ZENE ARTS(ゼインアーツ)の2022年新商品として登場が予告されていた大型2ルームテント「ロロ」が正式発表されました。ワンポール構造を基本としながら独自のフレームで居住空間を広くする独特の構造になっています。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: ZANE ARTS
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ロロの特徴
ロロの主な特徴を見ていきます。
ワンポールとフレームの組み合わせで広さ・設営のしやすさを両立
ロロはファミリー向けの大型2ルームテントです。最大の特徴はこの独特の形状です。ワンポール構造を基本としながら、フレームで幕内の空間を広く取れるように工夫されています。
設営の際、まずがワンポールテントのようにメインポールでフライシートを立ち上げます。その後5本のフレームでフライシートを広げていく手順となるため、一般的な2ルームテントに比べ設営が簡単な構造になっています。
また、メインポールの高さが285cmあることで圧迫感がないのと、出入り口が外側にせり出す軒のような構造となっているため、居住空間がより広く感じられるようになっています。
出入り口のパネルはキャノピーポールで跳ね上げてさらにリビングスペースを拡張することも可能です。
開閉可能なパネルが多くオールシーズン使える
ロロはオールシーズン使えるよう設計されています。出入り口と左右のサイド3面ずつ、インナーテントの後部が開閉可能なパネルになっており、夏場でも通気性が十分確保できます。テントの頂点部分にはサポートハンドル付きのベンチレーションが搭載されています。
冬場は全てのパネルを閉じればフルクローズにできますし、スカートも付属しているため足元の隙間風も遮ることができます。
4人用インナーテント付属
4人用のインナーテントも付属します。出入り口と後部、左右が開閉でき、メッシュにもできるようになっているので、こちらも同じく通気性が確保されています。
出入り口はメインポールを境に左右に分かれて開閉する仕組みになっており、開ける際はパネルをメインポールに巻きつける構造になっています。
販売価格: 149,930円(税込)
製品仕様詳細
■本体
75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工 ( 耐水圧1,500mm )
■インナーテント
ウォール:68Dポリエステルタフタ
ボトム:150Dポリエステルオックス・PU加工 ( 耐水圧1,500mm )
■センターポール
A6061 / φ32mm / 全長285cm
■フレーム一式
A6061 / φ14.5mm・φ16mm
■3mロープ
ポリプロピレン / φ4mm
■2mロープ
ポリプロピレン / φ4mm
■キャリーバッグ
150Dポリエステルオックス / 75 × 35 × 35 (h) cm
■ポールケース
150Dポリエステルオックス
■ロープケース
150Dポリエステルオックス
ロロはどこで買える?販売店一覧
ゼインアーツ取扱販売店は以下のページでまとめられています。
エイアンドエフ、Orange、YAMAP、SUNDAY MOUNTAINなどはオンラインでも販売を行う可能性があるため、情報が出てき次第こちらのページを更新します。
まとめ
展示会でゼインアーツの代表小杉さんが「一般的な大型2ルームテントは設営時にフレームだけで広い面積の重いフライシートを持ち上げるのは大変で構造上無理がある。ロロのようにメインポールを先に立てる構造にすると設営が圧倒的に楽になる。」という趣旨の発言をされていましたが、某社の2022年のフラッグシップテントはガチガチのフレーム構造の大型幕でまさに機能塊のよな製品になっており、非常に対称的だなと感じました。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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