キャンプグッズ沼の深さは一般的には25万円くらいらしい

これからキャンプを始める人のための最新意識調査 メディア
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auコマース&ライフがキャンプを自分で計画・実行したことがある全国20代~60代の男女1,000人を対象行った「これからキャンプを始める人のための最新意識調査」によると、キャンプへの累計投資平均額は約25万円ということでした。調査の詳細をレビューします。

アイキャッチ画像出典: auコマース&ライフ

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キャンプグッズ沼とは?

最初はそれほど深いこだわりがなく始めてみたものの、一歩足を踏み入れてしまうとずるずると関連商品を購入する羽目になってしまい抜けられなくなってしまう現象を◯◯沼と称されることがあります。

キャンプグッズ沼

その奥深さや購入金額の高さ、抜けられなさ具合からカメラのレンズに対して使われる「レンズ沼」という呼称が一般には一番知られているかと思います。

キャンプグッズも以下の特性からかなりの沼感があり、一般用語としては定着していませんが、「キャンプグッズ沼」にハマっている方も多いのではないかと思います。

  • キャンプに行く度に快適性を求めて新しいグッズが欲しくなる
  • キャンプ場に行くと他人が使っているグッズが気になって購買意欲がそそられる
  • 一通りグッズを揃え終えると、今度は統一感や軽量性を追求し出して買い替えサイクルにハマる

世の中の人たちはキャンプグッズにいくらお金を使っている?

auコマース&ライフが実施した「これからキャンプを始める人のための最新意識調査」では、キャンプに対するお金の使い方などについて調査結果がまとめられているため、いくつか抜粋してその内容を見ていきましょう。

調査対象者

今回の調査概要は以下となっています。

製品仕様詳細
調査期間:2021年6月3日~4日
調査テーマ:「キャンプ実施者意識調査」
調査対象者:全国20~60代男女1,000人
スクリーニング要件: キャンプを自分で計画・実行したことがある
調査方法:インターネット調査

今回の調査は、主体的に自分でキャンプに行く計画をして実際に行った人が対象となっています。友達について行っただけという人は対象になっていません。ただし、15年前に1回行っただけというような人の回答もこれだと含まれてしまうので、せめて「直近5年で1回以上はキャンプに行っている」というような条件をつければより実態に近い調査結果が出たのではないかと思います。

実際にキャンプ歴を問う設問では約3割が10年以上と、ベテラン勢が多く出ています。

キャンプグッズの累計投資額は約25万円

キャンプグッズの累計投資額を聴取している設問もあり、平均額は約25万円という調査結果となっています。(Qにはキャンプへの累計投資額と書いてあって、これではキャンプ場利用料も含まれているように見えて紛らわしいですが、おそらくグッズのみで特定して聴取していると思われます。)

キャンプ累計実施回数と、平均累計投資額のクロス集計も合わせて発表されており、以下のようになっています。

キャンプ累計実施回数平均累計投資額
〜3回94,837円
〜10回167,463円
〜30回295,053円
31回〜500,510円
全体251,014円

みなさんのキャンプ実施回数と、使ったお金の総額と比べてどうでしょうか?一般的な平均値とどれくらい差があるのかぜひ比べてみてください。

趣味としての25万円は高いのか、安いのか?

これからキャンプを始めようと思っている方の中には、「25万円もかかるようなものだと思っていなかった…」という方もいらっしゃるかもしれません。この調査結果の25万円というのは高いのでしょうか、安いのでしょうか。

そもそも25万円もかけず安く済ませる方法はたくさんある

一般的な投資額の平均値は25万円ですが、キャンプの場合安く済ませようと思えばファミリーキャンプであってもグッズの選び方次第で安く済ませることは可能です。

  • キャンプ専用グッズを買わずに自宅にあるものを流用する
  • 100円ショップのグッズをうまく活用する
  • ホームセンターのグッズなどでDIYにチャレンジする

などの方法で投資額を抑えながらキャンプを楽しんでいらっしゃる方もたくさんいるでしょう。(とはいえ、テントはいいものを買ったほうがいいので、ファミリーの場合5〜10万円は最低限かけたいとことです。)

グッズ投資によって節約できる費用がある

キャンプグッズへの累計投資に25万円はかかるかもしれませんが、家族旅行をホテル泊からキャンプ泊に置き換えられるため、宿泊費を大きく節約できます。

例えば、4人家族でリゾートホテルなど、15,000円/人泊かかる宿に宿泊すると、合計6万円の出費になりますが、キャンプ場ではハイシーズンでも7,000円/区画程度(安いところはもっと安い)なので、1泊の旅行で5万円強の差が出ます。5回の家族旅行をキャンプに置き換えることで、グッズへの投資額は回収できる計算になります。

キャンプで得られる体験はそもそもプライスレス

だんだんと情緒的な説明になってきましたが、最終的にはキャンプで得られる体験はプライスレス(値段では価値のつけられない貴重なもの)なので25万円が高いか安いかは人によりますが、それだけお金をかける人がいる=それ以上の価値をキャンプで体験している人がいるということかと思います。

まとめ

私は既に数百万円費やしている沼民なので非常にバイアスのかかった意見を書いています。これからキャンプを始められる方は不安も多いかと思いますが、安心して沼への一歩を踏み出してください。

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