2022年初頭に、静岡県富士宮市に星空が見える富士山の麓のキャンプ場「GRAN REGALO ASAGIRI(グランレガロあさぎり)」が新たにオープンします。キャンプレビューでは、オープンまでの様子を特別連載という形で密着取材させていただくことになりました。連載第18弾は、ドームテントの輸入についてご紹介します。
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本格的なFDomes社のドームテント
前回の連載記事でご紹介させていただいた通り、グランレガロあさぎりのウッドデッキサイトでは、本格的なドームテントに泊まることができます。
こちらのドームテントですが、ポーランドのFDomes社のドームテントを輸入しています。今回の連載では、このドームテントのことをもっと知っていただくため、日本の正規輸入代理店であるHISANAGA様へのインタビューをご紹介します。
FDomesの日本輸入正規代理店 株式会社HISANAGA様へインタビュー
FDomesの日本における正規輸入代理店の株式会社HISANAGA 代表取締役 久永昌一郎様(写真左)と、辻 クリストフ潤様(写真右)にお話を伺いました。
フランスのヴィンテージ家具の輸入販売が生業
ーー株式会社HISANAGAはどんな会社で、どのような事業を行っているのですか。
久永様: フランスのヴィンテージ建築資材や家具の輸入を行っています。その流れで海外(特にヨーロッパ)から物を仕入れたいと思いながらも自社ではできない会社に代わって輸入を行う輸入代行事業も行っています。FDomesの正規輸入代理店になることになったのも、この輸入代行がきっかけでした。
ーーNO・A・SO・BIからコンタクトがあり、グランレガロあさぎりでドームテントを使いたいという話があった時にはどのような印象を受けましたか。
久永様: はい、弊社も静岡にありますので、同じ県内に施設を作っていただけるという事でスタッフ一同盛り上がりました。
辻様: 荒瀬さんのお話から、グランレガロあさぎりに対する熱意がひしひしと伝わってきたことを覚えています。キャンプ場を作って地元を盛り上げる、その一旦をFDomesが担えることをとても嬉しく思いました。
ーー海外から物を輸入するビジネスは大変なことも多いかと思います。ご苦労されたエピソードは何かありますか。
久永様: ドームテントを満載したコンテナはポーランドを出発してから船に積み込まれ、地中海を横断し、スエズ運河を抜けてインド洋を北東に向けて走ります。その後シンガポールで日本行きに乗り換えて清水港で荷下ろしという長旅で、通常は製作に約2ヶ月、船旅が約2ヶ月です。
しかし、海上輸送は、船が無事に港に入るまでは気を抜けません。今回のグランレガロあさぎり様分のコンテナは、あのスエズ運河の座礁事故というめったにないアクシデントの影響をうけてしまいました。何とか納期に間に合わせることが出来たので胸を撫でおろしております。
FDomesのポーランド本社に赴き、輸入代理店になることをその場で決断
ーーFDomesのドームテントの輸入代理店になったきっかけを教えてください。
久永様: 輸入代行のビジネスを行っている中で、京都の会社からFDomesの輸入代行をして欲しいという話がありました。弊社倉庫のあるフランスではなく、ポーランドからの輸入ということで一度はお断りしようと思いましたが、念のためコンタクトを取ってみることに。すると非常に対応も良く、最先端の製品を開発しているなという印象を受けたため、日本への輸出に向けて商談をすることになりました。
実際にポーランドまで行き、FDomes社を訪れた際に信頼できる相手だと確信できたため、その場で日本での輸入代理店となることを決断したのです。
ーーFDomesはどんな会社なのですか。
辻様: 元々はイベントや展示会用の大型ジオテックドームテントの開発を行っていた会社でしたが、12年前(2009年頃)からグランピングのトレンドに合わせ、宿泊用のドームテントを考案し開発・製造・販売を行っている会社です。
久永様: しっかりした自社工場を持っていて、高い品質の製品を作っています。元々ポーランドはドイツから生産委託を請け負って製品開発をしてきたという歴史もあり、ドイツの厳しい生産管理水準をクリアしてきたため、ポーランドの生産品質は世界中で評価されています。
FDomesのドームテントは高品質で宿泊体験は最高のものに
ーードームテントの輸入代行業を始めるに当たり、他の会社と比較されたりはしましたか。
久永様: 比較はしませんでした。「完全自社製作でドームテントを世界中に輸出している会社である」ということ、現地工場を訪れてそのデザイン性の高さや品質を確認できたことが大きかったです。
世界中の多くの企業が、やはり値段ではなく品質でFDomes社を選んでいることも後押しになりました。中国製などの安いドームテントは他にもありますが、同業他社が乱立する中では、結果的にやはり品質重視で進んで良かったと思っています。
ーーFDomesはどんなドームテントなのでしょうか。特徴を何点か教えてください。
辻様: 大きな特徴はジオデシック構造なこと。人が心地よいと感じる黄金比と高い強度を誇っています。また、外から見ても中から見ても飛び出している箇所がなく、構造上風に強いため安全です。その安全性の高さから、世界55ヶ国で導入されており、海沿いや極寒地などでも設置されていたりします。自然を身近に感じる「テント」でありながらも、大きな窓から外の景色を楽しめるのでグランピングに最適です。
ドームテント内の快適性も特徴です。断熱材が内側にしっかり入っているため機密性に優れています。ドームにあった冷暖房器具を導入いただければ日本全国どこでも快適にお過ごしいただけます。
ーーコテージやキャビンなどと比べて、ドームテントの良いところは何かありますか。
辻様: ドームテント内の居住性の高さには、泊まられる方はみなさま驚かれます。グランレガロあさぎり様で泊まれるドームテントに関しては、天井高が一番高いところで4m以上になるため、圧迫感はまったくなく、開放的に過ごしていただけます。非日常感のある宿泊体験を味わえるところが好評で、特に女性から多くの支持をいただいています。
また、コテージやキャビンに比べ、初期投資額が少なくて済むところ、許可申請関連の手続きが比較的楽なところは、グランピング事業社様にとって大きなメリットだと思います。
ーー東日本でFDomes社のドームテントに泊まれる施設はグランレガロあさぎりが初*ということですが、今後NO・A・SO・BIに対して期待されていることなどはありますか。
久永様: はい、富士山の麓という魅力的な場所に作られた施設な上、グランピングの最先端を体現されていると思います。プライバシー重視の充分なスペース、スロープをつかっての自由な空間、ワーキングなど多目的に利用出来る管理棟など考えぬかれた設計は素晴らしいと思います。次期構想も大いに期待しております。
(※2022年1月時点当社調べ)
FDOMEで感じていただきたい極上の宿泊体験
グランレガロあさぎりのウッドデッキサイトでは、FDOMEのドームテントに宿泊いただける点が一番の売りです。これまでのコテージやキャビンとは全く異なる極上の宿泊体験を味わえます。
ウッドデッキサイト完成後に改めてドームテントの内装などについてご紹介する予定ですので、ご期待ください!
お問い合わせ
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次回予告
次回の連載内容は未定です。
※次回の連載時期は未定です。