DODから車と連結して使えるいわゆるカーサイドタープのカートゥギャザータープが登場しました。コールマンやogawaなど、一部のメーカーからしか販売されていないカーサイドタープですが、DODのカートゥギャザータープはどんな特徴があるでしょう。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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カートゥギャザータープの主な特徴を見ていきます。
区画の状態に合わせて車の縦・横どちらにも接続可能
カートゥギャザータープの最大の特徴は車の縦でも横でも接続できる点です。多くの他社製カーサイドタープは、縦か横どちらか一方に接続する前提の構造になっています。フリーサイトであればそれほど気にする必要はないですが、区画サイトの場合、事前に区画の縦横の長さがわからないこともあり、現地でカーサイドタープを張れなかったということも起こりえます。縦横どちらでも張れることにより、区画サイトで張れないというリスクを減らすことができるでしょう。
カートゥギャザータープは一辺が短い台形のような形をしており、縦に接続した場合、コンパクトな車の横に接続した場合でも安定して張れる形状になっています。逆に反対面は広いスペースを確保できるよう長くなっています。
車に傷がつかないよう接続用ベルト&保護パッド付属
気になる車への接続方法ですが、ホイールに結びつけて接続する形式を取っています。(そのため貫通できないホイールの車とは接続できません)ホイールに結びつけるため、吸盤等で貼り付けるタイプのタープより安定します。
車との接地面で車体へ傷がつかないよう、保護パッドも付属します。
すべての角に穴があり張り方自由自在
カートゥギャザータープはすべての角にポール穴があるため、ポールを立てる場所を変えることで様々な張り方にアレンジできます。
サイトの状況や日差しの向き、タープ下のレイアウトに合わせて自由にアレンジする楽しみも味わえるでしょう。
販売価格: 16,500円(税込)
製品仕様詳細
カラー | タン、カーキ |
---|---|
希望小売価格 | オープンプライス (DODストアでは税込16,500円) |
サイズ | (約)W450×D400cm |
収納サイズ | (約)W51×D15×H15cm |
重量(付属品含む) | (約)2.3kg |
材質 | 150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) |
最低耐水圧 | 3000mm |
付属品 | ロープ4m×4本、ロープ2.4m×2本、キャリーバッグ、接続用ベルト×2本、保護パッド×4個 |
クイックキャンプのカーサイドタープとの比較
クイックキャンプからも同様のカーサイドタープが販売されているため、スペックを比較します。
スペック比較
メーカー | DOD (ディーオーディー) | QUICKCAMP (クイックキャンプ) |
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商品名 | カートゥギャザータープ | カーサイドタープ |
価格 (税込) | オープンプライス (DODストアでは税込16,500円) | 7,280円 |
素材 | 150Dポリエステル (PUコーティング、UVカット加工) | ポリエステル UVカット加工 ポール:スチール |
耐水圧 | 3000mm | 1200mm |
組立サイズ | (約)W450×D400cm | 幅500/290cm×奥行400cm×高さ240cm |
収納サイズ | (約)W51×D15×H15cm | 幅70×20×20cm |
総重量 | (約)2.3kg | 約4.4kg |
付属品 | ロープ4m×4本 ロープ2.4m×2本 キャリーバッグ 接続用ベルト×2本 保護パッド×4個 | 本体 スチールポール2本 ペグ8本 延長ロープ 車体固定用吸盤 張り縄×8 |
カラー | タン カーキ | サンドベージュ |
比較した上でのカートゥギャザータープの良い点、イマイチな点
カートゥギャザータープの良い点
・張り方の自由度が高い
・ポリエステルの厚さを明記、耐水圧も高い
・2カラー展開
カートゥギャザータープのイマイチな点
・価格は競合製品よりも高い
・ポール、ペグは別売り
まとめ
個人的にはカーサイドタープが気になっていたので、非常にタイムリーな新商品です。縦横どちらでも自由に張れるという点を訴求するのは、比較的自由度の低い日本のキャンプ場の区画事情に合わせた良い方法だと感じました。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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