テンマクデザインのサーカスSTが生産終了し「サーカスST+」にマイナーチェンジ

サーカスST キャンプグッズ
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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の人気テント「サーカスST」が2022年5月入荷分を最後に生産終了することが発表されました。次回の7月入荷分から価格が値上げされたマイナーチェンジ版「サーカスST+」が登場します。詳細をレビューします。

アイキャッチ画像出典: tent-Mark DESIGNS

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サーカスST、サーカスST DXは2022年5月入荷分を最後に生産終了

テンマクデザインの代名詞的な存在となったテントと言えば、ポリコットン素材の「サーカスTC」シリーズですが、幕の素材をポリエステルにした製品が「サーカスST」、「サーカスST DX」です。

サーカスTCに比べより軽量で価格も安く、雨の後でも乾かしやすいというようなメリットがあるものの、認知度や販売数の面ではTCシリーズよりも芳しくなく、特にサーカスSTに関しては2万円強の処分価格で販売されている時期もありました。

サーカスTC DX同様、サーカスST、サーカスST DXも2022年5月分の入荷を最後に生産終了となり、マイナーチェンジ版のサーカスST+、サーカスST DX+に置き換えられることが発表されました。

2022年7月以降はマイナーチェンジ版「サーカスST+」「サーカスST DX+」を販売

マイナーチェンジ版のサーカスST+、サーカスST DX+はどのように仕様変更しているのでしょうか。詳細を見ていきます。

サーカスST+

製品名サーカスSTサーカスST+
販売価格(税込)26,400円
27,500円
(+1,100円)
仕様スライダー: ダブル
フライシート裏面: ピグメントコーティング
スライダー: トリプル
フライシート裏面: PUコーティング

値上げ幅はわずか1,100円に抑えられており、本当にギリギリ上げざるを得ない感のあるプライシングになっています。仕様面の変更はスライダーがダブル→トリプルに改良、フライシート裏面の加工がピグメント加工→通常のポリウレタン加工に改悪されています。

一般的にはピグメント加工がされている場合、遮光性が高められるというメリットがありますが、これが通常のポリウレタン加工になることでどれくらい使い勝手が劣後するのかは現物を見ていないとなんとも言えません。

サーカスST+ 2022年入荷スケジュール
  • 7月上旬
  • 9月中旬

サーカスST DX+

製品名サーカスST DXサーカスST DX+
販売価格(税込)29,700円
33,000円
(+3,300円)
仕様スライダー: ダブル
フライシート裏面: ピグメントコーティング
スライダー: トリプル
フライシート裏面: PUコーティング

値上げ幅はサーカスST+よりも大きく3,300円です。仕様面の変更は同じくスライダーがダブル→トリプルに改良、フライシート裏面の加工がピグメント加工→通常のポリウレタン加工に改悪されています。

サーカスST DX+ 2022年入荷スケジュール
  • 7月上旬
  • 9月中旬

整理が進むサーカスシリーズのラインナップ

サーカスシリーズのラインナップ

キャンプ業界では原価高等の影響で2022年に入り値上げ発表が相次いでいます。テンマクデザインでは直接的な値上げは行わず、製品ラインナップをマイナーチェンジし仕様変更と合わせて最小限の価格変更を行ってきました。

値下げ幅が他メーカーと比べ抑えられている半面、似たような製品名が乱立してきているので、改めてサーカスシリーズを整理してみます。

カテゴリリニューアル前リニューアル後
TCフラップなしサーカスTC(生産終了)
TCフラップありサーカスTC DXサーカスTC DX+
中型TCフラップなしサーカスTC MID+
中型TCフラップありサーカスTC DX MID+
小型TCフラップありサーカスTC コンフォート ソロ
ポリエステルフラップなしサーカスSTサーカスST+
ポリエステルフラップありサーカスST DXサーカスST DX+
大型TCフラップなしサーカスTC BIG(マイナーチェンジ近い?)

サーカスTC MID+がリリースされた際、MIDに加えてなぜややこしくなる名称の+がついているのか気になっていましたが、既存ラインナップを+シリーズに改変していく布石だったのでしょう。

サーカスTC BIGはどうなる?

こうなってくると気になるのはサーカスTC BIGの今後の動向です。サーカスTC BIGのみがマイナーチェンジされていません。他の製品よりも数が出るような製品ではないので、まだ在庫があるのだと思われますが、流通在庫がなくなった後にサーカスTCのように完全生産終了してしまうのか、マイナーチェンジされるのかいずれかになると思われます。

まとめ

予想通りSTシリーズもマイナーチェンジされることになりました。仕様変更はごく一部だけなので、2万円強で割引販売されている期間に買った方が完全に勝ち組でしたね。気になる方はぜひチェックしてみてください。

その他テンマクデザインに関する記事はこちら。

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