テントの中で焚き火が使えるように特化したDODのレンコンテントが2にリニューアルしました。他社では見られないような焚き火特化のテントとはどのような特徴があるのでしょうか。旧作からの変更点を含めてその特徴をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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レンコンテントシリーズの主な特徴を見ていきます。(旧作レンコンテントとも共通する特徴です)
上部をフルオープンにできる開閉可能な窓
最大の特徴はテント上部の窓です。一酸化炭素がテント内に充満しないよう、レンコンのようにフルオープンにすることで、テント内での焚き火を可能にしようというコンセプトです。
窓は多段階で開閉可能で、シチュエーションに合わせて明ける範囲を調節できます。危険性を鑑みて焚き火中は窓を全開にするよう注意書きがあります。
頑丈なポリコットン生地
焚き火の利用を前提としているため、テント生地は火の粉に強いポリコットン生地となっています。ポリウレタンのコーティングをしていないため、加水分解の心配もありません。
レンコンテント2のリニューアルポイント
旧作レンコンテントから新作レンコンテント2になってリニューアルされたポイントをまとめます。
大型のLサイズが登場し、M/L 2サイズ展開に
レンコンテント2から大型のLサイズが登場しました。これまでのサイズと区別するためにレンコンテント2M、レンコンテント2Lという名称になっています。
レンコンテント2Mの組み立てサイズは(約)W390×D390×H260cmで3〜5人用、レンコンテント2Lは(約)W500×D500×H350cmで5〜10人用となっています。
レンコンテント2Lは大型化に伴い、頂点部のベンチレーターを中から紐で開閉ができるようになっています。
テント下部にも窓が追加
通気性をさらに改善するためにテント下部にも窓がつきました。全面にあるわけではなく設置箇所は4箇所です。
設営しやすくなるアングルサポーター追加
八角形の内角を正確に等しくペグを打たないときれいに張れないテントであるため、設営時にそれをサポートしてくれるアングルサポーターが新たに付属しました。(むしろ旧作レンコンテントはこれがなく、買った人はどうやってきれいに張っていたのか不思議です…)
製品仕様詳細(レンコンテント2M)
カラー | タン、カーキ |
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希望小売価格 | オープンプライス (DOD公式ストアでは税込44,000円) |
組立サイズ(外寸) | (約)W390×D390×H260cm |
インナーサイズ | インナーテント無し |
収納サイズ | (約)W67×D23×H23cm |
重量(付属品含む) | (約)12kg |
収容可能人数 | 大人3人 ※就寝だけであれば大人5人 |
材質 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、スチール |
最低耐水圧 | 350mm |
付属品 | アングルサポーター ペグ×16本 ロープ×8本(テントに取り付け済) キャリーバッグ |
製品仕様詳細(レンコンテント2L)
カラー | タン、カーキ |
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希望小売価格 | オープンプライス (DOD公式ストアでは税込59,400円) |
組立サイズ(外寸) | (約)W500×D500×H350cm |
インナーサイズ | インナーテント無し |
収納サイズ | (約)W75×D28×H28cm |
重量(付属品含む) | (約)16.9kg |
収容可能人数 | 大人5人 ※就寝だけであれば大人10人 |
材質 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、スチール |
最低耐水圧 | 350mm |
付属品 | アングルサポーター ペグ×16本 ロープ×8本(テントに取り付け済) キャリーバッグ |
レンコンテント2のここが気になる
就寝時の居心地
通常テントメーカーは一酸化炭素中毒のリスクから、テント幕内での火気利用は推奨しません。テント内での焚き火の利用に特化したレンコンテントはとてもユニークな商品と言えます。起床時は焚き火を楽しめてとても良いと思いますが、寝る時はどうするんだろう…。と一番最初に気になってしまいました。火をつけたまま就寝はしないでしょうし、焚き火くさいテントの中で窓をフルクローズして就寝するイメージがつきませんでした。
もしかすると、小型のインナーテントを別で購入してレンコンテントはどちらかというとシェルターのように使うのが使いやすい使い方なのかもしれません。
まとめ
大型の焚き火シェルターとしてレンコンテントを使うと冬でも快適なキャンプが楽しめるかもしれません。レンコンテント2Lが登場したことで旧作よりも利用シーンの幅が広がった印象です。
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