2020年10月9日に発表されたDODのタケノココテント2。オプション製品もラインナップが豊富で、用途に合わせてさらにタケノコテント2を使いやすくすることができます。各オプション製品の特徴とオススメポイントの詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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Follow @Camp__Reviewタケノコテント2本体に関する記事はこちら。
タケノコテント2 オプション4製品特徴
インナーテント: おすすめ度★★☆(寝室とリビングを分けたい人向け)
タケノコテント2の半分の面積を使って寝室にできるインナーテントです。4人で寝てもスペースは十分。
素材はコットン100%。テント内の結露を軽減することがメリットとされています。コットンであるがゆえに、分厚く重い生地になってしまうため、インナーテントの収納サイズは(約)W63×D23×H23cmとそれなりに大きく、重量も(約)6.9kgと結構な重さです。
タケノコテント2の最大のメリットはその居住空間の広さであるため、インナーテントを張ってしまうと見た目的にも圧迫感があり、メリットを打ち消してしまう可能性があります。(上記の写真のように中央部の窓を全開にすれば圧迫感は薄れますが、それならインナーテント張らなくてよいのでは…ということになってしまうかと思います。)
どうしても寝室とリビングは分けたい!という方は買いでしょう。
タケノコシアター: おすすめ度★☆☆(プロジェクタ持ってる方だけ)
タケノコテント2の八角形の1面サイズに合わせた専用プロジェクタースクリーンです。タケノコシアター同様、プロジェクターを持っている、これから買いたいという方にはオススメです。
タケノコテント2内のフック・バックルに取り付けるだけで簡単にスクリーンが張れるようになっています。フックやバックルがあるのであれば、他社で売っているスクリーンをカラビナフックで付けられるのでは?とも思いましたが、カマボコテント2の一面の面積118X167cmとちょうど良いサイズのスクリーンは売っていなさそうなので、いずれにせよ買ったほうが便利です。
タケノコドレープ: おすすめ度???
タケノコテント2の屋根の内側に吊るすドレープです。日陰を濃くする効果と、結露を軽減するためのオプションと説明されています。
タケノコテント2本体に関する記事でも記載しましたが、タケノコテント2は結露問題がどれくらい深刻なのか実際に製品を使っていないたわからず、現段階ではこのタケノコドレープをおすすめできるかどうか判断できませんでした。
タケノコドレープを購入しないと結露がひどいのであれば、むしろオプション製品ではなく、標準付属品とすべきですし、そうしないのであれば、タケノコテント2の商品ページで結露リスクがあることはもっと消費者に明示すべきです。
あえてそうしていないのは、使用環境や使用時期によって結露がひどいと感じる方もいれば、そうでない方もいるということなのかもしれません。
キャンプに行くたびに結露に悩まさられることが多い、という方は最初からタケノコドレープを買ってしまいましょう。
グラウンドシート: おすすめ度: ★★★(買い!)
グラウンドシートは純正品ではなくとも、ブルーシート等で代用できますが、最適化されたサイズで設営が楽、収納袋付で撤収も楽、という2点のメリットが非常に大きいので、最初から購入されることをオススメします。
しかも、タケノコテントの場合、テンマクデザインのサーカスTCのような設営ガイドもついていないため、正八角形に純正グラウンドシートなしでペグダウンするのは相当難易度が高く、その点でも、グラウンドシートだけは絶対に買ったほうがよいでしょう。
インナーマット: おすすめ度★☆☆(ちょうどいいのがない人向け)
八角形を真ん中で半分にしたような形状のインナーマットです。全面に敷くには2つ購入する必要があります。八角形型のインナーマットは他社から出ていないでしょうから、テント内全面にインナーマットを敷きたいという方にはオススメです。
ただ、お座敷スタイルで使うにせよ、八角形の端の方に座るシチュエーションはあまりなく、(端には荷物等を置くことが多いと想定されるため)八角形型のマットにこだわる必要はないかもしれません。
まとめ
タケノコテント2本体は抽選販売ですが、今回ご紹介した各種オプション製品は通常販売となります。そこまで欠品リスクは高くないと思われるため、オプションに関してはじっくり購入検討してよいと思います。
個人的には結露対策され過ぎのドレープとインナーテントが気になっており、ここまでするならタケノコテント2本体の壁部分をポリエステル素材ではなくポリコットン素材にしてしまった方がよかったのでは…とも思います。
まだ本体もオプション製品も価格は発表されていませんが、タケノコテント2本体+インナーテント+ドレープで10数万円するのであれば、全体がポリコットン仕様のベルテントと価格差が縮まってしまうため、手頃な価格で買えるタケノコテントのポジショニングが中途半端になってしまいます。
価格発表後にそのあたりの比較記事をまたご紹介したいと思います。
その他DOD商品に関する記事はこちら。