キャンプで大活躍する調理器具「ダッチオーブン」。気になってはいるものの、実際にどのような料理ができるのか、どのような商品があるのか分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、キャンプで使えるダッチオーブンの選び方やおすすめ商品、ダッチオーブンのお手入れ方法などダッチオーブンを検討するうえで知っておきたい情報をまとめてご紹介します。
アイキャッチ画像出典: CAPTAIN STAG
編集部イチオシのおすすめダッチオーブン
ユニフレーム UFダッチオーブン8インチ| 660935
参考価格: 11,000円(税込)
4.5mm厚の黒皮鉄板を使用している1~2人用向きのダッチオーブン。本体表面を酸化被膜が覆っているため、錆びにくくお手入れしやすいところが特徴です。1枚の鉄板を圧延加工しているので、衝撃や温度変化に強くキャンプで使いやすくなっています。
また、本体と蓋の接触面の嚙み合わせは、機械加工で均一に仕上げているところもポイント。密閉性や熱伝導率を高め、おいしい料理が作れます。
製品仕様詳細
サイズ | 直径160×深さ95mm |
重量 | 約4.2kg |
材質 | 本体・蓋: 黒皮鉄板 ツル: ステンレス鋼 |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | IHヒーターなどの電熱器では使用できない場合がある |
付属品 | レシピブック |
製品仕様詳細
ダッチオーブンとは
ダッチオーブンとは、蓋のついた厚みのある(主に)鉄製の鍋を指します。アメリカの西部開拓時代から使われていたと言われており、長い歴史のある調理器具です。
ダッチオーブンの強みは「幅広い料理に使えること」と「直火調理ができること」の2つ。ダッチオーブンは熱伝導率が高く、幅広い料理に挑戦できます。また、熱に強い素材を使用しているので直火調理ができ、アウトドアに最適です。
ダッチオーブンのメリット・デメリット
ここでは、ダッチオーブンの購入を検討するときに知っておきたいダッチオーブンのメリットとデメリットをご紹介します。ダッチオーブンを使おうか検討するためにも、ぜひチェックしてみてください。
ダッチオーブンのメリット
ダッチオーブンのメリットは複数の調理器具を使わなくても、本格的なアウトドア料理に挑戦できるところです。ダッチオーブンは「炒める・焼く・煮る・蒸す・揚げる・燻す」と1台で6役を果たします。幅広い料理が作れるので、料理のレパートリーが増えます。
また、ダッチオーブンは密閉性能が高く保温性に優れているため、肌寒い季節でも料理の温度をキープしやすいです。スープやカレー、煮込み料理などをおいしく味わえます。
さらに、ダッチオーブンは頑丈な鉄素材を使用しているので、お手入れをしながら長く愛用できます。調理器具を育てる楽しさが体感できるところも、ダッチオーブンならではの魅力だと言えるでしょう。
ダッチオーブンのデメリット
ダッチオーブンは鉄製なので、サイズが大きくなるとある程度重量のある商品が多いです。特に鋳鉄製のダッチオーブンは持ち運び時に工夫が必要です。
また、ダッチオーブンは基本的には錆び取りやシーズニングなどお手入れや準備に手間がかかります。
最近はこのデメリットを払拭できるステンレス製の商品やシーズニング不要の商品が登場しています。ダッチオーブンのお手入れに不安がある場合は、扱いやすい商品を検討してみてください。
ダッチオーブンで挑戦できる料理・レシピ
ここでは、ダッチオーブンで挑戦できる料理をご紹介します。ダッチオーブンがあれば、キャンプで作ってみたかった様々なレシピにチャレンジできます。ぜひキャンプで作ってみたい料理を見つけてみてください。
オーブン料理
ダッチオーブンは名称に「オーブン」と付いているように、オーブンの代わりに使用できます。ダッチオーブンは蓋の上に炭を乗せられるので、上下から均一に熱を通せるところが特徴。遠赤外線効果で食材の芯までしっかりと火を通せます。
焼き料理
ダッチオーブンは、手軽に作れる炒め料理や焼き料理にも向いています。熱伝導率が高く食材を入れても温度が下がりにくいため、食材の旨みを閉じ込めることができます。
蒸し料理・煮込み料理
ダッチオーブンは蒸し料理や煮込み料理にも最適。密閉性が高いため圧力鍋のように、食材の旨みを引き出しながら調理できます。内部の水分を逃がさずじっくりと煮込めるので、無水調理も可能です。
その他の料理
ダッチオーブンがあれば、揚げ料理や薫製料理などにもチャレンジできます。特にキャンプで挑戦したいのは「薫製料理」です。
