夏キャンプのブヨ対策と刺されてしまった後の対処方法

夏キャンプのブヨ対策と刺されてしまった後の対処方法キャンプグッズ
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普段都市部で暮らしていると実感がわかないですが、夏キャンプで蚊よりも刺されると厄介なのがブヨ(ブユ、ブト)です。とんでもなく痒くなる上に、かきむしると腫れます。しっかり事前対策する方法と、万が一刺されてしまった際の対処方法をご紹介します。

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ブヨに刺されると何が厄介なのか

普段都市部で生活していると、ブヨとは無縁という人も多いと思います。私もキャンプを始めるまではブヨの存在すら認知していませんでした。2020年の夏にも一度刺されたものの、直後にポイズンリムーバー(後述します)で対処したので大事には至りませんでしたが、2021年の夏は6箇所も刺されてしまったので、大惨事になっています。蚊とは比べ物にならないくらいつらいです。

具体的にブヨに刺されることで発生する問題点は、以下3点です。

とにかくかゆい

体感的には蚊に刺された時の何倍もかゆいです。意思が強い方でもブヨに刺された箇所を掻きたくて仕方なくなると思います。

掻きむしってしまうと腫れたり痕が残ったりする

掻きたい衝動に身を任せてしまうと、刺された部分が赤く腫れ上がったり、しばらく痕が残ったりします。どのように腫れるのか写真は掲載しませんが、画像検索の結果をご覧ください。

ひどい場合は発熱も

私は発熱に至ったことはありませんが、体質やその日の体調によっては発熱される方もいます。キャンプ中はキャンプ後に疲労感がある場合はただでさえ体調を崩しやすいので、注意が必要です。

そもそもブヨとは

正式名称はブユ、関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれる昆虫です。成虫の大きさは約3~5mmで、ハエの4分の1ほどの小ささ、蚊と同じくらいか少し小さいサイズ感です。小さい上に羽音がほとんどしないので、近づいてきている瞬間や刺された瞬間には気づきにくいのが難点です。

夏キャンプのブヨ対策と刺されてしまった後の対処方法

ブヨはどこで発生する?

ブヨは水のきれいな水中や水際に卵塊を産み付け、幼虫は渓流の岩の表面や水草に吸着し水中で蛹になり、約1週間ほどで羽化するため、水がきれいな渓流や草場があるキャンプ場では遭遇しやすいです。

ウエストリバーオートキャンプ場
イメージ

実際に私がブヨに刺された経験のある3つのキャンプ場はこの条件を満たしていました。

  • かずさオートキャンプ場: 近くに小櫃川がありキャンプ場にも水場あり、草原サイト
  • あさぎりキャンプフィールド: 川遊び中に刺されました
  • ふもとっぱら: 場内に川あり、朝夕の湿度が高く草原の草が長い

ブヨが発生しやすい時期、時間帯

ブヨは成虫になると基本的に1年中活動しますが、特に春から夏(3月~9月)にかけて活発になります。夏場は気温の低い朝夕に発生し、昼間はあまり活動しませんが、曇りや雨など湿気が高く日射や気温が低い時は時間に関係なく活動します。

刺されないための対策

刺されないことが一番幸せなので、まずは事前対策をしっかりしましょう。いくつか対策をご紹介します。

肌を露出させない

これが一番確実です。長袖長ズボンで対策しましょう。私は今回裸足でサンダルを履いていて足の甲やくるぶしを5箇所刺されました。虫が寄り付かない素材のウエアもおすすめです。

ブヨ専用の虫除けスプレーを使う

とはいえ、首、足、手などはウエアでは隠し切れないので、どうしても露出してしまう部位に関しては虫よけスプレーでの対策が必要です。注意が必要なのは蚊に効く虫よけスプレーではブヨには無効なので、ブヨ専用の虫よけスプレーが必要です。ハッカ油スプレーでも代用可能です。

森林香をたく

通常の蚊取り線香ではなく、より強力な森林香をおすすめします。今回森林香をたくのが面倒くさく、見事に刺されてしまいました…。

刺され痕からブヨなのか蚊なのか見分ける方法

かゆみを感じたらまずは蚊なのかブヨなのか見分けましょう。刺されてしまった後の対処に違いが出てきます。見分け方は簡単で、ブヨは蚊とは異なり、皮膚を噛み切り吸血する特徴があるため、刺されて腫れ上がった箇所の中心に赤い出血点出るので一目瞭然です。

夏キャンプのブヨ対策と刺されてしまった後の対処方法

刺されてしまった後の対処

うっかり対策を怠ってしまったり、私のように1年経つとすっかりブヨのことを忘れて無防備に刺されてしまうということもあるでしょう。そんな時の対処法をご紹介します。

どんなにかゆくても鉄の意志を持って絶対に掻かない

これが一番重要です。とてもとてもかゆいですが、ぐっと我慢して絶対に掻かないようにしましょう。掻くと腫れが一向に引かなくなり、治ったあともシミとして残るので、決して傷口を触らないことが重要です。

刺された直後にポイズンリムーバーを使う

これも有効な対処法です。刺された直後に気づければ、ポイズンリムーバーで毒素を吸い出しましょう。少しでも多く毒素を吸い出せれば、その後の腫れやかゆみを大幅に軽減できます。ブヨ以外の毒をを持つ虫刺されに有効なので、キャンプの際は救急セットと共に常備しておきたいです。

ステロイド外用薬を塗る

こちらもブヨ以外の虫刺されにも有効なので常備しておきたいです。

まとめ

この記事を執筆中もブヨに刺された箇所のかゆみと戦っています。せっかくの夏キャンプでこのような残念な思いをされる方が少しでも減らせれば幸いです。みなさんしっかり対策しましょう。

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