グレー
ブラック
ホワイトブラック
グレー
OD(オリーブドラブ)
コヨーテ
オリーブドラブ
グレー
18L
(30L-Low)
2,580円
(TC-30S Low)
2,580円
(18L)
22L2,280円
(TC-20S)
1,290円
(ミニ22L)
2,820円
(CF-20)
2,280円
(22L)
30L2,980円
(TC-30S)
1,490円
(小30L)
3,330円
(CF-30)
2,981円
‎(30L)
30L
(50L-Low)
2,980円
(TC-50S Low)
3,480円
‎(30L)
40L
(70L-Low)
4,480円
(TC-70S Low)
4,480円
‎(40L)
50L3,980円
(TC-50S)
1,990円
(大50L)
4,920円
(CF-50)
3,980円
(50L)
70L4,980円
(TC-70S)
2,990円
(特大70L)
6,450円
(CF-70)
‎‎4,980円
(70L)

旧モデル

旧モデルは天板がフラットではない、ベルトループがついていない、スタッキングの際にカチっとはまらない(スタッキングできない訳ではないです)などの違いがありますが、逆に言うとこれらの点にデメリットを感じない場合は、選択肢が多いのでおすすめです。

・20Lモデルを販売しているのはリス、トラスコ中山のみ
・各社絶妙にカラーが異なるのでよく見て決めたい
・DODだけ価格が突出
・新モデルを販売している各社は徐々に旧モデルを終売している

容量
カラー
リス無印良品DODトラスコ中山ゴードンミラー
カラーグリーン
グレー
アイボリー
ブラウン
ホワイトベージュ
カーキ
ブラック
グレー
OD(オリーブドラブ)
コヨーテ
オリーブドラブ
ダークグレー
イエロー
20L1,980円
(TC-20)
2,340円
(C-20)
30L2,280円
(TC-30)
1,920円
 →終売
(小)
2,750円
S(CX1-775)
2,750円
(C-30)
2,088円
 →終売
(30L)
50L3,480円
(TC-50)
2,920円
 →終売
(大)
3,850円
M(CX2-741)
4,070円
(C-50)
3,188円
 →終売
‎(50L)
70L4,480円
(TC-70)
4,163円
 →2,590円
(特大)
4,950円
L(CX3-776)
6,010円
(C-70)
4,288円
 →終売
‎(70L)

全体感を掴んだ上で、各社の商品ラインナップの詳細を見ていきましょう。

リス株式会社のトランクカーゴ

製造の大元なので、両モデル全容量を扱っているのが特徴です。

新モデル

トランクカーゴ

展開カラーはグリーン、グレー、ブラックの3色です。

旧モデル

トランクカーゴ

展開カラーは、グリーン、グレー、アイボリー、ブラウンの4色です。アイボリーとブラウンはリス公式サイトからの販売のみとなります。

無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス

新モデル

無印良品ポリプロピレン頑丈ボックス

旧モデル

旧モデルは徐々に終売を進めており、特大サイズ以外は販売がなくなっています。

トランクカーゴ

展開カラーはホワイトのみです。

DODのヨクミルヤーツ

旧モデルのみの扱いとなります。

トランクカーゴ

展開カラーはベージュとカーキの2色です。カーキはリスのグリーンと比べ若干深みがかっています。DODは他社製品と比べ割高なので、どうしてもベージュかカーキカラーが良いという場合や、DODのロゴやブランドが好きという方以外にはおすすめしません。

トラスコ中山のトランクカーゴ

両モデル主要な容量を扱っており、カラー展開が多彩なのが特徴です。特にブラックカラーは無骨で渋いカラーなので、黒系でサイトを統一されている方におすすめです。

新モデル

トランクカーゴ

展開カラーは、ブラック、グレー、OD(オリーブドラブ)の3色です。

旧モデル

トランクカーゴ

旧モデルも展開カラーは、ブラック、グレー、OD(オリーブドラブ)の3色です。

ゴードンミラーのトランクカーゴ

新モデル、旧モデル両方取り扱っているだけでなく、新モデルの浅型も販売している点が特徴です。

新モデル

スタッキングトランクカーゴ ロータイプ30L

展開カラーは、コヨーテ、オリーブドラブの2色です。

旧モデル

トランクカーゴ

展開カラーは、コヨーテ、オリーブドラブ、ダークグレー、イエローの4色です。特にイエローはシリーズを通してあまりないカラーなので、他人と差をつけたい人には特におすすめです。

DODのヤーツシリーズオプション製品は他社製品とも互換性はある?

DODからヨクミルヤーツと併用できるオプション製品がいくつか販売されていますが、いずれもヨクミルヤーツ側でアタッチメントが必要なものではないので、いずれのオプション製品もリス、無印良品、トラスコ中山、ゴードンミラーの製品(ただし旧モデル)でも使えると思われます。

使われる側のメーカーは公式にアナウンスしないでしょうし、DODも自らそれを発信するとオプション製品の売上は上がるでしょうが、ヨクミルヤーツそのものが売れなくなるので公式にアナウンスすることはないと思われます。(自己責任でご利用ください)

まとめ

たくさんの方が使っているハードコンテナですが、大概の方が最初に認知したメーカーの製品を購入していると思われます。OEM製品含め、各社どのような特徴があるのか一度視野を広げて後悔のないお買い物をされることをおすすめします。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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