ダッチオーブンの中にスモークチップを敷き食材を並べたら、蓋に隙間を作りじっくりといぶしていきます。手作りのハムやスモークサーモンはお酒とのおつまみにも最適です。
キャンプで使いたいダッチオーブンの選び方
キャンプで使用できるダッチオーブンを選ぶときのポイントをご紹介します。どのような点に着目して選べばいいのか参考にしてみてください。
ステンレス・鋳鉄製など素材を確認する
ダッチオーブンの素材は「ステンレス」と「鋳鉄製」が主流です。どちらも鉄が主原料ではありますが、下記のように特徴が異なります。
項目 | ステンレス | 鋳鉄 |
---|---|---|
特徴 | ・シーズニング不要でお手入れしやすい ・比較的軽く携帯しやすい | ・蓄熱性や熱伝導率が高い ・お手入れをしながら長く愛用する楽しさがある |
シーズニング | 不要 | 商品によっては不要 |
重量 | 軽い | 重い |
熱伝導率 | 低い | 高い |
サイズを確認する
ダッチオーブンは幅広いサイズ展開をしているので、キャンプスタイルに合うサイズを選定しましょう。メインとなるサイズは、下記のとおりです。
サイズ | 直径 | 特徴 |
---|---|---|
8インチ | 約20cm | ソロキャンプ・少人数使用におすすめ サブの調理器具としても使いやすいサイズ |
10インチ | 約25cm | スタンダードなサイズで初めての購入におすすめ 幅広い料理に対応しやすい |
12インチ | 約30cm | 大人数用の料理におすすめ 一度に多くの量を作りたい場合にも向いている |
形状を確認する
オーブンには、主に丸型と角型の2種類があります。作りたい料理に応じて、使いやすい形状を選択しましょう。
例えば、ローストチキンを作りたい場合は、丸型でないと食材が入れにくいです。パウンドケーキや魚料理などを作りたい場合は、角型のほうが扱いやすいでしょう。
また、鍋底に脚が付いていると、炭や薪の上に置いたときに安定感を得やすいです。直火調理がしやすくなる点がメリットだと言えます。
一方で、脚が付いているとIHや家庭用のガスコンロでは使えない場合があります。キャンプだけでなく家庭用としても使いたい場合は、脚なしの商品を選択しましょう。
プラスアルファの機能を確認する
ダッチオーブンを選ぶときには、下記のようなプラスアルファの機能も確認してみましょう。
- シーズニングが必要か
- ハンドル(持ち手)が付いているか
- 縁が高く炭を乗せやすいか
- 吊し下げ調理に対応しているか
- IHに対応しているか
- 網や収納ケースなどの付属品が揃っているか
直火だけでなくガスコンロやIHにも対応していると、家庭とキャンプの両方で活用できます。また、ダッチオーブンの蓋の上に炭を置いて調理したい場合は、縁が高く炭を置きやすい商品を選ぶと使いやすいでしょう。
ダッチオーブンのおすすめ16選
ソロ向けダッチオーブンのおすすめ8選
ここからは、ソロキャンプやサイドメニュー用に向いている小型のダッチオーブンをご紹介します。軽量化にこだわり持ち運びやすい商品や蓄熱性が高く幅広い料理に活用できる商品などが揃っています。ぜひ使ってみたいダッチオーブンを見つけてみてください。
ソト ステンレスダッチオーブン|ST-908
参考価格: 22,000円(税込)
新富士バーナーが立ち上げたアウトドアブランド「ソト」のステンレス製ダッチオーブン。1枚の大きな鋼板からプレス製造していて、耐久性が高いところが特徴です。
シーズニングが不要で扱いやすいのはもちろん、サビや衝撃、温度変化に強くお手入れや保管がしやすくなっています。IHやシーズヒーター、ガスコンロなどでも使用でき、キャンプ以外のアウトドアや家庭でも使用できます。
製品仕様詳細
サイズ | 直径206×深さ90mm |
重量 | 約3.5kg(底網含む) |
材質 | ステンレス |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | ◯ |
付属品 | 底網 |
ユニフレーム UFダッチオーブン8インチ| 660935
参考価格: 11,000円(税込)
4.5mm厚の黒皮鉄板を使用している1~2人用向きのダッチオーブン。本体表面を酸化被膜が覆っているため、錆びにくくお手入れしやすいところが特徴です。1枚の鉄板を圧延加工しているので、衝撃や温度変化に強くキャンプで使いやすくなっています。
また、本体と蓋の接触面の嚙み合わせは、機械加工で均一に仕上げているところもポイント。密閉性や熱伝導率を高め、おいしい料理が作れます。
製品仕様詳細
