夫婦やファミリーでキャンプに行かれる方がいずれ購入検討されるアウトドア用ベンチ。1人用のチェアとは別に持ておくと便利な点が多く、1つあるととても便利です。しかし市場にある2人掛け用アウトドアベンチの見た目はどれも似通っており、選びにくいです。5選を徹底比較レビューします。
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Follow @Camp__Review2人掛けアウトドアベンチの種類
2人掛けアウトドアベンチは大きく分けると、背もたれのあるタイプと、背もたれのないタイプに別れます。今回は背もたれのあるタイプの中から5商品を徹底的にレビューします。
5商品比較レビュー
メーカー | CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) | Coleman (コールマン) | DOD (ディーオーディー) | QUICKCAMP (クイックキャンプ) | LOGOS (ロゴス) |
商品名 | CS アルミ背付ベンチ | リラックスフォールディングベンチ | グッドラックソファ | 2人掛けフォールディングベンチ | グランベーシック チェアfor 2 |
価格(税込) | 5,118円 | 6,132円 | 12,800円 | 6,281円 | 13,200円 |
展開サイズ | 1,040×560×665mm | 約108×58×67cm | (約)100×50×74cm | 約103×58×69cm | (約)112×59×72cm |
収納サイズ | 1,040×640×85mm | 約108×10×60cm | (約)100×13×67cm | 約103×8×59cm | (約)112×13×62cm |
重量 | (約):4kg | 約3.8kg | (約)5.5kg | 約4.6kg | (約)5kg |
耐荷重 | (約)140kg (片側:70kg) | 約160kg (片側約80kg×2) | 160kg | 160kg | (約)160kg |
カラー | グリーン ブラウン ホワイト ブラック カモフラージュ ピンクカモフラージュ | ネイビー オリーブ | ブラック カーキ タン | サンド ブラック カーキ グレー | カーキ |
オプション | 着せ替えカバー クッションカバー | なし | なし | なし | クッション |
※価格はAmazon等ECサイトの2020年9月17日時点のものを記載しています。在庫状況や販売価格は変動するため、本記事閲覧時の正確性を保証するものではありません。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)CS アルミ背付ベンチ
2人掛けアウトドアベンチの先駆者キャプテンスタッグのCSアルミ背付ベンチです。2人掛けアウトドアベンチを人気商品にしたのはキャプテンスタッグと言っても過言ではないでしょう。キャプテンスタッグのロゴから、このベンチはキャンパーの間では鹿ベンチと呼ばれています。
ノーマル版は決しておしゃれとは言いづらいグリーンとブラウンのカラーリングですが、CSクラシックシリーズ、CSブラックレーベルから出ているホワイト、ブラックは合わせやすくクールなカラーリングになっています。また、CAMPOUTシリーズは独創的なカモフラージュ柄、ピンクカモフラージュ柄が出ており、目を引くこと間違いなしです。
良い点
・着せ替えカバーのカラーが豊富でカスタマイズしやすい
・重量は比較的軽め
・鹿ベンチを所有している!という満足感を得られる
いまいちな点
・太もも、背中にフレームがあたり痛くなるので長時間座れない(要クッション)
・子どもが前かがみでご飯食べようとすると前に傾く
・持ち運び用のハンドルなし
こんな人にオススメ
・鹿ベンチが欲しい
・インパクトのあるカモフラ柄が欲しい
・カバーを張り替えて自分好みにしたい
Coleman(コールマン) リラックスフォールディングベンチ
コールマンも後発で2人掛けアウトドアベンチに参入しました。オリーブの方は欠品しているところが多く、入手しやすいのはネイビーのストライプカラーの方となります。座面が低いのと、重量が3.8kgと軽量である点が特徴です。
座面が低い分、安定性は高いのですが、人によっては低すぎると感じるかもしれません。
良い点
・座面が低く安定している
・軽量でハンドルもついているため持ち運びしやすい
いまいちな点
・座面が低すぎて合わない人もいそう
・カラーバリエーション、オプションが少ない
こんな人にオススメ
・小さいお子さん用に安定したベンチが欲しい
・ネイビーストライプ柄が好き
DOD(ディーオーディー) グッドラックソファ
ユニークな商品のネーミングをよくされるDODのベンチです。商品名がベンチではなくソファとなっている通り、ベンチだけでなくクッションも付属した商品となります。また、その名の通り、車載時にはクッションを外してベンチをラック代わりに使うことができます。
座り心地はクッションがあるため最高なのですが、横幅が若干狭めになっている点と、重量が重く持ち運びに苦労する点です。また、ラックとして車載時に活躍するかどうかは、お使いの車の車種と、積み込む荷物にもよります。
良い点
・クッションが付属しており座り心地抜群
・(フィットすれば)車載時に棚として活躍
いまいちな点
・横幅が少し狭め
・重量が重い
こんな人にオススメ
・ベンチには座り心地を求めたい
・キャンプグッズの車載がごちゃごちゃしていて整理したい
QUICKCAMP(クイックキャンプ)2人掛けフォールディングベンチ
クイックキャンプのフォールディングベンチです。他社と異なるのは、シートと背もたれにウレタンが入っており、緩衝材の役割を果たしている点です。(とはいえ、長時間座っているとやはりお尻は痛くなります)
カラーは4色展開で豊富です。フレームが頑丈で安っぽさはないものの、重量が重く4.6kgとなっています。特に持ち運び等で苦にならなければ選択肢としてありです。
良い点
・落ち着いたカラー展開で選びやすい
・ウレタンにより座り心地はそこそこ良い
・頑丈なフレーム
いまいちな点
・重量が重い
・黒いフレームは小石で傷がつきやすい
こんな人にオススメ
・重量はあまり気にならない
・落ち着いたカラーのベンチが欲しい
LOGOS(ロゴス) グランベーシック チェアfor2
ロゴスのグランベーシック チェアfor2の特徴はシートと背もたれが大きい点です。今回比較した5商品の中で最大サイズとなっています。広く使える反面、収納時のサイズも大きく重量も重いです。
また、専用クッションがオプションとして提供されており、ソファのようなたたずまいで、座り心地も大幅にアップグレード可能です。
良い点
・サイズが大きくゆったり
・専用カバーでソファに変身
いまいちな点
・収納サイズが大きい、重い
・価格が他社より高め
こんな人にオススメ
・ゆったり座れるベンチが欲しい
・座り心地、大きさにはこだわりたい
まとめ
アウトドアベンチはその構造の特性から、同じような設計、つくりになりがちで、各社の商品性にそこまで大きな違いは出ないです。また、クッションやカバーは純正でなくとも好きなものを使うこともできるので、見た目や座り心地はカスタマイズ可能です。
その観点では、ベンチ選びで一番重要なのは、後から変えられない大きさになります。(重量は車載の場合は誤差の範囲なので)