プレミアムな価格帯で多数のキャンプグッズ、アウトドアグッズを展開するsnow peak(スノーピーク)。同社の製品と見た目やスペックがほとんど同じOEM製品というものが存在します。それぞれのグッズの詳細をレビューします。
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Follow @Camp__ReviewOEMとは?
OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、他社へ製造委託を行い、委託した企業のブランドで製品を販売することを指します。今回のケースで言えば、商品の企画などをスノーピークが行い、その商品の製造自体は他社へ委託するケースを指します。
製造を委託された企業は、自社でも同様の製品を販売していることもあるため、製品の見た目やスペックが似ている商品が両企業から販売されるという事象になります。
このような方式は製造業では一般的で、近いケースでは例えば無印良品の家電製品が一部東芝のOEM製品だったりします。
スノーピークのOEM製品一覧
スノーピークの商品でOEM製品だと思われるものをご紹介します。スノーピーク自身がOEM製品であるという紹介はしていないので、あくまで商品スペックなどから判断した推測記事となり、その正確性を担保するものではないので、あらかじめご了承ください。
※製品定価は各社公式ページより。Amazon実売価格は2020年9月2日時点での価格です。
フィールドファン vs. マキタ充電式ファンCF102DZ
フィールドファン: 9,900円(税別)
マキタ充電式ファンCF102DZ: 9,900円(税別)【Amazon実売価格: 6,768円(税別)】
マキタの扇風機がキャンパーの間でヒットしましたが、独特な深緑カラーがサイトにはちょっと合わせにくい…。と思っていた方は多いのではないでしょうか。スノーピークの落ち着いたカラーリングは様々なサイトに合わせやすそうです。価格も定価は同じなので、買いかと思います。(2020年9月2日現在フィールドファンは入荷待ちとなっています)
ソフトクーラー 38 vs. シアトルスポーツ フロストパック 40QT
ソフトクーラー 38: 14,800円(税別)
シアトルスポーツ フロストパック 40QT: 14,000円(税別)【Amazon実売価格: 8,600円(税別)】
取っ手のマチの部分の配色やファスナーに付属する紐などの仕様の違いがあります。シアトルスポーツの方はソフトクーラーシリーズから新たにフロストパックシリーズにリニューアルしています。スノーピークのソフトクーラーは、シアトルスポーツの前モデルのソフトクーラーがベースなのかもしれません。
ローチェア30 vs. CHANODUG LOW CHAIR 30
ローチェア30: 16,000円(税別)
CHANODUG LOW CHAIR 30: 定価不明【Amazon実売価格: 8,000円(税別)】
CHANODUGの詳細があまり検索しても出てきませんが、価格は本家の半額ですね。Amazonの販売ページで自らスノーピークのOEM製品と謳っております。カラーはスノーピークはカーキとブラウン、CHANODUGの方はクリームとブラックです。
レインボーストーブ 2019 EDITION vs. トヨトミレインボーストーブRL-250
レインボーストーブ 2019 EDITION: 44,800円(税別)
トヨトミレインボーストーブRL-250: 29,800円(税別)【Amazon実売価格: 26,042円(税別)】
2019年の限定版としてスノーピークからレインボーストーブ 2019 EDITIONが発売されました。現在は流通在庫分しか販売がされていません。2020年版も出るとよいのですが。
ロゴの有無よりも大切なこと
こう見ると、スノーピーク商品とOEM製品によって価格差は様々でした。製品によっては、ロゴがついているだけでこんなに高いのか!と思われるかもしれませんが、その値付けには理由がありそうです。
スノーピークの保証が受けられる
スノーピークで販売されている製品は、スノーピーク保証のページで紹介されているような保証を受けることができます。製品に保証書は付属しておらず、製造上の欠陥が原因の場合は、無料で修理または交換してもらえます。
買っているのはロゴではなく、スノーピークの世界観
一見するとOEM製品は◯◯の製品にスノーピークのロゴが付いただけ、と思われるかもしれませんが、詳細を見ていくと、製品の細かいカラーリング、細部にこだわったカスタマイズなどが随所に施されています。これは他のスノーピーク製品とのデザインの一貫性、組合わて使った時に調和を崩さないことなどが考慮されていると思われます。
スノーピーク製品をこだわって購入し続けているファンはこういったスノーピークの世界観に付加価値を感じ製品を購入しているのでしょう。
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