2022年初頭に、静岡県富士宮市に星空が見える富士山の麓のキャンプ場「GRAN REGALO ASAGIRI(グランレガロあさぎり)」が新たにオープンします。キャンプレビューでは、オープンまでの様子を特別連載という形で密着取材させていただくことになりました。連載第7弾は、いよいよ始まった工事着工の様子をお伝えします。
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様々な手続きを経ていよいよ工事着工
これまで連載の中でお伝えしてきた通り、キャンプ場開設予定地の下見を2020年9月に、土地の状態の把握を兼ねた草刈りを2020年10月、12月に実施しました。
その後、自治体への申請や、関係事業者との折衝などを行ってきておりましたが、いよいよ2021年5月下旬、キャンプ場建設の着工となりました!
工事着工の様子
工事はまず、調整池と呼ばれる事業用水が近隣にオーバフローせずに排水されるように敷地内に大きな池(池といっても常に水が溜まっている訳ではありません)を作るところから始まります。なんと池だけで約420坪(約1400㎡)です(笑)
イメージしづらいと思いますが、調整池の広さ約1400㎡は大型観光バスが50台駐車できる広さとなります。
再び草木が生い茂るオートキャンプサイト予定地
オートキャンプサイト建設予定地は春以降草の成長が早く伸び伸びの状態になってしまっていました。オートキャンプサイト側は今まですごくきれいに短く刈り揃えられていたので、地主さんの今までの苦労が垣間見えました。
工事を進めるに当たり長く育った草は邪魔になります。工事はNO・A・SO・BIのみなさん自身でも頑張りたいところだったようですが、さすがに建設会社のプロの方におまかせしたとのこと。
重機も手作業も桁違いの速さに、タイムラプス動画を見ているような感覚で現場で立ち尽くされていました。
調整池用の石も搬入
調整池はなるべく自然の景観を崩さぬよう、法面(のりめん)と言われる池の側面を緑化する方式で設置します。コンクリートで作ることも考えたとのことですが、最終的には自然を活かした施設内にザ・構造物が鎮座するのは避けたかったこともありより自然に馴染む形を選ばれたとのこと。
※法的に必要な部分はコンクリートでの施工になります。
機能性だけでなく見た目もこだわり、法面の下に積む石(なんと溶岩石!)もたくさん搬入していました。
ウッドデッキサイトは本格的に整地
敷地の奥に当たるウッドデッキサイトですが、こちらはNO・A・SO・BIのみなさまで草刈りをして開拓を進めていた場所です。ウッドデッキを施工する敷地を確保するために、今回本格的な伐採をはじめました。文明の利器のパワーは凄まじく、以前NO・A・SO・BIのみなさまご自身たちで草刈りした時とは比べ物にならないくらいのスピードで伐採が進んでいきます。
様々な木を見るとこの土地で長い年月を経て成長してきた歴史を感じます。
雷の影響や手入れが出来ておらず朽ちてしまった木々もあり、安全性を考慮した伐採、正しい成長のための間伐もありますが、必要最低限の伐採で自然を感じられるサイトを目指されるそうです。
とはいえすごい量の木です。通常は敷地外に持ち出して処理してもらうのが一般的ですが、グランレガロあさぎりは広大な敷地を活かし、玉切りして積んでもらうことにしたそうです。乾燥を待つことになりますが、薪、スウェーデントーチ、薪割り台などに活用することで貴重な資源を無駄にしないようにされています。
写真では分かりづらいのですが、重機による伐採後の敷地は体感で2倍以上になりました。社長の荒瀬さんは歩きながらこっちの土地だけでできたな!(笑)と思わずつぶやいたほどです。
最後に、NO・A・SO・BIのみなさまから「いよいよというワクワクと責任感を感じながら、来場頂いた皆様が気持ちよく過ごせる施設になるよう頑張っていきます!」とコメントをいただいております。
今後はよりキャンプ場らしく
やっと基礎工事着工まで来ましたが、今後はより一層キャンプ場らしく整備が進んでいく様子を少しずつお伝えできる予定です。何もない草木が伸び切った土地がどんどんキャンプ場になっていく様子をぜひお楽しみください!
次回予告
次回の連載では、取締役伊藤さんのあふれる富士宮愛についてご紹介します。
※次回の連載は2021年6月24日を予定しています。