WORKMAN(ワークマン)の2022年秋冬新商品として登場が予告されていた「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」ですが、度重なる販売延期アナウンスの末、2023年8月7日に突如発売自体が中止されることになりました。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: WORKMAN
一転して2024年4月に販売されることがアナウンスされました
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2022年秋冬新商品「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」
スクエア真空ハイブリッドコンテナは、元々ワークマンの2022年秋冬新商品として登場が予告されていた商品でした。
大ヒットした真空ハイブリッドコンテナを直方体型にし、デッドスペースが生まれにくい構造にしたことで使い勝手が向上するだろうという期待のもと、多くのユーザーが発売を待ち望んでいました。
度重なる発売延期アナウンス
そんな待望の新商品であった「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」ですが、ユーザーの期待とは裏腹に、これまで2度発売延期のアナウンスが行われました。
2022年10月Webページ初掲載時点: 2022年11月下旬〜12月上旬発売予定
2022年の10月にワークマンオンラインストアで初めて「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の商品ページが掲載されます。スクリーンショットは残しておりませんが、この時点では「2022年11月下旬〜12月上旬発売予定」という記載がありました。
2023年1月25日のアナウンス: 2023年1月下旬~2月上旬発売予定
入荷お知らせメールを登録したユーザー宛に、2023年1月25日に以下のようなメールが配信されます。この時には発売予定日が「2023年1月下旬~2月上旬発売予定」という記載があり、遅れが発生しているという説明がなされました。
2023年6月28日のアナウンス: 2023年度中の発売は不可能
その後約5ヶ月経過後の2023年6月28日に、今夏の販売は難しく、本年度中にも間に合わない旨の説明がアナウンスされました。
2023年8月7日のアナウンス: 発売中止
2023年8月7日、突如「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の発売自体を中止することがアナウンスされました。
突如発売中止に… その理由は?
「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の発売中止理由
「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の商品ページ場では、発売中止の理由は「諸般の事情」ということしか記載されていません。
しかしながら過去の発売延期アナウンスを行うメールの中では、微妙に文面を変えながらその理由が記載されています。
- 2023年1月25日: 生産、出荷工程に遅れが生じている
- 2023年6月28日: 生産工程上での遅れが解消されていない
- 2023年8月7日: 想定外の問題が発生し、生産を進めることが困難
推察される真相
どんな問題があって発売を中止することになったのか、これ以上の説明はワークマンからはありませんし、おそらく今後も詳細な情報が出てくることはないでしょう。
しかしながら、「発売をさらに延期する」「販売価格を値上げして発売する」という選択肢ではなく、「発売中止」という決断をしたということは、「時間やお金の問題ではなく、物理的につくることができない」という事情である可能性が極めて高いと推察されます。
真空二重構造の保冷ボトルは各社からも既に発売されていますが、そのいずれもが円柱構造となっており、「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」のようなスクエア型の真空ボトルはオンラインで検索する限りでは見当たりません。「展示会用のモックアップは作れたが、製品用に保冷力を維持した状態でスクエア形状のコンテナは物理的に量産できなかった」という事案だと推察します。
代わりの保冷コンテナはどれを買えばいい?
この夏のキャンプで氷を持っていくために「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」の発売を待ち望んでいた方はどうしたらいいでしょうか。代替品となりえる商品をご紹介します。
ワークマン 真空ハイブリッドコンテナL
ワークマン自身が代替品として推奨しているのが「真空ハイブリッドコンテナL」です。スクエア形状ではなく円柱形状ですが、価格も手頃で保冷力があります。
アイスフローフリップストロー真空ジャグ 1.9L
真空二重構造のマグやボトルが人気のスタンレーが販売しているアイスフローフリップストロー真空ジャグ 1.9Lです。ストロー付きで中身の飲み物をそのまま飲める他、間口が広く氷用としても使いやすいのが特長です。
フィールドア ノーザンクーラーアイスボトル
ノーザンクーラーアイスボトルは3.8Lの大容量保冷ボトルです。市販のロックアイス約2kgをそのまま入れることができます。
まとめ
たくさんのユーザーが待ち望んでいた「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」が残念ながら発売中止になりました。製造の過程では我々一般消費者が知る由もないトラブルが発生していたものと思われます。本製品に関しては非常に残念ですが、今後もワークマンには意欲的な新商品開発を続けていただきたいです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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