DODからユニークな名称の新用品が再び登場しました。ソロソウルウォウウォウという、ジャンルとしてはソロキャンプ用のパップテントです。先行する競合商品としてはtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の炎幕がメジャーですので、比較しながら商品の特徴をレビューします。
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商品名称は消費者に親近感を持ってもらうためにある程度愛嬌のあるものであっても良いとは思いますが、この名称だとカタカナが長く覚えにくい、商品名から商品の内容が連想しにくい、検索ワードが間違えられてトラフィックが分散しそう、というデメリットが気になります。では、ソロソウルウォウウォウの特徴を見ていきます。
ソロ用としてはゆったりな3.4×3mのサイズ感
ソロソウルウォウウォウの最大の特徴はその大きさです。3.4×3mはパップテントとしては広く、ソロだと十二分な広さを確保できるでしょう。
既にDODはパップフーテント2というパップテントを販売していましたが、こちらのサイズはW310×D150cmと、奥行きはソロソウルウォウウォウの半分ほどしかありません。「パップフーテント2」は狭くて使いづらいというユーザーの声を受けての今回の新商品なのかもしれませんね。

燃えにくいポリコットン素材
パップテントとしては必須要件ですが、素材は燃えにくいポリコットン素材が使われています。

四角形構造、前後開閉可
パップテントとしては珍しい四角形の構造です。四角形であることで、設営がしやすくなると謳われています。

こちらもパップテントとしては珍しく、前面だけでなく後面も開いて夏は涼しく過ごすことができます。

購入はDOD公式ストアから: https://ec.dod.camp/products/list?category_id=12
製品仕様詳細
カラー: タン、カーキ
組立サイズ(外寸): (約)W340×D300×H170cm
収納サイズ:(約)W57×D24×H24cm
重量(付属品含む):(約)9.1kg
材質: ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、アルミ合金
最低耐水圧: 350mm
付属品: キャリーバッグ、ロープ×5本、ペグ×15本、ポールx4本
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)炎幕TC DXとの比較
同じポリコットン素材のソロ用パップテントとしては、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)が販売している炎幕TC DXがあります。DODのソロソウルウォウウォウとどのような違いがあるのか比較します。
スペック比較
メーカー | DOD (ディーオーディー) | tent-Mark DESIGNS (テンマクデザイン) |
商品名 | ソロソウルウォウウォウ | 炎幕TC DX |
価格 (税込) | 38,500円 | 27,280円 |
素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) ※マッドスカート(サイド・リア)はポリエステルオックス210D |
組立サイズ | (約)W340×D300×H170cm | (約)3,300×1,900×1,300(高)mm |
収納サイズ | (約)W57×D24×H24cm | (約)620×260(直径)mm |
総重量 | (約)9.1kg | (約)6.9kg |
付属品 | ポール×4本 キャリーバッグ ロープ×5本 ペグ×15本 | ポール×4本 ペグ×15本 張り綱×7本 収納ケース |
カラー | タン カーキ | フレンチオリーブ |
比較した上でのソロソウルウォウウォウの良い点、イマイチな点
ソロソウルウォウウォウの良い点
・なかなかない広めのパップテント
・組立サイズが大きい割に収納サイズはコンパクトに収まっている
・ベンチレーターやビスロンファスナーなど、細かい点にも工夫あり
ソロソウルウォウウォウのイマイチな点
・パップテントに広さを求めない人には不向き
・純正グラウンドシートがない
・他社製品より価格は高め
ソロソウルウォウウォウのここが気になる
スカート生地の素材
公式サイトには明確な記載がありませんが、スカート生地の素材が、ポリコットンなのかポリエステルなのか気になります。雨や朝露でスカートが濡れると乾きづらいため、ポリエステルの方が好ましいです。

純正グラウンドシートがない
雨環境でパップテントを使う場合、隅が立ち上がるタイプのグラウンドシートがあると快適さが格段に上がります。他社のグラウンドシートを買えば済む話ではありますが、サイズが特殊なので、適正サイズの純正グラウンドシートがあるともっと良かったと思います。
まとめ
DOD自体もソロキャンプ向けの新商品を矢継ぎ早に出していますし、市場全体を見てもパップテントのようなソロキャンプがメインターゲットとなる商品の供給量が増えてきているように見受けられます。その背景には、ソロキャンプ人口の増加があり、今後もこのトレンドは続くと思われます。
広いパップテントが欲しかった!という方にはうってつけの商品ですので、購入を検討されてはいかがでしょうか。
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