【現地取材】10月31日開設 ソレイユの丘 スタイルキャビン

アイキャッチキャンプ場
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2020年10月31日から新たに開設される長井海の手公園ソレイユの丘のスタイルキャビン。今回取材の許可をいただき、開設前にキャビンを見せていただけることになったので、世界最速でキャビンの詳細、魅力についてレビューします。

※本記事はPR記事ではありません。

以前ご紹介したスタイルキャビンについての記事はこちら。

オープン前日の様子を取材させていただいたため、完全に施行が完了していない状態の写真が含まれています。

ソレイユの丘概要

前回も簡単にご紹介しましたが、ソレイユの丘は自然や動物とふれあえる横須賀市の体験型の公園で、長井海の手公園パートナーズが運営しています。24.6haの広大な敷地内には、収穫体験ができる畑、富士山が眺められる菜の花畑、動物と触れ合える広場、温浴施設などなど、とにかく色々なアミューズメントがあり、キャンプ場まであります。

入口のモニュメントです。ハロウィンシーズンに合わせてデコレーションされていました。

ソレイユの丘入り口

こちらが菜の花畑。シーズン中は満開の菜の花越しに富士山を眺めることもできます。奥に観覧車が見えるように、遊園地や遊具のある広場など、子どもが喜ぶ施設がたくさんあります。

ソレイユの丘畑

キャンプ場は人気でいつも予約殺到

長井海の手公園ソレイユの丘のキャンプサイト、バンガロー、スタイルキャビンは予約サイトなっぷからオンラインでできるようになっています。いずれのサイトも人気で、特に土曜の予約はすぐに埋まってしまいます。

新設されるスタイルキャビンも例外ではなく、予約可能な90日後までの土曜日分の予約、年末年始の予約は既に埋まっていました。未だオープンしていないにも関わらず、期待の高さが伺えます。

オンライン予約
出典: なっぷ

スタイルキャビンの設置場所

スタイルキャビンはソレイユの丘キャンプ場のフリーサイトの南西側に設置されています。炊事場や遊具のある公園、トイレにも近く便利な場所です。

フリーサイトと反対側の高台からの眺めです。スタイルキャビンのテラス側がフリーサイトの内側を向いているので、ロケーションとしてはとても良い位置でした。

スタイルキャビンの設計

今回ソレイユの丘に新設されるスタイルキャビンの設計は東京都に本社を置く株式会社エリアノが手掛けているとのこと。スタイルキャビンが普通のキャンプ場にはなかなかないような洗練されたデザインなのは、こういったベンチャー企業のデザインが取り入れられているからなのでしょう。

エリアノ
出典: AREANO

スタイルキャビンの外観は高級コテージのよう

事前にパース画像は見ていたので、ある程度見た目のデザインは把握しているつもりでしたが、今回現物を現地で見てみて、素人ながらにその品質の高さに驚かされました。スタイルキャビンの様子を詳しくレビューします。

スタイルキャビンの外観、ウッドデッキ

低い階段を上がってウッドデッキに登るようになっています。スタイルキャビンとデッキは連結していて、写真左側の扉からキャビン内に入る構造です。新築だからということもありますが、外観は高級感があり高級コテージのようでした。

夜はキャビン内の灯りにより、より幻想的な外観となります。

ウッドデッキには、イスとテーブル、Webarのガスグリルが配置されます。広さは十分あり、5〜6人が食事をするには十分な広さでした。デッキには側壁があるものの、高さは高くないため開放感があり、ソレイユの丘の自然や景色を眺めながら食事ができます

ウッドデッキにはデッキの半分が覆われるタープが備え付けられる予定です。生地が分厚く、濃いめの日陰を作ってくれるタープでした。(※風がよく吹くソレイユの丘では、安全性を鑑みて強風時はタープを外すとのことです。)

タープ

スタイルキャビンは実は車両

ぱっと見は重厚そうな立派な建物に見えるスタイルキャビンですが、実は建物ではなく車両です。タイヤもナンバーもついていて、搬入時は牽引して運んだそうです。写真右半分が車両であるスタイルキャビンで、左半分があとから施工したウッドデッキです。

スタイルキャビン横

後述しますが、車両であるがゆえに、同一車両のキャビンの振動は伝わりやすいというデメリットがあります。一方で車両であるにも関わらず、設計の工夫で居住の快適性を上げている工夫もあります。

こだわりの内装

スタイルキャビンの内装をレビューします。和テイストにこだわられた内装は木のぬくもりを感じられ、とても居心地がよかったです。

スタイルキャビン内装

1車両に2キャビンが入っており、1室分の内装がこちらの写真です。まるで新築マンションのモデルルームのようです。窓が大きく屋根が傾斜していることもあり、横長であるものの圧迫感はまったくありません。また、照明はすべて間接照明となっているため、全体的にムーディーで落ち着いた雰囲気でした。

