バイキングの西村瑞樹さんが監修したアウトドアスパイスばかまぶし。先日クラウドファンディングサービスMakuake(マクアケ)で先行販売が開始され話題となりました。ばかまぶしの辛くないのと辛いのを入手したので、どんな味なのか実食レビューします。
バカまぶしとは?
2021年1月21日よりクラウドファンディングサービスMakuake(マクアケ)で先行販売を行い、開始わずか20分で目標金額20万円を達成し、最終的には1,457万円もの資金を集めた話題の商品です。
人気のアウトドアスパイス
バカまぶしが誕生した背景には、業界におけるアウトドアスパイスの人気上昇があります。古くからこのジャンルで人気だった黒瀬のスパイス、マキシマムに加え、アウトドアショップOrangeが販売した「ほりにし」の大ヒットにより、一気にアウトドアスパイスの市場が形成されました。
辛くないの、辛いのの2種展開
さて、「バカまぶし」ですが、「辛くないの」と「辛いの」の2種の商品があります。今回は「辛くないの」2本、「辛いの」1本のセットを購入しました。
原材料表示を見ることでどんな香辛料が含まれているか概要を掴むことができます。
バカまぶし (辛くないの) | バカまぶし (辛いの) |
---|---|
クミン | クミン |
ごま | ごま |
– | 唐辛子 |
チキンパウダー (食塩、 麦芽デキストリン、 鶏肉、 砂糖、 醤油、 チキンエキス、 酵母エキス、 香辛料) | チキンパウダー (食塩、 麦芽デキストリン、 鶏肉、 砂糖、 醤油、 チキンエキス、 酵母エキス、 香辛料) |
食塩 | 食塩 |
砂糖 | 砂糖 |
酵母エキス | 酵母エキス |
オニオン末 | オニオン末 |
生姜末 | 生姜末 |
スターアニス | スターアニス |
フェンネル | フェンネル |
アニス | アニス |
アニス | アニス |
グローブ | グローブ |
山椒 | 山椒 |
原材料だけ見ると、「辛いの」と「辛くないの」の違いは唐辛子が入っているかいないかのみです。
実際にスパイスを見ていただくとわかる通り、クミンシードの配合割合が多いのがおわかりいただけると思います。蓋を開けた瞬間にクミンの香りがします。
ステーキと焼きそばにかけて実食
実際にステーキにバカまぶしをかけて食してみます。焼く直前にバカまぶしをかけます。(今回他の調味料は使っていません)左が「辛くないの」右が「辛いの」です。
鉄フライパンタークで焼きます。
クミンシードに火が入るとさらに香りが強くなりました。
ソースの代わりにバカまぶしをガンガンまぶすというバカまぶし焼きそばも試します。塩加減がわからない中でどれくらいまぶせばいいのか悩みます。
見た目は黄色ががった塩焼きそばという感じです。
バカまぶしはどんな味なのか?
味の感想は文章では伝えるのが困難ですし、味の感じ方は個人差が大きいので、一個人の参考意見としてお読みください。
- アウトドアスパイス3種(ほりにし、黒瀬のスパイス、マキシマム)とバカまぶしは全く別のスパイスと思った方がよいです。バカまぶしにはガーリックが入っていないので、味の方向性がこれら3つとは大きく異なります。
- 味も香りもクミンの主張がかなり強いです。インドカレーの雰囲気になります。
- 逆に塩は控えめなので、気持ち多めにまぶすか、別途塩をふっても丁度よい塩加減になります。
- 「辛いの」の方は子どもには不向きの辛さですが、辛いもの好きの方には少し物足りない辛さかもしれません。私には丁度よい辛味加減でした。
私は最終的にガーリックパウダーと岩塩を少しふって味をアレンジしました。
まとめ
流行りのアウトドアスパイスということで、既存製品に近い味だろうと予想していましたが、バカまぶしはまったく別の方向性の味で正直驚きました。実際にキャンプ料理をご自身でされる西村さん監修だけあって、各種料理に合うスパイスの調合を行われたのでしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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