猛暑キャンプで使う扇風機選びで重要なのは「羽根の大きさ」

コールマンアウトドア リチャージャブル ファンキャンプグッズ
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冷房などの大型電化製品に頼ることができない屋外でのキャンプでは、バッテリー内蔵型の扇風機を使っている方が多いかと思われます。今回はColeman(コールマン)の「アウトドア リチャージャブル ファン」を使ってみて羽根の大きさが重要だと考えました。詳細をレビューします。

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気温30℃超えのキャンプは危険

夏のレジャーシーズンにキャンプデビューをされる方も多いと思いますが、最高気温30℃を超えるような状況下でのキャンプは熱中症になるリスクもあり危険です。

暑さ対策としてまずは、標高の高いキャンプ場を選んだり、林間サイトで過ごすなど、気温が低い環境でキャンプできるようにするのが最善です。場所以外の暑さ対策として取りうるのが、充電式扇風機などのグッズでの対策です。

コールマン「アウトドアリチャージャブルファン」実機レビュー

今夏は猛暑に備えてコールマンの「アウトドアリチャージャブルファン」を購入しました。実際に使った上でレビューします。

羽根の大きさがなぜ重要なのか

キャンプ用の扇風機として売れ筋の商品は羽根の大きさが15cm前後の物が多いです。マキタの扇風機の直径は18cmですが、コールマンのアウトドアリチャージャブルファンの直径はスペック上39cmと表記されています。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

これは実際に使うまでわからなかったことですが、羽根が大きいことで風を浴びられる面積が大きくなり、体感できる涼しさに大きな違いがありました。弱モードでも涼しく、結果として消費電力を抑えられ、長い時間使えるのもメリットです。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

風量はハイとローの2段階調整しかできないものの、ローでも十分涼しいので昼間だけ使って2泊3日のキャンプでもバッテリーが切れることはありませんでした。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

首振り機能はファミリーキャンプでは必須

3人以上のファミリーキャンプでは全員が扇風機の風を浴びられる角度で過ごすということは少ないため、首振り機能は必須だと考えます。表のボタンには首振りスイッチが一切なく、どこで調節するのかわかりませんでしたが、裏側にスイッチがありました。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

首振りのモーションはどこかぎこちなく、ゆっくりと浅い角度で回る感じですが、それでも羽根が大きいことにより広範囲に風を当ててくれます。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

扇風機は吸気する後ろ側からホコリなどを吸って内部が汚れやすいというデメリットがありますが、アウトドアリチャージャブルファンは羽根のガードを外して内部を清掃できるようになっています。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

デメリットも多いが羽根の大きさのためと割り切れる

羽根が大きいことが最大のメリットであるものの、それと引き換えに色々なデメリットがあります。一番のトレードオフは大きさです。サイズは約Φ39×17×50(h)cmとなっており、車で運ぶにせよ置き場所に困ります。専用の収納ケースは柔らかく、耐衝撃性はありません。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン
出典: Coleman

大きさの割に重量はファン単体で約1.9kgと軽量なのですが、全体的にプラスチックのペラペラ感があり壊してしまいそうな怖さがあります。羽根のガードを外す時も力のかけ具合を間違えるとツメを折ってしまいそうでした。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

本体背面に充電コードを収納できるスペースがあります。充電に必要な時間は11時間と非常に長く、キャンプの前日には早めに充電しておく必要があります。

コールマンアウトドア リチャージャブル ファン

このように様々なデメリットがあるものの、いずれもそういうものだと割り切れれば利用に大きな支障はなく、大きな羽根で風を浴びられるというメリットの方が上回っていると感じました。

販売価格: 10,800(税込)

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製品仕様詳細
サイズ:約Φ39 × 17 × 50(h)cm
総重量:約2.1kg(ファン単体 約1.9kg)
ファンモード:High / Low
充電時間:約11h
連続可能使用時間:ファンHigh 約4.5h / Low 約8h / LED 約39h
LED照射距離:約12m
付属品:ACコード、シガーソケットDCコード、キャリーケース  

まとめ

大きくてかさばる扇風機をキャンプに持っていくのは非常に億劫でしたが、猛暑の中涼しい風を浴びることができたため、結果的に持っていってよかったと実感できました。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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