DODからポール不要で木に巻きつけて使えるテント「トゥリーラブ」が新たに登場しました。高さ2mの四角錐構造のティピィ型テントです。ポールを付属せず、設営場所にある木をポール替わりに使うという斬新な発想です。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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Twitterでティザープロモーションを事前展開
今回発表されたトゥリーラブですが、2021年5月18日の20日前の4月29日から、Twitter上でティザープロモーションが行われていました。
商品名とロゴだけ開示し、どんな商品かを予想してコメントさせるという内容です。ロゴデザインが飛び跳ねている人形を模していることから、スラックラインではないか?という予想が多く出ていました。蓋を開けてみると予想を大きく覆し、トゥリーラブはテントというオチでした。簡単に当てられてしまうと逆にがっかりされるでの、ロゴデザインは予想をはずさせるためのものだったということでしょう。
結果的に記事執筆時時点では105件のリツイート、241件の引用ツイート、624件のいいねを獲得しており、プロモーションとしては成功していると言えます。
トゥリーラブの特徴
トゥリーラブの主な特徴を見ていきます。
ポールがなく、木をポール替わりに使うテント
トゥリーラブにはセンターポールが付属しません。木をセンターポール替わりにテントを巻きつけて設営します。四角錐形状になっているため、木に巻き付けた後は四隅をペグダウンするだけで設営が完了します。
木のある林間サイトで、なおかつ木にこういったものを巻きつけることが許されている所でしか使えませんが、テント内の中央に木が存在することになるため、究極的に自然を感じられる斬新なテントと言えます。
サブポールで上部空間確保
木に巻き付けるという商品であるため、細い木に巻きつける場合は頂点分が狭くなってしまうという欠点がありますが、トゥリーラブにはサブポールが付属しており、上部空間を広く維持できるようになっています。
設営するとテントのセンター部分に木がくるようになります。
2.5×2.5mの広々内部空間
トゥリーラブの設営後の広さは2.5×2.5mとなります。ソロで使う分には十分広く使えるでしょう。中央に木がくるので、木の太さによっては内部空間が狭くなることがあります。
テント内では木のぬくもりやにおいなどをすぐ近くで感じることができます。
販売価格: 13,200円(税込)
製品仕様詳細
カラー | カーキ |
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希望小売価格 | オープンプライス DOD STOREでは13,200円(税込) |
組立サイズ(外寸) | (約)W250×D250×H200cm |
インナーサイズ | インナーテント無し |
収納サイズ | (約)直径13×長さ47cm |
重量(付属品含む) | (約)1.5kg |
定員 | 大人2名 |
材質 | 生地:75Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) サブポール、ペグ:アルミ合金 |
最低耐水圧 | 2000mm |
UVカット | UPF50+ |
セット内容 | テント生地、サブポール、ペグ×8本、サブポール用収納袋、ペグ用収納袋、リペアシート、キャリーバッグ |
まとめ
ここまでくるともはやブッシュクラフトの領域になってきますが、DOD自身も商品ページ上で「決してメインテントになることない」と言っているので、尖った方用の商品という位置付けなのだと思われます。ビジネス的な売れ行きを気にせず他社にはないユニークな発想の商品を出せる余裕があるということかと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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