サイズ | 直径160×深さ95mm |
重量 | 約4.2kg |
材質 | 本体・蓋: 黒皮鉄板 ツル: ステンレス鋼 |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | IHヒーターなどの電熱器では使用できない場合がある |
付属品 | レシピブック |
キャプテンスタッグ 角型ダッチオーブン| UG-3063
参考価格: 3,880円(税込)
魚料理やお菓子づくりに使いやすい角型のダッチオーブン。直火調理はもちろん、焚き火台や薪ストーブと併せて使いやすいサイズ感です。別売りの「UG-3062」をスタッキングでき、コンパクトに収納できます。
蓋の裏側には凹凸があり、焼肉グリルとして使えるところもポイント。このダッチオーブン1つで作れる料理の幅がぐんと広がります。
製品仕様詳細
サイズ | 幅270×奥行170×高さ120mm |
重量 | 約4.4kg |
材質 | 本体・蓋: 鉄鋳 ツル: ステンレス鋼 |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | ◯(一部使用できない場合がある) |
付属品 | – |
フォアウィンズ ミニダッチオーブン
参考価格: 6,600円(税込)
ガスコンロなどを展開している「イワタニ」が手掛けるアウトドアブランド「フォアウィンズ」のダッチオーブン。アルミ合金を使用しているので本体重量が約1.2kgと軽く、携帯しやすいところが特徴です。ダッチオーブンの重量問題を解消できます。
本体と蓋にあるスリットが五徳にフィットする設計で、調理中のがたつきを軽減できるところもポイント。蓋はスキレットとしても使用でき、炒め料理や焼き料理に使いやすいです。
製品仕様詳細
サイズ | 幅205×奥行163×高さ100mm |
重量 | 約1.21kg(本体) |
材質 | 本体・蓋: アルミニウム合金 ハンドル: スチール、シリコーン樹脂 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | 不可 |
付属品 | – |
スノーピーク コロダッチオーバル|CS-503
参考価格: 11,530円(税込)
丸みを帯びたおしゃれな形状が印象的な「スノーピーク」のダッチオーブン。そのままテーブルに並べても違和感のないデザインに仕上がっています。
レタス半分が入るサイズ感で、おつまみなどのサイドメニューやスープづくりに最適。蓋の裏には3mm厚のリブ加工を施しているので、野菜や肉をおいしく焼けます。ダッチオーブンを初めて使う場合や手軽に使えるダッチオーブンを探している場合に向いています。
製品仕様詳細
サイズ | 幅242×奥行160×高さ89mm |
重量 | 約2.6kg |
材質 | ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装) |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | ◯ |
付属品 | – |
キャンピングムーン ダッチオーブン DO-28|B07DPR7CB3
参考価格: 9,680円(税込)
スキレットやインナーネットなど4つのパーツがセットになったダッチオーブン。組み合わせ方次第で、煮込み料理や焼き料理など幅広い料理に挑戦できます。
本体の素材には強度の高いダクタイル鋳鉄を使用。植物性オイル仕上げなので使用後の空焚きが不要で手軽に使えます。
製品仕様詳細
サイズ | 直径280×深さ115mm(本体のみ) |
重量 | 約10kg(セット重量) |
素材 | 本体・リッド・スキレット ポット: ダクタイル鋳鉄インナーネット ハンドル: ステンレス |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | スキレット・インナーネット・収納ケース |
テンマクデザイン アルミダッチオーブン6インチ
参考価格: 5,478円(税込)
重量1kg以下、直径約11,5cmの軽量コンパクトなダッチオーブン。ソロキャンプにはもちろん、サイドメニューや炊飯用のダッチオーブンとしても向いています。
ブラックを基調とした洗練されたデザインで、そのままテーブルに並べて使えるところがポイント。オプションアイテムとして専用底網が用意されているため、作れる料理の幅も広がります。
製品仕様詳細
サイズ | 直径115×深さ89mm |
重量 | 約0.74kg |
