2020年9月にサーカスTC DXの拡張オプションとして発表されたフロントフラップ。発表から1ヶ月弱で実際の販売が開始されました。カラーやモデルによっては既に在庫分が完売しているものもあり、購入を迷われている方は急いだほうがよさそうです。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像: テンマクデザインWebサイトより
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フロントフラップ詳細
フロントフラップとは、サーカスTC DXの専用オプション品です。サーカスTC DXの特徴でもある入口部分を覆うことができ、単なる入り口、前室だった部分を居住空間にすることができます。
フロントフラップ(通常版)
本体の素材はサーカスTC DX同様ポリコットンです。フロントフラップ(通常版)は入口部分全体を覆う構造になっています。
フラップは真ん中のポールを中心に左右どちらか一方、または両方をまとめて畳むことができるようになっています。
左右両方を畳んだ場合は真ん中のポールに生地がまとまります。
窓付きフロントフラップ
窓付きフロントフラップはフラップ部分がポリエステルメッシュになっており、その内側にポリコットン素材のウォールがある構造になっています。夏場の利用を想定して風や光を通せるようになっている点が通常版との違いです。
窓付きフロントフラップは通常版とは異なり、観音開き構造で、ファスナーでフラップを左右に開く構造になっています。
左右両面を開いた際には、真ん中のポールではなく左右に生地がまとまる形になります。
フロントフラップの注意点
フロントフラップは、サーカスTC DX設計時に開発されたものではないので、ファスナー等で本体と連結する構造になっていません。入り口のポールと、左右の入口部分の頂点(下図A)、パネル中央部(下図B)の5点でホールドすることになります。
つまり、強風、豪雨などの際には隙間風、雨水の入り込みなどが発生するリスクがあります。そんなにハードな環境でこれを張るシチュエーションは限定的だと思いますが、購入する場合は念頭に置いておきましょう。
各商品の在庫状況
2020年10月6日の記事執筆時点の在庫状況ですが、サンドカラーのフロントフラップ、窓付きフロントフラップ共にWILD-1楽天市場店では売切となっています。Amazonの方も在庫は流動的なので、近いうちに売切になるかもしれません。
フロントフラップ(通常版) | 窓付きフロントフラップ | |
サンド | Amazon: 在庫あり 楽天: 売切 WILD-1: 販売中 | Amazon: 在庫あり 楽天: 売切 WILD-1: 販売中 |
ダックグリーン | Amazon: 取り扱いなし 楽天: 在庫あり WILD-1: 販売中 | Amazon: 在庫あり 楽天: 在庫あり WILD-1: 販売中 |
ソルム (限定モデル) | 販売予定なし? | 11月上旬販売予定 |
HUNTER (限定モデル) | 販売予定なし | 11月中旬販売予定 |
×TINY GARDEN EKAL (限定モデル) | 販売予定なし | 11月中旬販売予定 |
また、前回の記事では、限定モデルの方はフロントフラップが出ないのではないか?という心配をしていましたが、公式ページ上でいずれのモデルも窓付きフロントフラップは販売されることがアナウンスされています。限定モデルでフロントフラップを使いたいと思っていた方は安心して限定モデルをご購入ください。
まとめ
正直このフロントフラップが発表された時は、あまり売れないのではないかと思っていました。サーカスTCは構造がシンプルで設営しやすいのが魅力で、こういったやりすぎ感のある後付オプションはメリットを打ち消してしまうのではないかと感じました。それがチャネルによっては売切が起きているということは、ユーザーニーズをしっかり捉えていたということでしょう。記事を書いていて私も購入意欲が増したので、窓なしの方のフロントフラップを買いました。