FIELDOOR(フィールドア)からストーブの上に置くだけで、ストーブの温風を循環することができる「ストーブファン」が登場しました。電源等不要で、ストーブの熱によりファンを回す構造になっています。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: FIELDOOR
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ストーブファンの特徴
ストーブファンの特徴を見ていきます。
ストーブの上に置くだけで空気を循環できる
ストーブファンは、ストーブの上に置いて、ストーブから出る熱気を空間内に循環させられる商品です。
暖かい空気は空間上部に流れる特性があるため、テントやシェルター内でストーブを使うと、上ばかりが暖かくなり、足元はずっと冷えたままということが起こりえますが、ストーブファンを使うことにより、空気を循環させて空間全体をより暖めやすくなります。
電源不要で回る
ただ単に空気を循環させるだけであれば、扇風機やサーキュレーターなどでも同様の効果を得られます。ストーブファンがこれらの商品と異なる点は、電源不要でファンを回すことができる点です。
「2つの異なる金属をつなげて、両方の接点に温度差を与えると、電流が流れる」というゼーベック効果を利用して電源不要でファンを回しています。p型、n型という2つの異なる半導体の上部と底部が異なる温度を持つことで電子を作り、その電子がn→pに移動する電流によりファンを回します。
約25dBの静音設計
このストーブファンはモーター音が少なくなるよう設計されており、使用中の騒音レベルは約25dBです。木の葉のふれあう音に近く非常に静かです。
販売価格: 2,420円(税込)
※記事執筆時時点楽天販売価格
製品仕様詳細
■サイズ
(約)幅11cm×奥行10.5cm×高さ20cm
※ファンの直径:(約)18cm
■重量
(約)530g
■材質
アルミニウム
■最大風速
3m/s
■稼働温度
約60~340℃
■動作音レベル
≦25dB
■特記事項
・ご使用後は本体が非常に熱くなっています。移動するときは必ず手袋を着用してください。
・作動中は羽根に触れないように気をつけて下さい。
・ストーブの表面の温度が340℃以上になっている場合はご使用をお止め下さい。
・煙突ストーブの場合は煙突の前に設置せず側面に設置して下さい。
まとめ
秋冬のキャンプに向けてもうストーブの準備は整ったでしょうか。石油ストーブであっても、薪ストーブであっても合わせて揃えたいのがこのストーブファンです。それほど高価でもないですし、これによってより暖かく過ごせるのであれば秋冬のマストアイテムになるかと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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