2022年初頭に、静岡県富士宮市に星空が見える富士山の麓のキャンプ場「GRAN REGALO ASAGIRI(グランレガロあさぎり)」が新たにオープンします。キャンプレビューでは、オープンまでの様子を特別連載という形で密着取材させていただくことになりました。連載第12弾は、巨大なウッドデッキについてご紹介します。
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キャンプ場業界で最大級の大きさ!? 12×10mのウッドデッキ
今回はグランレガロあさぎりのウッドデッキサイトに設置予定の巨大ウッドデッキができるまでについてご紹介します。前回の連載でご紹介した木にこだわったウッドデッキです。
オートサイトとウッドデッキサイト
サイト構成
グランレガロあさぎりはオートサイト16区画と、ウッドデッキサイト8区画からなります。以下の図面の赤枠部分がウッドデッキサイトとなる予定です。
これからキャンプを始める人も安心して使えるサイトを目指して
グランレガロあさぎりでは、キャンプ慣れした中上級者のみなさまはもちろん、これからキャンプを始めようと思っている方、まだキャンプを始めたばかりの方にも安心してご利用いただきたいと考えています。
ウッドデッキサイトをご利用のお客さまには、手ぶらキャンププランとしてテントを始めとするキャンプギアのレンタルや、ケータリング料理で気軽にキャンプをご体験いただけます。面倒な設営や撤収がなく、雨でも安心してお過ごしいただけるサイトとなっています。
ウッドデッキができあがるまで
そんなウッドデッキサイトですが、オートサイトと比べつくるのには手間も労力もかかります。実際にできあがっていくまでの様子をご紹介します。
基礎工事
まずは基礎工事から始まります。基礎がしっかりしていないと、大雨などで地盤が緩んでデッキもろとも崩壊してしまうということも起こりえるので、グランレガロあさぎりのウッドデッキサイトはすべて万全に基礎工事を行っています。
木枠にコンクリートを流して固めることで、しっかりとした基礎になります。
板の搬入
ウッドデッキに使う板を搬入しました。今回の8区画分の板は全部で4,500本となります。ブルーシートがかかっているのはすべてウッドデッキ用の板です。
1区画でこれだけの板を使います。檜の良い香りが立ち込めていました。
板張り
基礎の上に大引きと言われる枠となる木を組み立て、その上に板をどんどん板を張っていきます。
全面に板を張り終えるとのこのように立派なデッキになりました。
檜の香りに誘われたのか、ナナフシもウッドデッキで足休めに来たようです。
これだけ大きな張りたてのウッドデッキとなると、檜の香りが強く漂いますし、ほどよく木の柔らかさもあるため、寝転がっていると気持ちよくうたた寝してしまいます。
塗装
ウッドデッキは板を張っただけで完成にはなりません。このままでは雨風や日々の利用によって木が痛みやすくなってしまうので、表面に塗装を施します。板張りまでは職人さんにお願いしましたが、塗装はNO・A・SO・BIのみなさまとその関係者のみなさまで実施していました。
色ムラが出ないように、さらに足跡をつけてしまわないようにきれいに塗るのが非常に難しいんです。中腰で長時間作業することになるため、腰へのダメージも蓄積されます…。
塗装は一度塗っただけでは終わらず、クリア塗装と呼ばれる無色の塗料を一度目に塗り、ウォルナットという濃い色の塗料をその後に二度塗りします。それぞれの塗装は24時間以上乾燥時間を空ける必要があります。
8区画一気に塗装をしてしまいたいところですが、秋雨前線や季節外れの台風の影響で雨の日が多く、なかなか塗装作業はスピーディーに進みません。養生して板が濡れないように保護しながら晴天を待ちます。
後編はウォルナット塗装〜完成まで
後編ではウッドデッキサイトのウォルナット塗装の様子と、ウッドデッキサイトが完成するまでの様子をお届けします。ウッドデッキは一見どこにでもある設備に見えるかもしれませんが、ぜひできあがっていく工程を思い浮かべながらご利用ください。
次回予告
次回の連載内容は未定です。
※次回の連載は2021年10月7日を予定しています。