【全力解説】スノーピークシェルターの選び方、特徴、テントとの組合せ例

スノーピークのシェルターの選び方 キャンプグッズ
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snow peak(スノーピーク)にはテントだけでなく、シェルターというラインナップもあります。テントを買わなくても、シェルター+インナーテントで寝室とリビングスペースを確保できますし、既にテントを持っている場合、シェルターと組合せて使うこともできます。シェルターの選び方、特徴をまとめます。

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テント、シェルターのご購入を検討中の方はこちら。

スノーピークのシェルターとは?

寝室に特化したテントとは違い、リビングスペースにも使えるのがシェルターです。

ランドロック

ただし、シェルター単体では寝室としては使いにくいです。(夏などにシェルターのみで寝られている方もいるにはいますが)
そのため、寝室スペースを確保するには以下いずれかを選択する必要があります。

インナーテント(インナールーム)を合わせて購入する

インナーテント(インナールーム)を購入すれば、その部分を寝室として、それ以外のスペースをリビングスペースとして使い分けやすくなります。

インナールーム

テントとドッキングする

スノーピークのシェルターの大きな特徴はこのドッキングです。テントとシェルターを接続することができます。

スノーピークのシェルターとテントのドッキング

【図解】スノーピークのシェルターラインナップ全容

テントと同じように、縦軸に価格、横軸に製品ラインをマッピングするとこうなります。

スノーピークシェルターラインナップ

※2020年8月時点で公式サイトに掲載されているシェルターで、基本ラインナップに絞ってまとめています。

冒頭でお伝えした通り、シェルター単体では寝室として使いづらいため、インナーテント(インナールーム)もしくは、ドッキング可能なテントを合わせて購入した場合の全容がこちらになります。

スノーピークシェルター+テントラインナップ

※スペースの都合で一部商品が入れ込めませんでした。
※グラウンドシート等のオプション品の費用は含んでいません。
※テントとシェルターの組合せはもっとたくさんありますが、代表的に公式サイトで紹介されていた組合せを中心にピックアップしています。(ドッキング時の色合いを考慮し同ラインでの組合せのみとしています)

こう見ると、シェルター+インナーテント、シェルター+テントとのドッキングは価格帯がぐっと上がりますね…。その価格に見合った快適な空間は構築できると思います。

スノーピークのシェルターの選び方

基本的にはテントと選び方の手順は変わりませんが、既にテントを持っているかどうかが手順に加わります。

1. 利用する人数を決める

シェルターを使う時点で少人数での利用ケースは少ないです。よってテントほど細かく利用人数により選択できる商品にそれほどばらつきは出ません。

例えば、4人家族での利用で大きすぎないシェルターに絞ると、対象は9製品となります。

スノーピークシェルター4人家族

2. テントとドッキング or シェルター+インナーを選択

次に、テントとドッキングして使うのか、シェルターとインナーを組合せて使うのかを決めます。それぞれのメリット、デメリットを整理すると以下のようになります。

テントとドッキングシェルター+インナー
メリット・シーズンごとに、テント+タープ or
テント+シェルターというように使い分けられる。
・既にテントを持っている場合は、
シェルター分だけ買い足せばOK。
・設営が比較的簡単。
・組合せによってはテント+シェルターより
費用が抑えられる。
デメリット・設営が大変。
・既にテントを持っている場合、
購入できるシェルターがある程度絞られてしまう。
・タープも別で張ろうとすると
狭い区画では難しい。
・テントだけ買い換えるということが
できない。

何度かキャンプに行かれていて慣れている方はこのあたりの感覚がご自身でも掴めていると思いますが、これからキャンプを始める方は今後のご自身のキャンプスタイルがどうなるか予想は難しいかと思います。この時点で絞りきれない場合は、予算やスペックとの兼ね合いで決めてもよいと思います。

今回は、テントとドッキングせず、シェルター+インナーで絞り込んだ例で解説を進めます。対象は6商品となります。

スノーピークシェルター+インナー

3. 製品ライン、モデルの違いを理解して候補を選ぶ

シェルターはテントよりも製品ラインの区分が複雑です。ライン4種に対し、形状により4モデルあります。

スノーピークシェルターモデル

ラインの選択から入るよりも、形状から選んだ方が選びやすいと思います。それぞれの想定ターゲットは以下です。

モデルこんな方向け
エルフィールド・とにかく安い製品から購入したい。
・テントを持っていない、将来的にドッキングの予定もない。
リビングシェル・既にスノーピークのテントを持っていて、ドッキングしたい。
・将来的テントをドッキングできる拡張性が欲しい。
ランドロック・広い居住空間を確保したい。
・テントとのドッキングの予定はない。
・コストパフォーマンスを重視したい。
スピアヘッド・人とは被りたくない、個性を出したい。
・広い居住空間を確保したい。

今回は、「予算にある程度余裕があるがコストパフォーマンスを重視したい、広い居住空間が欲しい、将来的にテントとドッキングの予定はない。」というケースで絞ります。

その場合、ランドロックの2製品に絞り込まれます。

4. 予算と相談しながら欲しい一品を決める

最後に絞り込んだ製品のスペックと価格を天秤にかけて吟味します。ランドロック、ランドロックアイボリーの詳細比較は以下となります。

製品名ランドロックランドロックアイボリー
ラインスタンダードアイボリー
価格
(税別)
159,000円169,000円
定員6名6名
サイズ625×405×205cm625×405×205cm
重量22kg24.5kg
本体
150Dポリエステルオックス
耐水圧3,000mm
150Dポリエステルオックス
耐水圧1,800mm
ルーフUVカット加工
テフロン撥水加工
150Dポリエステルオックス
耐水圧1,800mm
UVカット加工
テフロン撥水加工
フレームA6061(φ19mm)A6061(φ19mm)
インナールーム
(ウォール)
68Dポリエステルタフタ68Dポリエステルタフタ
インナールーム
(ボトム)
210Dポリエステルオックス
耐水圧1,800mm
210Dポリエステルオックス
耐水圧1,800mm
ルーフシートなし75Dポリエステルタフタ
耐水圧1,800mm
UVカット加工
テフロン撥水加工

スペック面だけ見るとランドロックの方が良いのですが、これはアイボリーの生地の都合で遮光性や耐水性を高められないため、ルーフシートが付属しているということだと思われます。

価格差もそれほど多くないため、見た目のデザインでどちらを買うかということになります。

まとめ

テント単体購入よりもシェルター購入の方が複雑で難易度が高いですが、リビングシェルターがあると日差しの強い夏のキャンプでも快適に過ごせますし、冬の寒いキャンプでも自由度が上がりますので、ぜひシェルターの購入も検討してみてください。
夏しかキャンプしないけどシェルターは嫌だ!という方は、テント+タープという選択肢もありますので、次回はタープの選び方についてまとめようと思います。

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