SABBATICAL(サバティカル)の2023年新商品として登場が予告されていた同ブランド初のドーム型テント「SUBALPINE DOME(サバルパインドーム)」が2023年9月上旬から発売されます。少ないフレーム本数で構造のシンプルさと軽量化を実現した、大型のドームテントです。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: SABBATICAL
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サバルパインドームの特徴
サバルパインドームの主な特徴を見ていきます。
8本のフレームで構成される大型ドームテント
サバルパインドームは、サバティカル初となる大型ドームテントです。底面は六角形になっており最長部の長さは540cm、高さは230cmあるため大人数でもゆったり過ごせます。
トップフレーム2本で頂点から三方にフレームを張り、各端点にA型フレームを合計3本組み立て、横方向の剛性を強化するサイドフレームを3本セットすることで組み立てることができる構造です。ドームテントに求められる耐風性を高く保ちつつ、少ないフレーム本数で構造のシンプルさと軽量化を実現しています。
フライシートはポリエステル素材が採用されています。表面はフッ素加工で撥水性を持たせ、裏面にポリウレタン(PU)を加工する事で、防水素材となっています。
収納用のキャリーバッグも付属し、収納サイズはL82 × W42 × H31cmとなります。本体もポールもまとめて1つのキャリーバッグに入れることも可能ですが、重量のあるポールの収納袋は単体で運搬が可能なキャリーバッグ仕様の為、本体と分けて運搬が可能です。
18枚のメッシュパネルと3枚のベンチレーション
テントの側面にはフレームを境にして全部で18枚のメッシュパネルが搭載されており、夏場でも通気性を確保できます。このうち6パネルは開放してフルオープンにすることが可能です。
天井部には大きなベンチレーションが3枚搭載されており、上方向の通気性も確保できます。
ベンチレーションのジッパーはダブルジッパー仕様で、好きな位置で開口が可能です。
ルーフシートも付属します。ルーフシートがあることで、雨天時もベンチレーションの開口が可能となり、室内の換気が可能です。
リビングシートが付属、フロアマット・グランドシートは別売り
台形型のリビングシートも付属します。テントの底面が六角形なのに対し、リビングシートが台形なので靴などを置いておける土間スペースを確保することができます。
リビングシートはフチ部分を立ち上げられるようになっており、土や砂利などの侵入を防ぐことができます。
別売りでフロアマットも用意されます。リビングシート専用設計となっており、クッション性があるためインナーテント内が快適になります。2分割になり、使用状況によりハーフサイズでも使用可能です。
汚れや傷、湿気からフロア生地を守る、専用設計グランドシートも別売りで用意されます。
販売価格: 198,000円(税込)
発売日(サバルパインドーム): 2023年9月上旬
発売日(フロアマット、グランドシート): 2023年9月中
製品仕様詳細
本体×1 | ルーフ部:210Dポリエステルオックス 遮光PU加工(耐水圧3,000mm)・撥水加工・UV加工 |
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ウォール部 | 75Dポリエステルオックス PU加工(耐水圧1,800mm)・撥水加工・UV加工 |
ルーフシート×1 | 210Dポリエステルオックス PU加工(耐水圧1,800mm)・撥水加工・UV加工 |
フレーム一式 | Aフレーム:A6061 φ19mm、ルーフフレーム:A6061 φ17.5mm、サイドフレーム:A6061 φ17.5mm |
リビングシート×1 | 210Dポリエステルオックス PU加工(耐水圧1,800mm)・撥水加工 |
キャリーバッグ、ポールケース、ペグロープケース × 各1 | 210Dポリエステルオックス |
ペグ×15 | スチール 20cm |
3mロープ×6 | ポリプロピレン・φ4mm |
リング付3mロープ×3 | ポリプロピレン・φ4mm |
素材 | ポリエステル |
重量 | 総重量23.8kg(ポール10.3kg、ペグ820g) |
収納サイズ | L82 × W42 × H31cm |
まとめ
2023年は数多くの大型ドームシェルターが発売されており、人気が高まっています。サバティカルとしても初のドームテントということで、組立てやすさと耐風性を両立させた使いやすいテントとなっています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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