白泉社から家族で楽しめるキャンプの絵本『テントーむし』が2024年6月19日(水)に発刊されます。著者はベストセラー絵本『大ピンチずかん』を手掛けた鈴木のりたけ氏で、アウトドアライフアドバイザーの寒川一氏が監修を行っています。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: 白泉社
X(旧Twitter)でも情報発信しております。よろしければフォローお願いします。
『テントーむし』の特徴
『テントーむし』の主な特徴を見ていきます。
家族で楽しく学べるキャンプの絵本
『テントーむし』は、キャンプについて家族で楽しく学べるキャンプの絵本です。「はじめてのキャンプ」と「みんなでキャンプ」の2部構成になっており、ファミリーやグループでキャンプをする際の流れをイラストで具体的に把握できるようになっています。
どんなキャンプ用品を揃える必要があるのか、テントやタープはどのように設営すればよいかなど、イラストでかなり細かく描写されており、これからキャンプを始めたいとお考えの方や、キャンプの経験はありつつも、本格的にステップアップしたいと考えている方には特におすすめです。
著者は鈴木のりたけ氏
テントーむしの著者は鈴木のりたけ氏です。発売からわずか1年半で絵本賞8冠を達成し、累計発行部数は47万部を突破した大ヒット絵本『大ピンチずかん』の著者としてご存知の方も多いかと思います。
『テントーむし』では、キャンプの一泊の流れや、あらゆるキャンプ用品の使い方が丁寧かつ緻密に描写されており、実写よりもイメージが湧きやすく感じました。絵本という特性上、お子さんでも理解しやすい内容になっているため、親子で楽しめる作品となっています。
寒川一氏監修で内容は本格的
監修はアウトドアライフアドバイザーの寒川一氏が行っています。絵本の中に出てくるキャンプ場やキャンプ用品は実在するものを忠実にイラスト化されており、キャンプ上級者の方も非常にリアリティを感じられるでしょう。
フェザースティックの作り方、ガイロープへのカラビナの巻き付け方、密閉バッグでの炊飯の仕方など、キャンプ慣れしている方でも知っておきたいノウハウが随所に丁寧に盛り込まれています。
販売価格: 1,650円(税込)
まとめ
『テントーむし』の舞台として登場するキャンプ場は、実在するソレイユの丘(神奈川県横須賀市)をモチーフとしていたり、描かれているキャリーカートも現地にあるものが忠実に描写されています。キャンプ用品に関しても、スノーピークのテントやコールマンのタープが本物さながらに描かれているため、キャンプ好きな方はそういったリアリティを確認する視点でも楽しめる作品となっています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
その他キャンプ用品に関する記事はこちら。