DODが昨今の原価高騰、急激な円安を理由に2022年の製品価格を改定することを発表しました。カマボコテントやタケノコテントなど14製品について価格改定が発表されており、新価格は2022年10月3日より適用されます。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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製品価格改定の理由
今回の価格改定の理由は「昨今の原価高騰に加え、急激な円安のため」と説明されています。ゼインアーツのようにスペックダウンや付属品の削減等で価格を維持することを検討はしたものの、実現はできなかったと説明されています。
製品価格の一覧
価格改定は2022年10月3日からと、2023年2月6日からです。具体的にどの製品がいくら値上げされるのか、以下に一覧化します。
全体的な傾向としては、以下のようなことが読み取れます。
- 値上率は3〜33%、平均値上率は17%
- 値上額は1,100〜16,500円、平均値上額は6,089円
- カマボコテント、タケノコテントなど人気商品が値上げ対象
2022年10月3日からの値上げ製品
| 商品名 | 型番 | 旧価格 （税込） | 新価格 （税込） | 値上げ 額 | 値上げ 率 |
|---|---|---|---|---|---|
| カマボコテント3M | T5-689-TN/KH | 64,900 | 75,900 | 11,000 | 17% |
| カマボコテント3S用マットシートセット | TM3-703 | 8,800 | 9,900 | 1,100 | 13% |
| カマボコテント3M用マットシートセット | TM5-704 | 9,900 | 11,000 | 1,100 | 11% |
| カマボコテント3L用マットシートセット | TM7-705 | 12,100 | 14,300 | 2,200 | 18% |
| ソロソウルウォウウォウ | TT2-734-TN/KH | 38,500 | 44,000 | 5,500 | 14% |
| タケノコテント2 | T8-795-TN/KH | 77,000 | 93,500 | 16,500 | 21% |
| レンコンテント2M | T3-736-TN/KH | 44,000 | 49,500 | 5,500 | 13% |
| レンコンテント2L | T5-737-TN/KH | 59,400 | 69,300 | 9,900 | 17% |
| チーズタープS | TT4-738-TN/KH | 13,200 | 16,500 | 3,300 | 25% |
| チーズタープM | TT10-739-TN/KH | 22,000 | 27,500 | 5,500 | 25% |
| キノコテント | T4-610-BG/KH/RD | 38,500 | 39,600 | 1,100 | 3% |
2023年2月6日からの値上げ製品
| 商品名 | 型番 | 旧価格 （税込） | 新価格 （税込） | 値上げ 額 | 値上げ 率 |
|---|---|---|---|---|---|
| カマボコテント3S | T3-688-TN/KH | 53,900 | 62,700 | 8,800 | 16% |
| カマボコテント3L | T7-690-TN/KH | 75,900 | 88,000 | 12,100 | 16% |
| カマボコテントベビー | T1-750-TN | 4,950 | 6,600 | 1,650 | 33% |
値上げ前に買ったほうがよい製品は？
そもそも値上げ対象となっている製品の多くが安定供給されておらず、抽選販売となっている製品であるため、値上げ前に購入したいと思っても能動的に買えるものはありません。
10/6、2/6に大量入荷はあり得るか？気になるモデルチェンジは？
値上げのタイミング
10月に値上げするものを6月というタイミングでアナウンスしていることと、10/6、2/6という月初でない具体的な日付で値上げ日が決まっている点から、この2つのタイミングで大量入荷・販売が予定されている可能性があります。
値上げ前にあと何回抽選販売が行われるかわかりませんが、少しでも安価に購入をしたい方は、値上げ前の抽選販売に参戦した方がよいでしょう。
これだけ事前にアナウンスしてしまったことにより、必ず値が上がると確定した商品の販売になるため、転売目的の購入者が殺到し争奪戦になることが予想されます。
モデルチェンジの可能性
カマボコテントもタケノコテントも製品ライフサクルが長くなってきた製品です。そろそろモデルチェンジがあり得るタイミングですが、次期モデルは値上げした現行モデルよりもさらに値上げされる可能性があります。（スペックアップも同時にすると思われますが）
まとめ
これまでDODはカマボコテントやタケノコテントなど、他競合製品と比べコストパフォーマンスの良い価格帯のフラッグシップテントを入り口にファンを増やしてきた経緯があります。原価高騰や円安は不可抗力ではあるものの、値上げにより普通の価格帯で差別化が図れない場合、ユーザーから見ると他の選択肢に目が移るため、どのようなポジショニングが取れるかが重要です。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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