キャンプで使える石油ストーブの中で圧倒的な人気を誇っているアルパカストーブ。その2021年モデルの予約受付が始まっています。2021年モデルは既存のブラックカラーに加え、新色オリーブドラブが追加されました。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: Alpaca
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石油ストーブは寒くなってから買うのでは遅い(おさらい)
エアコンを暑くなってから買うと遅い(価格が上がる、取付工事の調整に時間がかかる)のと同じ用に、石油ストーブも寒くなってから購入を検討すると手遅れになります。価格は高騰し、人気商品は売り切れ、もしくはシーズン中に入荷はせず限られた選択肢の中からしか選べなくなります。
こういった事情も踏まえ、人気石油ストーブは既に春頃から予約受付を開始し、受注生産を始め、秋頃に注文数分を出荷するというスケジュール感で動いています。
標高の高いキャンプ場では9〜10月頃には石油ストーブがあった方が安心なので、今年から、もしくは今年も冬キャンプに確実に行かれる方で、暖房器具を持っていない方は、今から石油ストーブなどの吟味を始めるべきです。
アルパカストーブコンパクト2021年モデル予約受付詳細
アルパカストーブコンパクト2021年モデルの予約受付の詳細は以下の通りです。
予約受付期間: 2021年5月〜 (終了日未発表)
発送予定時期: 2021年7月中旬から順次 (※受付順に発送)
アルパカストーブは以前までは日本の正規販売代理店がなく、並行輸入業者経由で購入したり、個人で直輸入したりするしかなかった経緯があります。現在は株式会社ハピネスが日本の正規代理店となっているようです。
アルパカストーブコンパクト2021年モデルの特徴
アルパカストーブコンパクト2021年モデルの主な特徴を見ていきます。
カラーはブラックと新色のオリーブドラブ
アルパカストーブコンパクトの定番カラーブラックに加え、2021年モデルは新色のオリーブドラブが追加されます。以前はレッドなどもありましたが、オリーブドラブはよりキャンプに合わせやすいカラーとなっています。
専用ケースもブラックに
ブラック、オリーブドラブいずれのカラーを購入した場合でも、専用ケースが付属します。カラーはブラックです。
純正ケースではちょっと…という方にはこちらのオレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックスがフィットするのでおすすめです。
2019年モデルから日本仕様に対応
日本において正規代理店ができる以前は、韓国製のストーブをそのまま日本で利用するしかなかったため、日本の安全基準を満たしているかどうかの検査を通さない状態でアルパカストーブを使う必要がありました。2019年モデルからは、PSマークとJHIA認証を取得した状態で製品が販売されています。
火を扱う商品なので、このような認証を取得しているというのは、していない状態よりずっと安心できます。
また、細かな所でも日本に合わせた仕様変更が行われています。今までF(Full)とE(Empty)の英語表記油量計が、日本語表記の満と空に変更になりました。今まで外れやすいと言われていた給油口キャップの締まりも改善されています。
ストーブ内側には中間版が付き、安全ガードがさらに頑丈になりました。
天板部分とグリップスプリングがしっかり一体化しました。
販売価格(ブラック): 30,800円(税込)
販売価格(オリーブドラブ): 34,100円(税込)
製品仕様詳細
■種類:自然通気形放式石油ストーブ(しん式・自然対流形) |
■暖房出力:3.0kW |
■暖房の目安:13~17㎡ |
■寸法:高さ×幅×奥行き(mm)405×350×350 |
■質量(Kg):本体6.6㎏ |
■燃焼継続時間:約10時間 |
■点火方法:点火用ライター又はマッチ |
■使用燃料:JIS1号灯油 |
■燃料消費量:3.0kw(0.293L/h) |
■油タンク容量:3.7L |
■安全装置:対震自動消火装置(しん降下式) |
■しんの種類:普通筒しん(TS-77JC) |
まとめ
もともと商品性の高さから人気だったアルパカストーブですが、正規代理店ができ日本仕様に準拠し、今回はさらに新色登場ということで、2021年もより人気に拍車がかかりそうです。そろそろ大手商社が横から出てきて一般販路でも気軽に購入できるようになる日もやってくるかもしれません。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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