富士山を眺めながらのキャンプは最高ですよね。しかし、雲に隠れてなかなか全景を見せてくれない富士山。統計的にはどの季節、どの月、どの時間が富士山を見られる可能性が高いのでしょうか。富士市の統計資料から富士山が見える可能性を分析します。
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絶景を楽しむのはキャンプの醍醐味ではありますが、特に富士山は我々日本人にとって特別な景観のひとつです。左右均等に八の字に広がる裾野は美しく、ずっと見ていても飽きません。富士山の絶景を堪能できるふもとっぱらの土日の予約はいつもいっぱいで、予約の取るのが難しくなってしまいました。
ただ、せっかく富士山を眺められるキャンプ場を予約できたとしても、当日の天候等で富士山が雲に隠れて見えなくなってしまうということもよく置きます。富士山を見られる可能性が高いのはいつなのでしょうか。
富士山観測統計
富士市が富士山の観測記録という統計を出しているので、これを元に富士山が見える可能性の高い時期を分析します。
月ごとの富士山が見えた日数の割合
単年ごとの統計だと、その年に特殊な天候事情があると結論がブレるので、複数年の平均値で見てみます。平成3年〜平成31年の29年間の平均データはこちらです。
※平成31年、令和元年富士市役所富士山観測の記録
※平成3年~平成 31 年・令和元年通算データ(午前8時)月別よりデータを抜粋しグラフ作成
・5〜8月は富士山が見える可能性が50%を切る
・10〜2月は富士山が見える可能性は65%を超える
・もっとも富士山が見える可能性が高いのは12月で84%
・もっとも富士山が見える可能性が低いのは7月で23%
ということで、夏は見える可能性が低く、冬は見える可能性が高いという体感的にも当たり前な結果でした。この夏のキャンプで富士山を眺めることができた方はとてもラッキーでしたね。
時間ごとの富士山が見えた割合
時間ごとの観測統計も出ていたので、こちらも見てみます。
※平成31年、令和元年富士市役所富士山観測の記録
※平成3年~平成 31 年・令和元年通算データ時間別よりデータを抜粋しグラフ作成
これも想定通りですが、朝の方が見られる可能性は高まるようです。早起きして富士山を眺められるようにしましょう。
次回は富士山が見えるキャンプ場をまとめます。
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