10月になってさらに気温が下がってきました。これ以降の時期になるとキャンプ場では夜はさらに冷え込むことに。石油ストーブ等暖房器具を用意していっても、就寝時にはつけっぱなしは危険です。そこで、ぜひ準備しておきたいのが湯たんぽです。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: マルカ
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文明が発達した現代では一般家庭において湯たんぽの利用機会はほとんどなくなりましたが、キャンプでは意外と大活躍する暖房アイテムです。
湯たんぽのメリット
・(利用中は)電気も燃料も使わない暖房器具
・一酸化炭素中毒の心配がない
・水しか使わないため経済的
・就寝中に安全に使える
湯たんぽの選び方
様々な湯たんぽが各メーカーから販売されていますが、選び方として重要なポイントは、素材と容量の2点です。それぞれ詳細を見ていきましょう。
湯たんぽの素材の違い
トタン・ブリキ、純銅、ゴム、プラスチックなどが主な湯たんぽの素材です。(陶器製の湯たんぽもありますが、壊れやすくアウトドア向きではないので今回は省略します。)各素材の特徴は以下のとおりです。
素材 | トタン・ブリキ | 純銅 | ゴム | プラスチック |
価格 | ◯ 手頃 | △ 高め | ◯ 手頃 | ◎ 安い |
保温性 | ◯ そこそこ | ◎ 熱伝導率高 | △ 冷めやすい | △ 冷めやすい |
重量 | △ 重い | △ 重い | ◯ 軽い | ◯ 軽い |
耐久性 | ◯ 丈夫 | ◎ 極めて丈夫 | △ 劣化する | △ 変形しやすい |
火傷リスク | △ 要注意 | △ 要注意 | ◎ 低い | ◎ 低い |
湯たんぽの容量の違い
湯たんぽは製品にもよりますが、容量としては小型のもので500ml、大型のものだと3.5l程のサイズのものまであります。
朝まで暖かさをキープできるよう、持ち運びに支障がない場合は大型の2.5lクラス以上のものを購入されることをオススメします。
トタン、ブリキ製のオススメ湯たんぽ
マルカ 湯たんぽA2.5L袋付
湯たんぽメーカーの老舗マルカの湯たんぽです。湯たんぽをそのまま直火にかけることができるため、いちいちお湯を沸かして湯たんぽに熱湯を注ぐという作業が不要になります。直火にかけても湯たんぽ本体が変形しないよう、変形防止の支柱が湯たんぽ内に入っています。
純銅製のオススメ湯たんぽ
マルカ 純銅湯たんぽ2.2L袋付
価格はブリキの5倍ほどしますが、純銅の湯たんぽです。ブリキ5個分の保温力があるかというときっとないでしょうが、銅の輝きはやはり他素材と一線を画す高級感があります。
ゴム製のオススメ湯たんぽ
クロッツ やわらか湯たんぽ たまご型タイプ
ゴム製といいつつも、クロッツの湯たんぽはウェットスーツ素材です。ウエットスーツ素材は極端に熱いものや冷たいものでも、ほどよい体感温度にして長時間保つという効果があり、利用開始直後でも熱すぎず、一定時間ほどよい温度が保てます。
プラスチック製のオススメ湯たんぽ
タンゲ化学工業 立つ湯たんぽ
火傷の心配も少ないプラスチック製の湯たんぽです。縦置きにできるため、中の水を捨てる際には流しの横に立てておくだけなのが本当に楽です。
まとめ
夜思いの外冷え込んで、寒くて寝られないということがあると、せっかくのキャンプが残念な思い出になってしまいます。外気が低くとも、シュラフの中がポカポカ温かいという状態は本当に感動します。まだ湯たんぽをお持ちでない方は1台試されることをオススメします。
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