素材 | 本体: アルミニウム合金(表面テフロン加工)ツル: ステンレス304 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | – |
付属品 | 収納ケース |
ファミリー向けダッチオーブンのおすすめ8選
ここからは、ファミリーキャンプやグループキャンプに向いているダッチオーブンをご紹介します。シーズニング不要ですぐに使える商品や家庭とアウトドアの両方で使える商品などを厳選しました。お気に入りの商品を探してみてください。
ロッジ キャンプオーヴン 12インチ DEEP|L12DCO3
参考価格: 19,800円(税込)
100年以上の歴史がある調理器具ブランド「ロッジ」のダッチオーブン。通常のダッチオーブンより深さがあり、煮込み料理や蒸し料理が作りやすくなっています。
脚付きなので炭や薪を脚の下に入れて調理することも可能。蓋の縁を高めに設計しているため、炭を乗せても安定しやすいです。シーズニング不要ですぐに使用できる点も嬉しいポイントです。
製品仕様詳細
サイズ | 直径300×深さ130mm |
重量 | 約10.2kg |
素材 | 鋳鉄 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | × |
付属品 | – |
ペトロマックス ダッチオーブン|ft12-t
参考価格: 16,547円(税込)
ドイツ発の老舗灯油ランタンブランド「ペトロマックス」のダッチオーブン。蓋部分にロゴとイラストが施されていて高級感があります。
蓋の縁にも程よい高さがあり、炭を乗せやすいところが特徴です。本体には厚みのある鋳鉄を使用しているので食材にしっかりと熱を伝え、旨みを引き出します。
製品仕様詳細
サイズ | 幅420×奥行390×高さ200mm |
重量 | 約14.7kg |
素材 | 鋳鉄 |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | – |
TSBBQ ライトステンレスハーフダッチオーブン 10インチ| TSBBQ-029
参考価格: 18,700円(税込)
パエリアやピザづくりをイメージして、底面積を広くした浅型のダッチオーブン。底面積を広げてヘラや菜箸が使いやすいよう工夫したことで、深型では難しい炒め料理や焼き料理が作りやすくなりました。
素材にはステンレスとアルミの三層鋼を使用。オールステンレスのダッチオーブンより軽いため、持ち運びしやすいです。
製品仕様詳細
サイズ | 直径365×深さ110mm |
重量 | 約3.89kg |
素材 | 本体: ステンレス・アルミ三層鋼ツル: ステンレス |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | – |
ロゴス SLダッチオーブン10インチ・ディープ|81062229
参考価格: 11,800円(税込)
幅広い料理に使いやすい10インチのダッチオーブン。キャンプと家庭の両方で使用できるように、IHやガスコンロなどに対応しています。
植物性オイルを塗布しているので、購入後にシーズニングが不要な点が特徴。丸洗いをするだけですぐに使用できます。収納バッグもセットなので、持ち運びや保管もしやすいです。
製品仕様詳細
サイズ | 直径237×深さ105mm |
重量 | 約5.5kg |
素材 | 鋳鉄 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | 収納バッグ |
スノーピーク 和鉄ダッチオーブン26|CS-520
参考価格: 27,280円(税込)
取り回しのしやすい形状と持ち運びやすさにこだわったダッチオーブン。ツルやハンドルが使いやすい長さで、テーブルへの持ち運びや蓋の取り外しがしやすいです。
素材には強靭で粘りのある鋳物を使用。厚みを減らしても性能が衰えることがないので、軽量化と蓄積性を両立しています。同素材のスキレットもセットになっているため、作りたい料理に応じて使い分けが可能です。
製品仕様詳細
サイズ | 直径268×深さ120mm(ポット部分のみ) |
重量 | 約7.9kg(全セット含む) |
素材 | 本体: ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装)ツル: ステンレス |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | スキレット |
チャムス ダッチオーブン10インチ
参考価格: 27,280円(税込)
