snow peak(スノーピーク)の95品番が2024年をもって生産終了し、現在の在庫が終了次第販売を終了することが2024年12月11日に発表されました。スノーピークのエントリーテントとして長らくブランドを支えてきたアメニティドームシリーズは全製品完全廃盤となります。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: snow peak
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2023年に続く大量生産終了アナウンス
スノーピークでは、これまでも年末のカタログ発刊のタイミングでラインナップ整理のため生産終了品番をアナウンスしていました。2023年には55品番と多数のアイテムの生産終了がアナウンスされ、多くのユーザーに衝撃を与えましたが、2025年はさらに生産終了品番が倍近くに増えることになりました。
生産終了する95品番の詳細
2024年をもって生産終了するとアナウンスされた95品番は以下の通りです。
生産終了が惜しまれる製品
生産終了対象となった製品の中でも、今後手に入らなくなることが非常に惜しまれる製品をピックアップします。
アメニティドームシリーズが全商品生産終了
スノーピークのエントリーテントとして長年愛されてきたアメニティドームシリーズが生産終了となります。通常カラーではS、M、Lが、アイボリーカラーはS、Mが生産終了となるため、雪峰祭などで限定復刻されない限り手に入れることができなくなります。
ランドネストドームはMサイズのみに集約
2023年の新商品として登場したランドネストシリーズですが、SサイズとMサイズの2サイズ展開だったランドネストドームのSサイズのみが生産終了となります。
スノーピークではこれまでエントリー向け製品として、エントリー2ルーム エルフィールド、エントリーパックTT、アメニティドーム、ランドネストを主力製品として販売していましたが、ランドネストM以外は生産終了となります。要するに商品選定力の乏しい初心者に対して商品数が多く選べない、販売現場では売りにくい、商品同士の違いが打ち出しにくく社内製品でカニバリゼーションを起こしてしまっているという事情があったのでしょう。
購入するユーザー像が見えにくい高額商品が生産終了
発表直後から30万円以上という高価格で話題となったゼッカ、グランベルクLも生産終了となります。(グランベルクMは対象外)インナーマットなどのオプション製品も合わせて生産終了となるため、本体を際に購入し、オプションは後で購入しようと考えていた方はなくなる前に購入した方がよいでしょう。
もう少し頑張って欲しかったTTAシリーズ
テーブルにクランプを設置することでコックピットのような空間を立体的に構築できるTTA(テーブルトップアーキテクト)シリーズからは、ウィンドスクリーン、シリンダースタンド、マルチファンクションテーブルオープンL竹、マルチファンクションテーブルオープンR竹などが生産終了となります。
いずれも2022年と2023年の新商品となり、登場してからわずか1〜2年強での生産終了となります。製品の特性から、何製品か試しに購入した後に便利さに気づき買い足していくものだと思うので、もう少し販売を続けて欲しかったシリーズとなります。余程売れなかったということが背景なのでしょう。
2025年新商品でラインナップをカバーできる?
2024年は多数の製品の生産終了がアナウンスされましたが、これが消極的な撤退によるものなのか、製品ラインナップを刷新するための積極的な入れ替えなのかは、まもなく発表される2025年新商品の顔ぶれを見ればわかるでしょう。
まとめ
2024年も残り僅かとなりますが、スノーピークの数多くの製品が生産終了となることがアナウンスされました。製品自体の保証は続くものの、後から欲しいと思っても在庫がなくなった後は購入することができません。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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