一枚の鉄を伸ばして作られている「一生使えるフライパン」として有名なドイツturk(ターク)社のフライパン。キャンプでは焚き火の強い火力で調理できるという利点もあり、アウトドアの利用にもぴったりです。今回購入から開封、シーズニング、ステーキを焼くまでの工程をご紹介します。
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タークのフライパンの詳細記事はこちら。
お肉がおいしく焼けるというのは本当なのでおすすめ!
ほぼ事前の情報通りで実際に使ってみた感覚と差がありませんでした。一つ一つご紹介します。
肉がおいしく焼ける → ◯ 本当
蓄熱性が高く、表面はカリッと焼けて中はジューシーになるということでしたが、確かにおいしかったです。(高い肉を買ったのでプラシーボ効果かもしれません)
手入れが楽 → ◯ 本当
スキレットを使っている方ならまったく手入れは苦にならないと思います。スキレットより汚れを落としやすいです。テフロン加工の通常のフライパンのように気を使わずゴシゴシ洗えるので、慣れるとタークのフライパンの方がむしろ楽かもしれません。
半永久的に使える → ◯? たぶん本当
未来のことはわかりませんが、構造的に壊れる要素がないので、きっと本当です。
使い込むほど愛着が湧く → ◯ 本当
購入直後のバイアスがかかっていますが、毎日使いたいです。
その他購入を検討されている方への参考情報
家族で使うなら28cmがおすすめ!
26cmと28cmは価格差がほとんどなく、大きい方が使いやすいので28cmが断然おすすめです。思いですが、そんなに振って使う感じでもないので、迷ったら大きい方を買いましょう。
IHでも使える?
IHでも使えます。キャンプだけで使うのはもったいないので、毎日家でも使っておいしい料理を作りましょう。
クラシックとローストどっちがいい?
ローストはクラシックの半額くらいの金額で購入できます。(28cmの場合)ローストでも耐用年数はかなり長いと思われますが、どうせなら半永久使える一生モノを購入した方がよいと私は判断しました。
以下からは、購入〜シーズニング〜ステーキを焼く の流れでご紹介します。
リスクを取ってAmazonで購入
正規の販売店から購入した方がアフターサポートなどの面で安心ですが、Amazonでの並行輸入品の方が圧倒的に安かったため、こちらで購入しました。
ただしレビューにあるように、品質には個体差が結構あるようで、安いですが購入には一定のリスクが伴います。
開封の儀
届いたダンボールを開けるとこんな風になっていました。緩衝材も何も入っておらず、ビニール袋に包まれたタークのフライパンしか入っていません…。(YouTubeで紹介している方のものはプチプチの緩衝材に包まれていましたが、それすらないです。)
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_233740-scaled-e1607432817252.jpg)
唯一の包みであるビニールも穴だらけ、フライパン本体は油まみれの鉄粉まみれになっており、この時点では完全に失敗だったと相当幻滅しました。返品や交換の連絡も面倒なのでとりあえずシーズニングしてみることに。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_233759-scaled-e1607433034663.jpg)
シーズニングの仕方
タークのフライパンのシーズニング方法をご紹介します。(なんだか毎月何かしらのシーズニングしている気がします)
1. クリームクレンザーと金たわしでゴシゴシ洗う
表面の油や鉄粉を落とすためにクリームクレンザーで洗います。金たわしで徹底的に洗いましょう。裏面た取手の部分も洗います。柄についているシールは剥がしましょう。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_234314-scaled-e1607433399762.jpg)
2. お湯で流して乾かす
一通り洗い終わったらお湯で流して乾かします。この時点でだいぶキレイになるので、開封時の落胆から救われホッとします。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_235042-scaled.jpg)
3. 油、野菜くず(じゃがいもの皮)、塩を入れて弱火にかける
油をなじませるため、高さ1cmくらいの量の油と、じゃがいもの皮、塩を入れて弱火にかけます。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_235643-scaled.jpg)
4. 縁まで油をなじませるように混ぜる
塩と油をかき混ぜながらなじませます。縁部分にも油がかかるようにゆっくり混ぜましょう。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201207_235916-scaled.jpg)
5. 野菜が焦げてきたら火をとめる
野菜がきつね色にあがったら火をとめます。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_000401-scaled-e1607434122408.jpg)
6. 油をキッチンペーパーで拭き取る
油と野菜くずをキッチンペーパーで拭き取ります。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_000728-scaled.jpg)
7. お湯で流して最後に火にかけて水分を飛ばす
お湯で流して火にかけて水分を飛ばし、最後に油をぬればシーズニング完了です。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_001326-scaled-e1607434371837.jpg)
早速ステーキを焼いてみる
本当にお肉がおいしく焼けるのか、ステーキを焼いて試してみます。
ステーキの焼き方に関する記事はこちら。
1. にんにくを炒める
フライパンを火にかけて熱してからにんにくを炒めます。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_201445-scaled.jpg)
2. 付け合せの野菜を炒める
先に付け合せの野菜を炒めておきます。今回はじゃがいもとアスパラにしました。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_201742-scaled-e1607435535224.jpg)
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_202057-scaled-e1607435595681.jpg)
3. ステーキ肉を炒める
いよいよステーキ投入です。普段は買わないような国産ステーキ肉を焼きました。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_202220-scaled.jpg)
4. 両面じっくり焼いたら完成
両面じっくり焼いたら完成です。
![タークフライパン](https://campreview.jp/wp-content/uploads/2020/12/20201208_202806-scaled.jpg)
まとめ
タークのフライパンは高いので購入まで結構悩んでしまいましたが、結果的にもっと早く買っておけばよかったと感じました。使用頻度が高い毎日使うものはちんたら検討していないで早く買ったほうがいいですね。アウトドア料理に磨きをかけたい方はぜひご検討ください。
その他キャンプ料理に関する記事はこちら。