キャンプを始めた頃に安さだけで選んで購入した約2,000円のペグハンマーが壊れたことをきっかけに、約7,000円のsnow peak(スノーピーク)のペグハンマーPRO.Cを購入しました。この買い替えにより劇的に設営が楽になりました。詳細をレビューします。
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3年で壊れた2,000円のハンマー
特にキャンプを始めたての頃は、たくさんのグッズを買い揃える必要があるため、限られた予算の中で何にいくら払うか、意思決定に迫られる方が多いかと思います。
テントや寝袋など、必需品には特にこだわって良いものを購入された方がよいと思いますが、ペグハンマーはなくてもなんとかなってしまうがゆえに、最初からこだわりのある製品を購入される方は多くないかと思います。
私はキャンプを始めた頃、安いというだけの理由で約2,000円のペグハンマーを購入しました。(記事執筆時点ではさらに安くなっていて1,300円になっています…)
安物ではあるものの、特段利用に支障はなかったのですが、3年経過したタイミングでハンマーヘッドが取れてしまいました。
7,000円のハンマーにグレードアップしてよかったこと
壊れたハンマーのかわりに購入したのはスノーピークのペグハンマーPRO.Cです。
販売価格: 7,040円(税込)
同じペグハンマーで価格が3.5倍、それだけの価値があるのか懐疑的でしたが、設営が圧倒的に楽になりました。具体的に買い替えてよかった部分をご紹介します。
重みがあるため打数が大幅に減る
これは購入して実際に使うまで理解できなかった価値ですが、ペグハンマーPRO.Cは重量が670gとペグハンマーの中では重いです。この重みにより力をかけてハンマーを振り下ろさなくとも、少ない回数でペグがどんどん地面に入り込んでいきます。
自立しないワンポールテント、ツーポールシェルター、ベルテントなどをお使いの方は大型ものだと数十本ペグダウンされるかと思いますが、数が多いほどペグダウンが劇的に楽になります。
ハンマーのどの面で打ってもペグが深く刺さる
安物のハンマーはハンマーヘッドの根本がくびれていて、ハンマーの芯(ヘッドの中心部分)でペグを打たないと力が十分に伝わらず、打ち込みの際にそれなりに精度が必要でした。一方でペグハンマーPRO.Cでは、適当に打ち込んでもペグがするする入ります。
軽く力が伝わりにくい安物のハンマーで、何度も何度もカンカンペグ打ちをしてきた3年間がいかに無駄だったか買い替えて初めて実感しました…。
ペグも買い換えるとより楽に
テントに付属していることが多いいわゆるピンタイプのペグをお使いの方は、ペグも買い換えるとより設営が楽になります。
ハンマーとの接地面積が大きくなるため、上述したようにハンマーの力が伝わりにくいということが減らせます。
私はエリッゼステークを使っていますが、スノーピークで揃えたい方はソリッドステークもおすすめです。
製品仕様詳細
■サイズ
φ35×120×290mm
■重量
670g
■材質
ヘッド/銅、スチール(黒電着塗装)、柄/かしの木
まとめ
ペグハンマーはそれなりの値段がしますし、購入前に試し打ちなどできる機会もなく、キャンプグッズの中でも特に購入の判断が難しい製品群だと思われます。頻繁にキャンプに行かれる方、これから長くキャンプをされる方は、良いハンマーに買い換えることで設営の苦痛を軽減し、時間を短縮できるのでおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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