【展示品レビュー】テンマクデザイン「サーカスTCコンフォートソロ」

サーカスTCコンフォートソロキャンプグッズ
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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の2022年新商品として注目されている「サーカスTCコンフォートソロ」ですが、4月下旬に発売が予定されているものの、詳細なスペックはまだ公開されていません。展示品を実際に見てきた内容をレビューします。

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サーカスTCコンフォートソロとは?

サーカスTCコンフォートソロは、テンマクデザインから2022年4月下旬に発売が予定されている新しいソロ用ワンポールテントです。

先だって発表されたサーカスTCの終売により、テンマクデザインのサーカスTCシリーズの中でもメイン商品となっていくであろう商品となります。

サーカスTCコンフォートソロ展示品レビュー

気になるサイズは何と比べるかによって感じ方が変わる

サーカスTCコンフォートソロは、フロントフラップが標準装備となった点、サイズ以外の基本仕様はこれまでのサーカスTCシリーズと同様です。ソロ用としてこれまでのサーカスTCシリーズと比べコンパクトになっているため、最も気になるのはそのサイズ感でしょう。

サーカスTCコンフォートソロ

未だ正式な商品仕様が公開されていないため、展示品の一辺の長さが約215cmだった点から推計した本体サイズは以下となります。上がサーカスTC DXのサイズ、下ががサーカスTCコンフォートソロのサイズです。

(展示品の一部を計測した数値からの推計値です。メーカーからの正式な公表仕様ではなく、その正確性を保証するものではありませんので、ご了承ください。)

サーカスTCコンフォートソロ

【2022年2月17日更新】
メーカーから正式にスペックが公開されました。以下が公開された寸法です。

サーカスTCコンフォートソロ

実際に幕内に入ってみた感想ですが、普段サーカスTC DXを使っている筆者の直感は「思ったより狭い」でした。ただし居住感は何と比べるかにより変わります。他社製のソロ向けワンポールテントや、テンマクデザインのラインナップでいうとパンダTCなどと比べた場合、サーカスTCコンフォートソロは広く感じるでしょう。

サーカスTCコンフォートソロ

高さ230cmは頂点の高さ

狭さや広さを感じる基準として高さも重要なポイントとなります。普段サーカスTC DXでチェアに座りハイコットで寝ていると280cmの高さであればそれほど気になりません。一方でサーカスTCコンフォートソロでは、頂点部分が230cmであるものの、底面の面積も小さくなっているため、頂点から端に進むにつれて高さが低くなる傾斜がきついです。頭を下げずに直立できるのは中心部分付近のみで、少し端にずれると頭が幕に当たります。

サーカスTCコンフォートソロ

ただし、幕内で立ち上がるのは着替えの際だけであったり、基本的には地べたスタイル、ロースタイルでソロキャンプを楽しまれる場合は、この点はそれほど深刻ではないでしょう。

サーカスTCコンフォートソロ

フロントフラップ標準装備により設営は楽そう

サーカスTCコンフォートソロの大きな特徴の1つとして、フロントフラップが標準装備されているという点があります。展示品を見て改めて思いましたが、フロントフラップがあらかじめ本体に装着されているというのは、設営の手間が大幅に減らせそうだなと感じました。

サーカスTCコンフォートソロ

ただし、標準装備になったことで、サーカスTC DXにあったフラップの付け根部分のファスナーはなくなったため、フラップ部分を跳ね上げてタープのように使うスタイルは楽しめなくなってしまいました。この点については後述します。

サーカスTCコンフォートソロ

販売価格: 43,780(税込)

製品仕様詳細
■素材
フライ
コットン混紡生地(TC ):ポリエステル65%、コットン35%
加工:表面撥水加工
裾部
ポリエステルリップストップ150D
加工:PUコーティング
ポール
メインポール:スチール製5本継ぎ(φ32mm×2,300mm)×1本
サブポール:スチール製4本継ぎ(φ22mm×1,700mm)×1本
収納ケース
コットン混紡生地(TC):ポリエステル65% コットン35%×3個
ポリエステルメッシュ×1
■サイズ
収納サイズ
(約)570×240(直径)mm
組み立てサイズ
(約)3,620×3,400×2,300(高)mm(フロント跳ね上げ部含まず)
■重量
総重量
(約)11.28kg
構成物
ペグ/張り綱/ポール/収納ケース含む
■本体重量
(約)5.86kg(幕体のみ)
メインポール
(約)1.99kg
サブポール
(約)1.00kg
■付属品
ペグ(本体用)×16本、ペグ(設営ガイド用)×1本、張り綱×6本(2種)、収納ケース×4、設営用ガイドセット
■原産国
バングラディッシュ

サーカスTCコンフォートソロ、サーカスTC DXどちらを買うべき?

こうなると悩ましいのが、サーカスTCコンフォートソロ、サーカスTC DXのどちらを買うべきか?でしょう。両製品は一概に優劣をつけられるものではなく、ターゲットも商品特性も異なるため、どのようなスタイルで使うか?によりおすすめできる商品が変わります

製品スペック・価格の比較

改めてスペックと価格を一覧化して両製品を比較します。

商品名サーカスTC
コンフォートソロ
サーカスTC DX
本体価格
(税込)
43,78043,780
+フロントフラップ
価格(税込)
【コネクトサービス利用時】
43,78059,180
(72,680円)
設営時サイズ(約)331×?×230(高)mm
(幅は推計値)
(約)420×442×280(高)mm
フロントフラップ標準装備
・設営撤収が楽
・取り外せない
・跳ね上げられれない
オプション
・設営撤収が面倒
・取り外し可
・跳ね上げ可

本体価格は同じですが、サーカスTC DXはフロントフラップも追加購入すると59,180円となります。サイズが小さくなっているとはいえ、サーカスTCコンフォートソロがフロントフラップ標準装備で43,780円というのはお買い得感が高いでしょう。

フロントフラップですが、標準装備となったことによりメリットもある一方、個人的には跳ね上げてタープのようにしてよく使っていたので、このスタイルで使えなくなってしまう点は大きなデメリットだと感じました。

サーカスTC コンフォートソロ

それぞれおすすめの使い方は?

以上の内容を踏まえ、両製品がどんな方に向いているのかまとめます。

サーカスTC コンフォートソロがおすすめ

・ソロ専用幕として使う予定
・フロントフラップは絶対欲しい、跳ね上げてう予定はなさそう
・地べたスタイル、ロースタイルで使うことが多い

サーカスTC DXがおすすめ

・ソロ用としても、デュオ〜ファミリー用としても使う予定
・フロントフラップは使い時と使わない時がある
・チェアに座ったり、ハイコットで過ごすことが多い

両製品とも非常に良い製品ですが、両方買うほど魅力か?と言われると、2つ持つのであればサーカスSTやMIDと併用した方が幅広く使えるため、買うとすればどちらか一方がよいでしょう。迷っているうちに他のサーカスTC シリーズ同様、すぐに品切れになってしまうので、事前に十分な検討をおすすめします。

まとめ

大注目のサーカスTC コンフォートソロですが、サーカスTC DXも非常に良い製品なので悩まれる方も多いでしょう。MIDシリーズ含めサーカスTC シリーズは微妙なサイズ違いのバリエーションが多く、製品選びが非常に難しいです。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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