SABBATICAL(サバティカル)のテントやシェルターが大人気の割に供給量が少なく、年に数回の抽選販売の機会に当選しないとなかなか購入できません。そこでスカイパイロットTC同様ツインポール型の大型シェルターで代替商品がないか検討してみました。
アイキャッチ画像出典: SABBATICAL
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抽選販売でなかなか入手できないサバティカル製品
エイアンドエフが展開するブランドサバティカルの各種テント、シェルターはとても人気である一方、供給量が少なくこれまでも抽選販売という形式が取られてきました。
毎回抽選申込みをしているにも関わらず、当選せず欲しくても買えないという思いをされている方も多いのではないでしょうか。私自身もスカイパイロットTCが欲しくてたまりませんが、まだ買えておりません…。
スカイパイロットTCの魅力
欲しくてたまらないものの、購入できないので心を落ち着かせるために、なぜ自分がこれほど欲しいのか、改めて振り返ってみます。まとめると要素としては以下4点に集約されました。
- ツインポールシェルター
- デザインが素晴らしい
- TC素材
- サイズが大きすぎず小さすぎない
1. ツインポールシェルター
現在ワンポールテント+タープというスタイルでキャンプしていますが、毎回2つも設営するのが億劫になってきてしまっており、大型シェルター+インナーテントというスタイルに移行したいと思うようになってきました。
このようにウォールを大幅に跳ね上げてシェルターをタープのように使うスタイルにあこがれております。
2. デザインが素晴らしい
あまり論理立っていなく極めて情緒的な話ですが、ゼインアーツ同様小杉さんの手掛けたサバティカル製品のデザインはやはり他社製品を圧倒するものがあると思います。キャンプ場で見かけても直感的にかっこいいと思う何かがありますよね。
3. TC素材
以前使っていたポリエステル素材のテントで嫌な思いをして以来テントもタープもTC素材のものを使っています。タープを張らずに使う予定なので、日陰は濃いほうがいいですし、近くで焚き火もするので購入するツインポールシェルターはTC素材のものにしたいと思っています。
4. サイズが大きすぎず小さすぎない
これが最後に重要な要素で、タープを張らないためサイズは可能な限り大きい方がいいのですが、区画サイトに収まらないと張れないので、大きすぎるのも困りものです。横幅はガイロープのことも考えると720cmくらいがちょうどよく、奥行きは380cmで跳ね上げて使うとちょうどよいサイズ感になっています。
検討中の代替商品5アイテム
スカイパイロットTCの何に惹かれているのか整理したところで、これらの要素を満たせる他社製品がないか探してみます。結論は、どれも全部満たせず何かを妥協しなければならない…ということになりました。
スノーピーク ランドステーションM PC
サイズ的にゆとりがあり、デザイン性の高いツインポールシェルターとして一番に上がるのはスノーピークのランドステーションシリーズです。通常バージョンはポリエステル素材ですが、雪峰祭2020秋の限定品として販売されたランドステーションM PCはTC素材です。
難点なのがスカートがついていない点です。ランドステーションPro. M(これも限定品)であればスカートがついていますが、ポリエステル素材になってしまいます。
良い点
・アイボリーカラーは雰囲気がよくかっこいい
・サイズはスカイパイロットTCより少し大きいが区画サイトにはギリギリ入りそう
イマイチな点
・スカートがない
・価格が高い
ナショナルジオグラフィック×鎌倉天幕 HIDEOUT TC
鎌倉天幕のHIDEOUT TCは一度キャンプ場で見かけたことがあり、フォルムは非常にかっこよかったです。持っている方も少ないので所有していると通感が出るのもよいです。
サイズ感がいまひとつで、ファミリー4人で就寝スペースとリビングスペースを確保するには少し手狭そうです。HIDEOUT TCのLサイズとかが出るとドンピシャなのですが…。
良い点
・スカートはないがローダウンして張れる
・価格が比較的お手頃
イマイチな点
・幅、奥行きともに短く手狭感がある
・高さが低めなのも気になる
ogawa ツインピルツフォーク T/C
ogawaからもTC素材のツインポールシェルター、ツインピルツフォーク T/Cが販売されています。二股ポールやハーフインナーなど、純正オプションが充実しているのが特徴です。
HIDEOUT TCよりはサイズは大きいものの、やはりスカイパイロットTCと比べると一回り小さいのがネックです。(高さは十分あります)
良い点
・シンプルな構図で設営しやすい
・オプション製品が豊富
イマイチな点
・在庫が少なく価格高騰中
・高さはあるが幅、奥行きは手狭そう
テンマクデザイン サーカスVC720
発売当初買おうかどうか相当悩んだサーカスVC720です。TCよりコットンの混合割合が低いVC素材ですが、TC素材に求める機能はVCでも一定果たせると思われます。また、別売のサイドウォールを連結すれば広いスペースを拡張できます。二股ポールで内部空間が広いのも良いです。
悩んだ結果購入しなかった要因はカラーです。グリーンはグリーンでかっこいいと思うのですが、タン、アイボリー系のカラーの方が合わせやすいので好みです。サーカス720のカラーの方が好みなのですが、そうするとポリエステル素材になってしまいます…。
良い点
・二股ポールで内部空間が広い
・サイドウォール購入でスペース拡張できる
イマイチな点
・カラーが好みではない
VISIONPEAKS TCバタフライシェルター
ヒマラヤのプライベートブランドVISIONPEAKSのTCバタフライシェルターです。これも非常によかったですが、サイズ感が手狭なのとスカートがないのでもう一息でした。
2〜3人で夏に使うのであれば価格もお手頃で非常によい製品だと思います。
良い点
・優しい価格設定
・ポールも付属している
イマイチな点
・サイズをもう1まわり大きくして欲しかった
・タープよりの開発思想であるためスカートはない
まとめ
本記事を書いているうちにスカートを自作してランドステーションM PCを買うのが現状では最有力な選択な気がしてきました。雪峰祭2021秋でランドステーションの新たな限定モデルも出てきそうですが…。ほとんどの代替手段において、結局購入額合計は10万円超えてしまうので、スカイパイロットTCのコストパフォーマンスは群を抜いているなと改めて思いました。13万円で転売できてしまうのも頷けます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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