【確定】スノーピークの新会員制度が大炎上の末ランクダウン撤廃&特典コスト削減で着地

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2021年11月20に発表され、わずか3日後の11月24日に見直し発表、12月3日に見直案が公表されたsnow peak(スノーピーク)の新しい会員制度ですが、12月8日にアンケート結果と共に見直し案がそのまま各提案として着地しました。詳細をレビューします。

アイキャッチ画像出典: snow peak

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大炎上の末、再度見直されることになった会員制度

再度本問題を時系列順に整理します。

スノーピーク会員制度炎上の振り返り

2021年11月20日
突如会員制度が見直されることが発表
プラチナ会員、ブラック会員にランクダウン条件が付き大炎上

2021年11月24日
山井会長がFacebookグループ内で今回の会員制度を12月中旬までに見直すと発表

2021年12月3日
会員制度見直し【案】を発表し、ユーザーから意見を募る

2021年12月8日
アンケート結果と共に、12月3日に発表した見直し案をそのまま確定版として公開

これまでの経緯の詳細は以下の記事をご覧ください。

会員制度変更内容のおさらい

以前の記事でもご紹介しましたが、改めて最終的に決定した新会員制度の内容と、具体的な現会員への影響をまとめます。

1. ランクダウン撤廃 (メリット)

プラチナ会員、ブラック会員が年間の購入金額などで貯まるライフバリューポイントの額によりランクダウンしてしまう仕様でしたが、それが完全撤廃され、全ランクランクダウン条件はなくなり累計金額でランクが決まるようになりました。

ちなみに、シルバー、ゴールドに関しても年間でなく累積での判定になりました。

スノーピーク会員制度
出典: snow peak

アンケートではこのランクダウン撤廃に対しては66%の方が非常に良い、良いと回答しているとのことです。

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出典: snow peak

ランクダウンが撤廃された点のみに関しては、既存会員にはメリットしかない話なので、この点は非常に改善されたポイントと言えるでしょう。

2. 会員特典のコストダウン (デメリット)

ロイヤル会員の数を抑制できなくなるため、会員特典コストダウンが行われます。具体的な内容として公表されているのは以下です。

  • カタログ、記念品、会員カードなどの梱包の簡素化や配送方法の見直し(希望者に限定や有料化など)
  • 記念品の内容見直し
  • イベントの回数や在り方の見直し
スノーピーク会員制度
出典: snow peak

アンケートではこの特典のコストダウンに対しては52%の方が非常に良い、良いと回答しているとのことです。

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出典: snow peak

特典のコストダウンに関しては、これまでのものより確実に悪くなるため、既存会員にとってはデメリットです。また、どれくらい改悪されるかが明らかにされていません。

3. クレジットカードとランクの切り離し、特典見直し (ニュートラル)

年会費のかかるカードに加入すればランク維持が可能とされていた仕様も撤廃されます。

具体的にカード加入特典をどのようなものにするかは後日公開するとのことです。三井住友カード側との協議が必要なため現段階では公表できないのでしょう。

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出典: snow peak

アンケートではこのクレジットカードに対しては64%の方が非常に良い、良いと回答しているとのことです。

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出典: snow peak

今後注視しなければならない点

ランクダウン撤廃はメリットですし、クレジットカードの特典は極端な話どうなろうがメリットがないと感じれば入らなければいいだけのものです。もっとも注視しなければならないのは、やはりコストダウンされる特典内容でしょう。

想定されるワーストケース

カタログ、記念品、会員カードはかかるコストも限定的ですし、そこまで思い入れのあるユーザーも多くないと思いますが、インパクトが大きのはイベントだと思われます。

項目変更前変更後の
ワーストケース
カタログ特製ケース付きで
無料送付
希望者にのみ
有料販売
記念品イベント参加者へ
無償提供
希望者にのみ
有料販売
会員カード特製ケースや
チタン製カード
を無料送付
完全撤廃
イベントSPWPは年4回開催
抽選で参加者募集
開催頻度減少
or
購入金額により参加権付与

イベントの回数や在り方を見直すと記載されているため、現在のSnow Peak Way PremiumやSpecial Meetingは仕様が大幅に変更される可能性があります。また、ランクダウン撤廃によりロイヤル会員の数が減らず、むしろ今後も増え続けてしまうため、新たな参加条件が付加される可能性があります。

まとめ

12月中旬までに見直し案を公表するとしていましたが、結果的には12月8日とまだ上旬であるこのタイミングで見直し制度案が確定することとなりました。しかしながら会員特典の具体的な変更内容が明かされていないため、引き続き続報を注視した方がよいでしょう。

その他スノーピークに関する記事はこちら。

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