2021年9月下旬、埼玉県にあるウォーターパーク長瀞に行きました。荒川の清流に面したキャンプ場上で、ライン下りも体験できる上、設備もきれいで充実しています。実際の施設面の特徴を踏まえながら詳細をレポートします。
Twitterでも情報発信しております。よろしければフォローお願いします。
ウォーターパーク長瀞のサイト選び編はこちら。
過ごし方編はこちら。
レビュー概要
総合評価
★★★★☆ 4点/5点満点
長瀞の某キャンプ場と比べ穴場なのか予約が取りやすく、それでいてロケーションも設備も素晴らしいキャンプ場です。スタッフのみなさんの対応もよく、今回2回目のリピート訪問でした。川遊びをしながらキャンプするならここ!という感じである一方、小さい子どもが一緒だとアクティビティに制限があります。
良かった点、気になる点
基本情報
キャンプ場名称 | ウォーターパーク長瀞 |
住所 | 〒369-1621 埼玉県秩父郡皆野町金崎1918−1 |
電話 | 0494-62-5726 |
Webページ | https://waterpark.jp/ |
メール | 記載なし (※問い合わせフォームあり) |
標高 | 140m |
チェックイン | 13時〜16時 |
チェックアウト | 8時30分〜11時30分 |
アクセス
東京駅からでも2時間かからない程度なので、関東圏からのアクセスは非常に良いキャンプ場です。
レビュー詳細
区画サイトは35サイトあり、川沿いのサイト、ハンモックサイト、電源サイトに分かれる
オートキャンプサイトはすべて区画サイトで、全部で35区画ありそうです。荒川沿いのサイトと、林間のハンモックサイト、同じく林間の電源サイトの3種に分かれます。
今回2回目の訪問で、一度目はハンモックサイトに宿泊したこともあり、今回は川沿いのサイトにしました。
地質は赤レンガチップの砂利で、訪問初日は雨でしたが水はけがとても良く、水たまりはまったくできませんでしたし、乾くスピードが驚くほど早かったです。地面の硬さも程よく、ペグはすっと刺さりました。
ウッドトレーラーやコテージも豊富で初心者でも安心
これからキャンプをしてみたいと思いつつ、道具を一式揃えるのが不安という方にもウォーターパーク長瀞はおすすめできます。ウッドトレーラーやコテージも多くあるため、アウトドア慣れするための準備もしやすいです。
荒川の清流で川遊びができるのが最大の特徴
ウォーターパークという名称の通り、川遊びが満喫できるのがこのキャンプ場の大きな特徴です。管理棟横の坂道を下ると水遊びができるエリアがあります。右手にある舟はライン下り用の舟で、ここが出発場所になっています。
夏場は営業していませんが、10月下旬ごろからはフィッシィングエリアも営業され、場内で釣りを楽しむこともできます。
設備は手入れが行き届いており素晴らしいがシャワーが難点
設備は一部のシャワー室以外は完璧でした。手入れも行き届いており清潔です。
管理棟・売店
管理棟でチェックイン手続きを行います。13時ちょうどにチェックインしましたが、オペレーションに無駄がなくものすごい回転率でチェックイン手続きが進んでいきます。
以前は奥に休憩室がありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から閉鎖しているようでした。
管理棟内には売店もあり、最低限の燃料系や調味料系、使い捨て食器などが置いてありました。
レンタル品も品揃えが豊富です。薪は一束800円でした。
トイレ
トイレはいつ入ってもきれいでまったく臭いもありませんでした。男子トイレの個室が狭く圧迫感がありますが、清潔さでそのデメリットが完全に打ち消されます。ウォシュレット付きです。
炊事場
キャンプ場内に炊事場は3箇所ありますが、すべてきれいでした。お湯もきちんとでます。(熱湯です)
ゴミ捨て場
キャンプ場指定のゴミ袋(数百円)を購入すれば、チェックアウト時に管理棟前でゴミを引き取ってもらえます。
コインシャワー
一点だけ落胆してしまったのがシャワー室です。管理棟横のシャワー室がこのようにボックス型のものが複数台設置されています。管理棟の寄りのサイトになった場合、こちらのシャワー室を使うよう案内されます。
シャワーの水圧はとても強くてよかったのですが、ボックス内に換気扇がないため、シャワーを浴び終わってから着替えている間の時間がサウナ状態でまた汗をかいてしまいます…。冬はともかく夏場にこのシャワー室はかなりきついです。(建物の構造上仕方ないのもわかりますが)
これを回避する術としては、キャンプ場中央にあるシャワー室を利用する手段です。
こちらのシャワー室には換気扇がついており、なおかつ脱衣所とシャワー室にも仕切りがあるので着替え中に暑い思いはしません。(料金も同じ6分200円です)
ただしこちらは2室しかシャワー室がなく、みんながこちらに殺到してしまうと、中央近辺のコテージに泊まっている方がシャワーを使えなくなってしまうので、混雑時間を避けて使うなど配慮しましょう。
また、そもそも場内のシャワーを使うことを諦めて、周辺の温浴施設を使うというのも良いと思います。チェックイン時に満願の湯の割引券をもらえるので、そちらを活用しましょう。
結論
2年前の9月に訪問して以来の2度目の訪問となりましたが、やはり夏のキャンプは7〜8月を避けて9月に、なおかつ林間サイトの方が涼しく過ごせて快適度がまったく異なるなと感じました。日中は30℃近くまで気温は上がりましたが、川の冷たい水につかっていると暑さはやわらぎます。
その他キャンプ場レポに関する記事はこちら。