新富士バーナーが展開するブランドSOTO(ソト)の2024年新商品として登場が予告されていた「レギュレーターストーブTriTrail」が2024年4月12日から先行販売されました。CB缶を燃料とした登山向けの軽量・コンパクトなシングルストーブです。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: SOTO
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レギュレーターストーブTriTrailの特徴
レギュレーターストーブTriTrailの主な特徴を見ていきます。
ミニマル設計のシングルバーナー
レギュレーターストーブTriTrail(トライトレイル)は、CB缶を燃料とした登山向けの軽量・コンパクトなシングルバーナーです。使用時の本体サイズは幅140×奥行154×高さ118mmに収まっており、SOTOの従来製品であるST-310よりもコンパクトな構造になっています。
フレームを折りたたんだ際の収納サイズは幅111×奥行47×高さ120mmで、重量は約136gです。330gあるST-310と比較すると59%軽量化されています。
マイクロレギュレーター機能搭載で風に強い
火口には、低温環境やガスの連続使用による気化熱によって低下してしまうガスの圧力を調整するマイクロレギュレーター機能が搭載されています。
後述する同日発売の新商品である外気温の影響を受けにくいCB缶「CB TOUGH」と組み合わせて使うことで、OD缶バーナーのように高地かつ低温下でも、安定した火力で使えます。
コンパクトなCB缶CB TOUGH 130とのセットも
レギュレーターストーブTriTrailは単体販売だけでなく、コンパクトなCB缶CB TOUGH 130とのセット販売も行われます。CB TOUGHはプロパン、イソブタン、ノルマルブタンの3種を混合したCB缶で、CB缶であるにも関わらず、SOTO製のOD缶と同等の圧力があり、外気温の影響を受けにくくなっています。
レギュレーターストーブTriTrailと組み合わせて使うとCB缶バーナーとは思えないくらい軽量・コンパクトに使うことができます。マイナス5℃の環境下でも火力不足やドロップダウン現象に悩まされることなく、雪山でも使用可能ということで、登山にも活用できます。
販売価格(CB TOUGH 125セット): 9,900円(税込)
製品仕様詳細
■素材:アルミ、ステンレス
■使用時サイズ:138×156×111mm
■収納時サイズ:112×47×113mm
■重量:350g
■使用燃料:カセットガス
■点火方式:圧電点火方式
■セット内容:ST-711
■付属品:収納ポーチ(素材/タイベック)、ST-711
■発熱量(火力):2200Kcal
■燃焼時間:約1.5時間(ST-760 1本) 気温25度無風状態
■生産国:日本
まとめ
SOTOの2024年新商品として軽量・コンパクトなレギュレーターストーブTriTrailが登場しました。登山用途を想定した製品ではあるものの、荷物を少なくしたいソロキャンプなどにも最適でしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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