DODから放浪シリーズの新商品が登場しました。取っ手が外せて蓋が皿になるホーロー製のフライパン放浪フタリパンと、直火調理が可能なホーロー製の2枚セット皿である放浪フタリザラです。いずれも手入れがしやすいホーロー製の商品です。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: DOD
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放浪フタリパン、放浪フタリザラの特徴
放浪フタリパン、放浪フタリザラの主な特徴を見ていきます。
大阪のハースデザインズ株式会社製ホーロー調理器具
放浪フタリパン、放浪フタリザラ共にホーロー製ですが、製造は大阪のハースデザインズ株式会社が行っているようです。後述しますが、objectというブランド名でハースデザインズ自身も自社製品の販売を行っています。
ホーロー製なので、スキレットなどの鉄には劣るものの、蓄熱性が高く、手入れがしやすいのが特徴です。キャンプに置いては扱いやすい素材と言えるでしょう。
また、放浪フタリパン、放浪フタリザラはいずれも直火、オーブン、IHいずれの熱源にも対応するため、キャンプだけでなく自宅での利用でも活躍します。
放浪フタリパンは厚さ1mmでハンドルと磁石取っ手に工夫あり
放浪フタリパンは取っ手が取り外しでき、蓋もついていて皿にもできる直径25cmの調理器具です。ハンドルはパンのフチ部分に引っ掛けて持ち上げる仕組みになっているため、調理後に持ち運ぶ時だけ取り付けて利用できるため、洗う際の手間が省けたり、持ち運び時にコンパクトにすることができます。
蓋を調理に使うと当然熱くなりますが、ハンドルにマグネットの取っ手がついており、これを蓋に密着させることで蓋を持ち上げることができるよう工夫されています。
この蓋ももちろんホーロー製なので、ひっくり返してこれ自体を調理に使うことができますし、皿として使うこともできます。
放浪フタリパンのパンも蓋も厚みは1mmで厚めにつくられています。
放浪フタリザラは厚さ0.8mmで2枚セット
放浪フタリザラは直径15.2cmで放浪フタリパンよりも小さい皿です。2枚セットになっており、厚みは0.8mmと放浪フタリパンよりも薄くなっています。
放浪フタリパンと比べ直径も小さく厚みも薄いため、ハンドルの角度がいびつになりますが、一応放浪フタリパンのハンドルが流用できるようになっています。逆に言うと放浪フタリパンをお持ちでない場合ハンドルが使えず、直火調理なども難しいため、単体購入よりも放浪フタリパンと合わせて購入することを想定された商品と言えるでしょう。
販売価格(放浪フタリパン): 8,800円(税込)
販売価格(放浪フタリザラ): 4,400円(税込)
製品仕様詳細(放浪フタリパン)
カラー | ブラック |
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希望小売価格 | オープンプライス DOD STOREでは8,800円(税込) |
サイズ | 本体:直径25×高さ3.8cm フタ:直径22.1×高さ2.4cm ハンドル:W5.7×D3.1×H16.5cm |
重量(付属品含む) | (約)1.1kg |
材質 | 本体、フタ:ホーロー用鋼板(鉄) ハンドル:ステンレス 磁石取っ手:シリコン、磁石 |
セット内容 | 本体×1、フタ×1、ハンドル×1、磁石取っ手×1 |
製品仕様詳細(放浪フタリザラ)
カラー | ブラック |
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希望小売価格 | オープンプライス DOD STOREでは4,400円(税込) |
サイズ | (約)直径15.2×高さ2.3cm |
重量(付属品含む) | 一枚当たり:(約)200g |
材質 | ホーロー用鋼板(鉄) |
セット内容 | 本体×2 |
放浪フタリパン、放浪フタリザラのここが気になる
うさぎロゴが不要な場合は1,000円OFFで買える
前述した通り、放浪フタリパンはDODの製品ページ内ではダブルネームという呼称が使われてますが、ハースデザインズ株式会社のOEM製品です。ハースデザインズ株式会社のオンラインストアでは、放浪フタリパンのベースモデルであろう商品ovject スキレットプレートが7,700円(税込)で販売されています。
商品ページを見る限り、蓋のうさぎロゴとハンドルのDODロゴ以外に放浪フタリパンとovject スキレットプレートの仕様の差分は見つけられませんでした。うさぎロゴにそれほど執着がなく少しでも安く購入したい方、25cmモデル以外のモデルが欲しい方、放浪フタリパンが品切れで買えなかった方などはこちらの購入を検討してもいいかもしれません。
ちなみに、OEMでの価格の上昇幅が1,100円だけというのはそれほど横暴な範囲ではないと思います。もっと値上げして売るメーカーもあります。
まとめ
放浪フタリパン、放浪フタリザラはいずれも商品性の高いとても良い商品だと思います。放浪ソロリマグの時のようにすぐ売り切れてしまうかもしれません。そうなった場合、おそらくハースデザインズとの製造の調整で納期がまた長くなってしまうでしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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