夏キャンプの必需品と言えば虫対策のできる蚊取り線香や森林香などです。蚊取り線香や森林香を使う上で考える必要があるのが、それらを固定するホルダーの選定です。様々な製品を使い、シンプルなクロックヘッドの蚊取り線香ホルダーが良いのでは?という結論に達しました。詳細をレビューします。
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蚊取り線香ホルダーの課題感
夏にキャンプを楽しまれる方、特に林間サイトに行かれる方が多い方は蚊取り線香や森林香は必需品なので、使っている方がほとんどかと思われます。線香自体に簡易的なホルダーがついているものの、決して使い勝手が良いわけではなく、専用のホルダーを使う方も多いでしょう。
蚊取り線香ホルダーを使う上でいくつか課題があると感じています。
課題1: 蚊取り線香を使うのは1年のうち限られた期間
蚊取り線香や森林香を使うのは特に夏シーズン、どの場所でキャンプするかにもよりますが、せいぜい6〜9月の期間のみとなります。虫が多くわかないこれ以外のシーズンでは、蚊取り線香ホルダーはキャンプに持っていく必要すらなくなるアイテムとなります。
そのため、おしゃれで高価なものや、保管スペースを多く取るような大きなものは買いづらいと感じます。
課題2: ファミリーの場合3〜4個は必要
ソロキャンプの場合は別ですが、ファミリーキャンプの場合、蚊取り線香ホルダーは1つだけでは足りず、四方を虫除けできるよう3〜4個使う方が多いでしょう。
以前は携帯防虫器をタープの四隅に吊るして使っていましたが、これを4つ持ち運ぶとそれなりに収納スペースを取ります。
課題3: ヤニ取りが苦痛でしかない
蚊取り線香や森林香はどうしても燃焼の過程でヤニが出てしまいます。こびりついたヤニは洗浄するのも一苦労で、ニオイもいい匂いとは言い難くお手入れは苦痛です。夏が終わり手入れを忘れて次の夏まで放置したりすると落ちにくくなります。
クロックヘッド 蚊取り線香ホルダーの特徴
このような課題を受け、シンプルな蚊取り線香ホルダーを探し、クロックヘッド 蚊取り線香ホルダーにいきつきました。主な特徴を見ていきます。
シンプルな構造の蚊取り線香ホルダー
クロックヘッド 蚊取り線香ホルダーは素材の調達から製造まですべてオーストラリア製の蚊取り線香ホルダーです。私が購入したタイミングではシルバーカラーでしたが、記事執筆時時点ではブルーカラーが販売されています。
見た目の通りシンプルな構造のホルダーで、ワイヤーを開いて蚊取り線香を挟んで固定する構造になっています。(シルバーだと視認性が低いのでブルーカラーの方が使いやすそうですね)
本体サイズは7cm x 6.2cm x 3.5cmと非常にコンパクトです。2個セットで販売されていますが、4個あってもかさばらない点が非常に良いです。
吊り下げにも対応できる
カラビナがあればホルダーのスタンド部分に取り付けて吊り下げて使うことができます。地面に置いて使うと蹴飛ばしてしまいがちなので、ガイロープやランタンフックに吊り下げて使うと便利でしょう。
灰受けがないのがメリットでありデメリットでもある
本製品はクリップ型スタンドの形状なので、見ての通り灰受けがありません。真下に何か物があると灰で汚れるため、設置場所の制約が灰受けのある蚊取り線香ホルダーと比べてあります。
一方で、ヤニがつかず手入れが不要という非常に大きなメリットがあります。正確には蚊取り線香を挟み込む部分に少々ヤニがつくものの、ウェットティッシュなどで軽く拭き取れるレベル感です。
販売価格(2個セット): 1,800円(税込)
※記事執筆時時点Amazon販売価格
製品仕様詳細
・2個入りパッケージ(日本語説明書付)
・サイズ(1個あたり): 7cm x 6.2cm x 3.5cm
・重量(1個あたり): 約30g
・素材: ステンレススチール
まとめ
円安の影響なのか、クロックヘッドの蚊取り線香ホルダーの販売価格も以前と比べて値上がりしています。夏にキャンプをする方には蚊取り線香ホルダーは必需品だと思いますので、使いやすいアイテムを探してみてください。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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