アメリカ発のアウトドアブランド「チャムス」のダッチオーブン。蓋部分にブランドロゴとブービーバードの足跡を印字したおしゃれなデザインに仕上がっています。
ベジタブルオイルを使用したシーズニング済みで、すぐに使用することが可能。ファミリーキャンプやグループキャンプで使いやすい程よい深さとサイズ感です。
サイズ | 直径250×深さ130mm |
重量 | 約6kg |
素材 | 鋳鉄 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | 収納バッグ |
及精鋳造所 南部鉄器 BSポット
参考価格: 17,600円(税込)
日本製の南部鉄器で作った角型のダッチオーブン。南部鉄器ならではの蓄熱性や密封性が、食材のおいしさを引き立てます。深型なので煮込み料理や蒸し料理、スープなど幅広い料理が楽しめます。
蓋の裏側は突起加工を施しているので、焼き料理や炒め料理に使うことも可能。蓋をすると保存容器にもなり、キャンプシーンで多彩な使い方ができます。
サイズ | 幅228×奥行163×高さ100mm(本体のみ) |
重量 | 約4.85kg |
素材 | 鉄鋳物(シリコン焼付塗装) |
シーズニング | 必要 |
IH対応 | 〇 |
付属品 | – |
コールマン ダッチオーブンSF|1709391
参考価格: 6,600円(税込)
直径約29cmの大きめサイズで、ローストチキンやスペアリブなどの豪快な料理が作りやすいところが特徴。リッドリフター付きで、熱くなった蓋を簡単に取り外しできます。
植物性オイル仕上げが施されているので、シーズニングが不要です。ダッチオーブンが初めての場合でも、手軽に使用できます。
サイズ | 直径290×深さ120mm |
重量 | 約10kg |
素材 | 鋳鉄 |
シーズニング | 不要 |
IH対応 | × |
付属品 | リッドリフター、収納ケース |
ダッチオーブンを長く愛用するためのお手入れ方法
最後に、ダッチオーブンを長く愛用するために知っておきたいお手入れ方法をご紹介します。ダッチオーブンは使用前と使用後に他の調理器具とは異なるお手入れが必要です。どのようなことをしなければならないのか、確認しておきましょう。
1.【使用前】シーズニングをする
ダッチオーブンは基本的には使用前に、シーズニングが必要です(不要な商品も販売されています)。シーズニングとは鋳物の表面に油の膜を作る慣らし作業のこと。このひと手間で、臭いや焦げがつきにくくなります。シーズニングにはさまざまな方法がありますが、一例として下記の手順で行います。
- 蓋と本体を食器用洗剤で洗いしっかりと乾燥させる
- 植物油を本体内部と外側、蓋全体に細かく塗る(マーガリンやバターは使用しない)
- 余分な油を布やキッチンペーパーで拭き取る
- ダッチオーブンを火にかけて煙が出るまで焼く(煙が出たら弱火にして煙が出なくなるまで焼く)
- 2から4を3〜5回繰り返す
- 最後に野菜くずを炒めて鉄特有の臭いを消す
- ダッチオーブンが冷めたら最後に植物オイルを塗り完成
シーズニングが必要な商品はキャンプ当日までにシーズニングを終えるようにしましょう。
2.【使用後】お手入れをする
ダッチオーブンを使用した後は、適した方法でお手入れをしましょう。ダッチオーブンは錆びの原因になるので、基本的には洗剤で洗えません(一部洗剤対応商品もあります)。
ダッチオーブンのお手入れ方法の一例は、下記のとおりです。
- キッチンペーパーなどでダッチオーブンの汚れを拭き取る
- ダッチオーブンにお湯を注いで沸騰させる
- 熱湯で汚れを浮かせたらヘラなどで焦げを取る
- 水分をふき取ってからダッチオーブンを火にかけて完全に水分を飛ばす
- シーズニングと同じようにダッチオーブン全体に植物油を塗る
ダッチオーブンは正しいお手入れを重ねると「ブラックポット」と呼ばれる美しく黒光りした状態に育ちます。お手入れをしながらダッチオーブンの経年変化を楽しみましょう。
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まとめ
今回は、キャンプで使えるダッチオーブンの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。ダッチオーブンは1台で6役を果たすので、大自然の中で味わってみたかった様々な料理に挑戦できます。キャンプの楽しみ方が広がるでしょう。
キャンプのスタイルや挑戦したい料理、重視したいポイントを念頭に置きながら、長く愛用できるダッチオーブンを見つけてみましょう。
その他ダッチオーブンに関する記事はこちら。