snow peak(スノーピーク)の「フィールドクッカー Pro.1」「フィールドクッカー Pro.3」がリニューアルしました。原産国、サイズ、材質、パッケージ、収納ケース、ポットの底面が変更になっております。これまでの日本製から中国製に変更されました。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: snow peak
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フィールドクッカーの特徴
フィールドクッカーの主な特徴を見ていきます。
フライパン、鍋、ザルの3種セット
フィールドクッカーは、フライパン、鍋(ビリーポット)、ザル(メッシュバスケット)がセットになったクッカーセットです。Pro.1とPro.3の2製品が提供されており、Pro.1は230、200、180の3サイズのビリーポットとフライパン、メッシュバスケットのセット構成です。
Pro.3はビリーポットが1つ少なく、200、180の2サイズのビリーポットとフライパン、メッシュバスケットのセット構成です。
鍋、フライパン、ザルが1セットになっていることにより、煮る、焼く等の一通りの調理から、水切りなどにも対応できるため、特にファミリーキャンプでは1セット持っておくと大変便利です。
スタッキング可能でコンパクトに収納
複数の調理器具がセットになった製品ですが、それぞれスタッキングできる構造になっており、持ち運ぶ際もかさばりません。
スタッキングした際の収納サイズは、Pro.1でφ258×215(h)mm、Pro.3では227×184(h)mmです。
着脱式のハンドルも付属
着脱式のハンドルも付属します。フライパンはもちろん、180ビリーポットにも取り付けられるため片手鍋として使うこともできます。
ハンドルを保護するケースも付属します。ハンドルケースは鍋つかみとして使えます。
リニューアル前モデルとの差分
リニューアル前のモデル(型番: CS-021、CS-023)とリニューアル後のモデル(型番: CS-021R、CS-023R)との差分は以下のように説明されています。
Pro.1 | Pro.3 | |
---|---|---|
型番 | CS-021→CS-021R | CS-023→CS-023R |
原産国 | 日本→中国 | 日本→中国 |
重量 | 3.3kg→3.4kg | 変更なし |
フライパン(材質) | 黒皮鉄板→スチール(耐熱シリコン加工) | 黒皮鉄板→スチール(耐熱シリコン加工) |
これまでも多くの製品を日本製から外国製へ変更してきたスノーピークですが、フィールドクッカーのフライパンの素材が黒皮鉄板からスチールに変更されています。これまで「自分仕様に鍛える」という表現でアピールしていたにも関わらず、大きな方針転換です。
販売価格(Pro.1): 21,120円(税込)
販売価格(Pro.3): 17,160円(税込)
製品仕様詳細
【Pro.1】
■サイズ
230ビリーポット/φ229×161mm、200ビリーポット/φ200×135mm、180ビリーポット/φ174×109mm、メッシュバスケット/φ225×102mm、フライパン/φ244×56mm
■重量
3.4kg
■収納サイズ
φ258×215(h)mm
■セット内容
230ビリーポット、200ビリーポット、180ビリーポット、ハンドル、メッシュバスケット、フライパン、メッシュケース、ハンドルケース兼鍋つかみ
■仕様
●材質:ビリーポット・メッシュバスケット/ステンレス、蓋/ステンレス・天然木、ハンドル/ステンレス・天然木、フライパン/スチール(表面加工:耐熱シリコン塗装)、メッシュケース・ハンドル兼鍋つかみ/ポリエステル
【Pro.3】
■サイズ
200ビリーポット/φ200×135mm、180ビリーポット/φ174×109mm、メッシュバスケット/φ191×93mm、フライパン/φ213×54mm
■重量
2.2kg
■収納サイズ
227×184(h)mm
■セット内容
200ビリーポット、180ビリーポット、ハンドル、メッシュバスケット、フライパン、メッシュケース、ハンドルケース兼鍋つかみ
■仕様
●材質:ビリーポット・メッシュバスケット/ステンレス、蓋/ステンレス・天然木、ハンドル/ステンレス・天然木、フライパン・スチール(表面加工:耐熱シリコン塗装)、メッシュケース・ハンドル兼鍋つかみ/ポリエステル
まとめ
特にファミリーキャンプをされる方においては使われている方が多いであろうフィールドクッカーがリニューアルされます。生産力向上のための仕様変更とのことですが、日本のものづくりを魅力とする製品がスノーピークのラインナップからまた1つ減ってしまいました。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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