Mt.SUMI(マウントスミ)から1本あたり37gと超軽量なカーボンファイバー製ペグ「リ カーボンペグ (名栗)」が登場しました。カーボンファイバーと芳香族ナイロン樹脂を掛け合わせることで、軽く、強く、錆びずに長持ちするペグを実現できたとのこと。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: Mt.SUMI
Twitterでも情報発信しております。よろしければフォローお願いします。
リ カーボンペグ (名栗)の特徴
リ カーボンペグ (名栗)の主な特徴を見ていきます。
カーボンファイバー製で37gの軽量ペグ
リ カーボンペグ (名栗)は、カーボンファイバーと芳香族ナイロン樹脂を掛け合わせた軽量ペグです。京都に社を構える日本ポリマー産業株式会社の協力を得て、業界先駆けとなる新素材のペグの製品化に至ったとのこと。
重量は1本あたり37gと超軽量です。一般的な30cmの鍛造ペグがおよそ200g程度であることから、6本セットを持ち運ぶ場合、約1kgも総重量を軽減させることができます。
軽量ながらも高強度を実現
軽量ながらも高強度を実現しています。芝や土の地面での使用に適しており、深く打ち込むことができます。
耐久試験も行わており、第三者試験機関にて「3点曲げ試験」「圧縮試験」を実施しています。3点曲げ試験では最大荷重 922N、圧縮試験では最大荷重1484Nだったとのことで、500g〜600g程度の重さのハンマーの打撃力が5〜6Nであることから、キャンプで使用する際の負荷に十分に耐性があることが示されています。
プラスチックの成形工法である射出成形技術を活かし、「名栗加工」の模様をヘッド部分に施しています。握りやすさや滑りにくさの機能性を保持しながら、デザイン性を高めています。
一方で、ペグ打ちの際に地中にある石などの硬いものに当たった場合は、無理に打ち込むと先端が破損する可能性があるため注意が必要です。
錆びないのでメンテナンスが楽
金属製のペグと違い、錆びる心配がないので使用後のメンテナンスが楽です。芳香族ナイロン樹脂は吸水性が少なく、かつ耐薬品性がある素材のため、土の中の水分や酸、アルカリ性等による劣化がしにくく、長く使い続けることができます。
カーボンファイバー、芳香族ナイロン樹脂ともに、工程端材などの本来廃棄されるものを再利用したリサイクル素材を使用しているため、環境に配慮された製品です。
販売価格: 660円(税込)
販売価格(6本セット): 3,960円(税込)
製品仕様詳細
Size : W300 × D30 × H13 mm
(ヘッド部)30 × 13mm
(軸)楕円10 × 9mm
Weight : 37g (1本あたり)
Material : リサイクルカーボンファイバー 40% 、 リサイクル芳香族ナイロン樹脂 60%
Color : チャコールブラック
Made in Japan
まとめ
マウントスミからカーボンファイバー製の新素材ペグが登場しました。軽量さを重視するとチタンペグがこれまで選択肢になっていましたが、カーボンファイバー製も強度と軽量さを両立した新たな選択肢となるでしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。
その他ペグに関する記事はこちら。