tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の人気テント「サーカスTC DX」が2022年5月入荷分を最後に生産終了することが発表されました。ただし、4月下旬から価格が値上げされたマイナーチェンジ版「サーカスTC DX+」が登場します。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: tent-Mark DESIGNS
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サーカスTC DXは2022年5月入荷分を最後に生産終了
先日テンマクデザインは、サーカスシリーズの原点であるサーカスTCの生産終了を発表し、派生モデルとして「サーカスTC コンフォートソロ」を2022年4月下旬に発売すると発表しました。
サーカスTCの生産終了は、サーカスTC DXに生産キャパシティを集中させるためということでしたが、2022年はあと2回の入荷予定があり、5月入荷分で生産を終了するようです。
2022年5月以降はマイナーチェンジ版「サーカスTC DX+」を販売
サーカスTC DXがなくなってしまうのかと驚きましたが、マイナーチェンジ版の「サーカスTC DX+」が今後登場し、こちらに入れ替えるようです。マイナーチェンジによる仕様変更はファスナーのみで、他の仕様は変わらず、フロントフラップ等のオプションもそのまま使えます。また、販売価格が3,520円値上げとなります。
製品名 | サーカスTC DX | サーカスTC DX+ |
---|---|---|
販売価格(税込) | 43,780円 | 47,300円 (+3,520円) |
ファスナー | ダブルファスナー | 大型10番コイルファスナー トリプルファスナー |
ファスナーは現状の仕様でも十分丈夫で私は使っていて困難を感じませんが、より大型ものに強化され、薪ストーブの煙突などをインストールしやすいトリプルファスナーへ変更されます。
年間の入荷スケジュールも公開されており、サンドの方は4月以降9月を除きほぼ毎月下旬に入荷があるようです。現状も品薄状態が続いていますが、何度か購入チャンスはありそうです。
マイナーチェンジの背景は原価高騰か?
ファスナーの仕様変更原価が3,520円もかかるとは思えないので、今回のマイナーチェンジはキャンプ業界全体で発生している原価高騰によるものでしょう。各メーカーは単純値上げを発表しているところが多いなか、テンマクデザインは一律多数商品の値上げをすることを発表していません。
値上げせずこのままの価格での販売が本当は苦しいところを、仕様変更と合わせて消費者に歩み寄ったというのが今回のマイナーチェンジの背景ではないかと推察します。
まとめ
入荷の度に瞬く間に完売してしまうサーカスTCシリーズですが、TC DXがラインナップからなくなることなく、しばらく販売は続きそうです。ただし今回のサーカスTC DX+のように、他の製品サイクルの長いサーカスシリーズ(BIGやSTなど)もプラスがついてマイナーチェンジする可能性もあります。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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