アウトドアショップWILD-1を運営する株式会社カンセキのオリジナルブランドtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の人気商品サーカスシリーズ。その中でも本シリーズの完成形とも言えるサーカスTC DXからはいくつかのコラボモデルが出ています。それら全種についてレビューします。
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特徴的なワンポールのテントは誰もが一度はキャンプ場で目にしたことがあるのではないでしょうか。2019年〜2020年にはどこのキャンプ場でも1つはサーカスシリーズが張ってあったような気がします。
サーカスシリーズの商品構成
大人気のサーカスシリーズですが、その商品構成は以下のようになっています。
- サーカスTC: ポリコットンの定番モデル
- サーカスTC DX: TCの入り口が跳ね上げられるモデル
- サーカスTC BIG: TCの大型モデル
- サーカスコットンバージョン: コットンモデル
- サーカスST: ポリエステルモデル
- サーカスST DX: STの入り口が跳ね上げられるモデル
※サーカス720 / 650 / 440もありますが、簡略化のため今回は省略しています。
新発売のサーカスST、サーカスST DXについての詳細はこちら。
今回は特にサーカスTC DXシリーズを中心にご紹介します。
サーカスTC DX全種レビュー
サーカスTC DXには通常モデルだけでなく、いくつかコラボモデルが出ています。人気商品ゆえの弊害ですが、売れすぎると「人とかぶるから欲しいけど買いたくない…。」という消費者心理がどうしても働いてしまいます。かと言って、無尽蔵にカラーバリエーションを増やすと、売れない色が出てしまった時に在庫を抱えてしまうリスクがあります。数量限定のコラボモデルというのは、生産数を限定しつつ在庫リスクを低減する手段として最適なのでしょう。
ここからはサーカスTC DXの全種をレビューしていきます。注記がない限り、スペックと価格はDXサンドモデルと同等です。
サーカスTC DXサンド
合わせやすいサンドカラーです。おそらくこのカラーが一番数が出ているモデルかと思います。使い勝手はいいですが、人とはかぶりやすいですね。
サーカスTC DXサンド | |
価格(税別) | 39,800円 |
素材 | ポリコットン |
サイズ | (約)4,200×4,420×2,800(高)mm |
収納サイズ | (約)630×270×270(高)mm |
総重量 | (約)12.3kg |
付属品 | ポール 張り綱 設営用ガイドセット ペグ 収納袋 |
サーカスTC DXダックグリーン
サイトをグリーン系、ミリタリー系で統一されている方にピッタリのカラーです。
サーカスTC DX SOLUM version(販売終了)
2019年4月、6月、7月の3回に分けて数量限定で発売された限定モデルです。アウトドアブランドSOLUMとのコラボモデルとして当時すぐに売り切れてしまった印象があります。また再販されるとよいのですが…。
サーカスTC DX HUNTER
アウトドアショップOUTDOOR SHOP DECEMBERとのコラボモデルです。サンドカラーよりも濃い目のブラウンという感じの配色で、合わせやすそうではあります。
サーカスTC DX ×TINY GARDEN EKAL
URBAN RESEARCH【EKAL】とのコラボモデルです。スノーピークのアイボリーラインに近いカラーリングですね。
限定コラボモデルは売り切れ必須?購入前に決めるべきことは?
2019年のSOLUMバージョンの売り切れ具合を見る限り、2020年のこれら限定コラボモデルも早々に完売してしまうことが予想されます。購入を検討している方が事前に決めておくべきことは、オプション製品についてです。
サーカスTC DXシリーズのオプション製品
限定モデルで併売されるオプション製品、されないオプション製品
限定モデル購入前に注意が必要なのは、オプション製品の購入についてなのですが、一部オプション製品は限定モデルでの併売が今のところアナウンスされていません。(今後出るかもしれませんし、出ないかもしれません)
※SOLUMバージョンのものは出ているので、販売動向を見て出すかどうか決めるのかもしれません。望みが無い訳ではありません。
限定モデル非対応オプション製品: フロントフラップ
2020年9月下旬に発売が予定されているフロントフラップ、窓付きフロントフラップは、通常モデルのサンド、ダックグリーン用、限定モデルではSOLUM用のものしか発売のアナウンスがされていません。
フロントフラップとは、サーカスTC DXの入口部分に接続して居住空間をさらに広く拡張するオプションです。秋冬キャンプの防寒対策や、4人家族で使っていて室内空間が狭いと感じていた方には良いオプションかもしれません。
こんな方にオススメ
・サーカスTC DXは少し狭い、広くしたい
・秋冬キャンプに備えてもう少し防寒したい
これらのオプションが欲しい!もしくは、もしかしたら今後欲しくなるかも…。という方は限定モデルの購入を踏みとどまった方がよいかもしれません。(限定モデルでもフロントフラップ出してくれると良いのですが…。)
全モデル共通オプション: メッシュインナー、インナーマット、グランドシート
当たり前ではありますが、色を気にする必要のないインナー類はどのモデルにも共通で使えます。
メッシュインナーセット 4/5
以前はフルインナーセットというものがあったのですが、今は4/5のメッシュインナーセットしか販売していないようです。サーカスTC DXの中にインナーテントを貼るカンガルースタイルで利用しない方は、インナーがあると便利です。
サーカスインナーマット4/5
マットなんて代用品でなんでもいいと思っていたのですが、確かに4/5の変形サイズに合わせて代用品を探すのは難しそうなので、購入してもいいかもしれません。
グランドシート
フルサイズとハーフサイズがあります。利用方法によって必要なサイズの方を購入されるとよいと思います。
まとめ
私個人としてはサーカスTC DXサンドを1年ほど使っていますが、サーカスTC DX HUNTERが気になっています。もっと言うとサーカスTC BIG DXが出たらすぐ買ってしまいそうです。
サーカスTC DXの2020年限定バージョン発売まで少し時間がありますので、オプション製品をどうするかぜひご検討ください。
その他テンマクデザインに関する記事はこちら。