屋根には天窓が2つあります。(個人的にはこれがとても興奮しました!)日中は採光性が高くなるだけでなく、夜はタイミング次第では月や星も眺められそうです。(※1車両に対して天窓があるキャビンは1つだけとなります。予約時にキャビンの指定はできません。確率2/4なので運にかけましょう。)

スタイルキャビン天窓

床の大部分はなんと、畳です。コテージ等の床はフローリングであることが多いので、ベッドやマットがないと直に寝るのは厳しいですが、程よく弾力のある畳は雑魚寝できそうでした。

畳でない部分は以下の写真のように特徴的な加工がされたフローリングになっています。木目と畳によってどこか懐かしさを感じさせる内装の雰囲気でした。

私が気になっていた窓が大きく外から丸見えになってしまうんではないかという点に関しては、全くの杞憂でした。遮光ロールスクリーンが備え付けられており、日中でもこのようにスクリーンを下ろせば日がほとんど入らなくなります。早朝に日差しが強くなっても快適に過ごせるでしょう。

スタイルキャビンスクリーン

エアコンは1室に1機備え付けられています。電源のコンセントはキャビン内に2口のものが3箇所もあり、ウッドデッキにも1箇所あります。

宿泊時に渡される鍵もデザインにこだわりを感じます。可愛くておしゃれ!

スタイルキャビン鍵

気になる居住性は?

今回開設前の取材だったので私自身はスタイルキャビンに宿泊していませんが、宿泊してみたらどうだったかなという目線で色々と居住性を確かめてみました。

遮音性

同じ車両に2キャビンが入っているということで、隣のキャビンの話し声などが聞こえるのでは…と思っていましたが、キャビン間の壁は分厚い遮音壁が使われているようで、隣の話し声などはまったく聞こえませんでした。扉を締め切るととても静かな空間になるので、就寝時に音で悩まされることはないと思います。

振動

隣のキャビン内で子どもがぴょんぴょん飛び跳ねたりすると振動がもろに伝わってきます。これは構造上どうしようもない点だと思いました。人に迷惑がかかる行為は控えるべきと子どもに教育するチャンスだと捉えましょう。

断熱性

断熱材もかなりこだわっているようで、キャビン内はとても暖かかったです。取材日は風が強く、日陰での体感気温は10℃強くらいでしたが、窓を閉めると寒さは感じませんでした。エアコンは常備されているものの、ある程度の寒さまではエアコンなしでも過ごせそうでした。

ソレイユの丘が気になっている方向けの4つのポイント

ここまで読んでいただいて、ソレイユの丘が気になって来た方向けに滞在に向けたいくつかのポイントをご紹介します。

1. 予約が取れない場合はキャンセル待ちを活用

予約サイトのなっぷでは、既に予約が埋まってしまっている日程でも、キャンセル待ち登録ができるようになっています。キャンセル料が7日前から発生するため、宿泊日の7日前がキャンセルが出やすいタイミングとなります。キャンセル通知メールが来たらすぐに予約をすれば、キャンセルになった予約の枠を取れることがあります。

2. いきなりテントが不安な方はバンガロー、スタイルキャビンがおすすめ

ソレイユの丘のバンガロー、スタイルキャビンの宿泊料は1万円〜2万円となっており、施設の品質からするとお手頃な価格設定になっています。まだテント泊にチャレンジしたことがない方、これからの冬シーズンにテント泊をしたくないという方はバンガローやスタイルキャビンのプランがおすすめです。

3. キャンプグッズが揃っていない方は充実のレンタル品を

ソレイユの丘のバンガロー、スタイルキャビンには寝具がありませんので、シュラフ等をお持ちでない方はレンタル品を活用しましょう。ソレイユの丘のレンタル品はとても充実しており、スノーピーク製品を中心とした様々なキャンプグッズがレンタルできます

4. 予約がまったく取れない場合は日帰りもおすすめ

滞在に向けた4つのポイントと言いながら最後は日帰りのおすすめです。どうしても予約が取れない方はそのまま諦めてしまうともったいないです。ソレイユの丘は関東圏からのアクセスもよく、キャンプをせず日帰りでも(全部回りきれずに少し名残惜しさは残るものの、)十分楽しめる公園ですので、朝早く現地入りして日帰りで楽しむというのも一つの手です。(※日帰りのデイキャンプは「当日宿泊に空きがある場合のみ」可能です。)

まとめ

新築だからということもあるかと思いますが、スタイルキャビンの木のにいおいがとても印象的な取材でした。カントリー風のインテリアが多い他のトレーラーハウスとは一線を画すスタイルキャビンは、今後キャンプ業界の新しいトレンドになっていくのでは?とも思うほどです。振動の問題等デメリットがまったくない訳ではないですが、今後こういった宿泊施設がどんどん広がっていくとアウトドア業界も拡大していくのではないかと思いました。

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