山梨県にあるおいしいキャンプ場のサイト選びについて解説します。全天候型キャンプサイト、オートキャンプサイト、ソロキャンプサイトに分かれており、全50サイトあります。各サイトのメリット、デメリット、特徴をご紹介します。
アイキャッチ画像出典: おいしいキャンプ場
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おいしいキャンプ場のサイトマップ
おいしいキャンプ場は東側に富士山を臨む方角になっており、東から西に向けて上りの傾斜がついています。予約時には8種類のサイト種別を選んで予約することになり、複数サイトある種別のサイトに関しては個別にサイトを指定することはできず、基本的にはチェックイン順にサイトを選ばせてもらえます。グループの場合は近くになるように配慮してくれるとのことです。
結論
大きく3分類されるサイトはそれぞれターゲットがまったく異なります。その上でサイト選びをする基準は、プライベート感を重視するかどうか、電源の有無、トイレ・炊事場等共用設備への近さで選ぶと良いでしょう。
- 初心者の方、雨が嫌いな方→全天候型キャンプサイト
- ソロで行く方→ソロキャンプサイト
- プライベート感を重視する方→オートキャンプサイト(L、Wなど端の方)
- 共用設備への近さを重視する方→オートキャンプサイト(Aの下の方)
がおすすめです。
サイト 種別 | サイト数 | 定員 | 価格 | 広さ | AC電源 | プライベート感 | 共用 設備 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
全天候 ウッド デッキ サイト (富士山側) | 6 | 4 〜 6 | 9,350円 〜 13,200円 | 6m×5m (テント) +6m×5m | ◯ | 低 | 近 |
全天候 ウッド デッキ サイト | 6 | 4 〜 6 | 7,700円 〜 11,000円 | 6m×5m (テント) +6m×5m | ◯ | 低 | 近 |
オート キャンプ サイトL (電源付) | 1 | 8 〜 12 | 10,450円 〜 16,500円 | 20m×10m | ◯ | 高 | 遠 |
オート キャンプ サイトL (電源無) | 2 | 8 〜 12 | 9,350円 〜 15,400円 | 20m×10m | ✗ | 高 | 遠 |
オート キャンプ サイトW | 2 | 6 〜 10 | 8,250円 〜 11,550円 | 15m×8m | ◯ | 高 | 中 |
オート キャンプ サイトM | 27 | 4 〜 6 | 6,600円 〜 9,900円 | 8m×8m | ◯ | 高 〜 低 | 近 〜 遠 |
オート キャンプ サイトS | 1 | 2 〜 4 | 4,950円 〜 7,700円 | 7m×7m | ◯ | 低 | 遠 |
ソロサイト | 1 | 1 | 1,430円 〜 1,650円 | 3m×3m 目安 | ✗ | 高 | 遠 |
合計 | 50 |
各エリア特徴
各エリアの特徴を深堀りしていきます。
全天候ウッドデッキサイト(富士山側)
全天候型のウッドデッキサイトの富士山側のサイトとなります。ウッドデッキ場ではペグダウンができないので、写真左下にある重りにガイロープをかけてテントを張ることになります。ウッドデッキの広さは6m×5m、デッキの前のスペースも同じく6m×5mとなります。
富士山側の両端のサイトWD-1、WD-6にのみ電子レンジと冷蔵庫がついており、利用料も少し高くなります。
全天候ウッドデッキサイト
全天候型ウッドデッキサイトの富士山側ではない反対側のサイトとなります。サイト感はベニヤ板やすだれで隣と目線が合わないように工夫されています。富士山側には付属しませんが、こちら側にはハンモックが付属します。
オートキャンプサイトL(電源付)
20m×10mの一番広いオートキャンプサイトLでかつ電源が付いている方のサイトです。価格も一番高いですが、1サイトしかないため予約は日程によっては争奪戦となります。
想定外だったのは写真奥側の土がむき出しになっているあたりに排水溝のでっぱりがあったことです。20m×10mもあるので私の場合は深刻な影響はありませんでしたが、グループでテントを2つ張る場合などはレイアウトを工夫しましょう。
オートキャンプサイトL
オートキャンプサイトL(電源付)から道を挟んだ反対側のサイトです。おいしいキャンプ場内で最も高いところにあり、端に位置しているためプライベート感は満載ですが、トイレや炊事場には遠いので注意が必要です。ちなみにこの道路を挟んだところにあるオートキャンプサイトL2サイトと、ソロキャンプサイトの計3サイトのみがこのキャンプ場内で電源が引かれていません。
オートキャンプサイトW
15m×8mとLとMの中間サイズという位置づけのオートキャンプサイトWです。奥の方にあり見にくいですが、土が出ている部分がWサイトだと思われます。
電源が2つ引かれている唯一のサイトです。冬キャンプなどで電源を多く使う方はここを選ぶとよいでしょう。トイレや炊事場までもそこそこの距離です。
オートキャンプサイトM
50サイト中27サイトを占めるもっともポピュラーなオートキャンプサイトMです。電源もついていて広さも8m×8mあります。キャンプ場内の低地から高地まで様々な場所に位置しているので、どこを選ぶかは慎重に決めましょう。(ほとんどの方はチェックイン時に実際にサイトの場所を見ながらどこにするか決められていました。)
A-01
炊事場とトイレに近く、このサイトと富士山の間にはチェックイン用の駐車場しかありません。子どもの遊び声やチェックイン、チェックアウトの騒騒しさが気にならない方にはここがおすすめです。
A-10
高さ的にも中程で、A-11やA-9など前後があいていれば静かに過ごせそうでした。
A-03、A-04
こちらも同じく中程です。空いていれば静かに過ごせそうです。
A-7、A-8、A-17、A-18、A-19、A-20、A-21、A-22、A-23
キャンプ場内で一番低い場所にあり、隣のサイトとの境界線が曖昧な区画です。おそらくグループで複数サイトを予約するとこちらを案内されるのだと思われます。
知らない方とこの距離感はプライバシーが保ちづらいのでおすすめしません。
A-28、A-29、A-30、A-31、A-32
L-1よりも1段下がるものの、オートキャンプサイトMの中では一番高いところにある区画です。ここと富士山の間にはウッドデッキサイトしかないため、他の方が後から前でテントを張るということがない点がメリットと言えるでしょう。
A-13、A-14、A-15、A-16
写真のずっと奥側のにあるのがA-13、A-14、A-15、A-16サイトです。メインの通りからひとつ奥まったところにあるため、静かに過ごせます。トイレや炊事場までは距離があります。
オートキャンプサイトS
左側の木の下の砂利の右側がオートキャンプサイトSです。高台にあるものの、レイアウト場区画が小さくなってしまったため料金体系が安くなったものと思われます。広い区画を求めない方にはおすすめです。
ソロサイト
L-2サイトの隣にぽつんとあるのがソロキャンプサイトです。電源はありませんが、端にあるためゆったりと過ごせるでしょう。ただしL-2でグループキャンプをされるとそれも叶わないため、一定のリスクのあるサイトです。平日のご利用の方が安全でしょう。
予約時のサイト選び
おいしいキャンプ場はほぼどのサイトからでも富士山がきれいに見えるというのが最大のメリットだと感じました。サイトの整備もきちんとされており、チェックアウトの時間後には各サイトのゴミ拾いやメンテナンスを丁寧にされていました。ふもとっぱらのように目の前にテントを張られて視界が台無しになったり、極端に近くにテントを張られたりするリスクもないのも安心です。