naturum(ナチュラム)のプライベートブランドHilandar(ハイランダー)から、まったく新しいフレーム構造の自立式パップ型シェルターが2021年3月に発売されることが予告されました。商品詳細は発表されていないものの、ティザー画像がいくつか公開されているため、どんな商品なのか予想します。
アイキャッチ画像出典: Hilandar
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Follow @Camp__Reviewハイランダーの新型パップシェルターの商品詳細を予想
ハイランダーから新型パップシェルターの販売がアナウンスされているものの、具体的な商品性や販売価格は後日案内という範囲に留まっています。一方でティザー画像が何枚か公開されているため、それらから商品性を予想してみたいと思います。
予想1: A型フレームにより自立式、立てやすさを実現?
通常のパップテント、パップシェルターは2本のポールをガイロープでテンションをかけながら固定し、テントの骨格を形成します。
ハイランダーの新作パップシェルターのティザー画像を見ると、2本のポールではなく、グランピアンで使用されていたようなA型フレームで支えているように見えます。また、A型フレーム自体が自立するため、フレームにテンションをかけるガイロープが外側に張り出していないように見えます。もしガイロープが不要であれば、設営の簡略化、時短が可能となり、立てやすさを強調することが可能でしょう。
予想2: 素材はポリエステルで軽量性を重視か?
ティザー画像のシェルター生地の質感を見る限り、どうやら素材はポリエステルのようです。パップテントやパップシェルターを販売する他メーカーはコットンやTC素材を採用するとことも多いですが、ハイランダーの新作パップシェルターは軽量性などを重視し、ポリエステル素材を採用していると思われます。
予想3: 価格は1万円台前半の最安値レンジを狙ってくるか?
これらティザー画像に映っている範囲では、グランドシート、フロントウォール跳ね上げ時のサイドウォール、インナーテントなど、快適性を上げるためのオプション製品の存在が確認できません。元々ハイランダーはロープライスレンジが主力戦場ですが、後発でパップテント・シェルター市場に参入するということもあり、販売価格は思い切って1万円台前半で最安値レンジを狙ってくるのでは?と予想しています。
販売価格: 未発表
製品仕様詳細
未発表
その他メーカーのパップテント・シェルターおさらい
相対感を掴んでいただくために、既に販売中の他社の人気パップテント・シェルターをご紹介します。
テンマクデザイン 炎幕TC
日本におけるパップテントの市場を開拓したパイオニア的存在のテンマクデザイン炎幕シリーズです。
DOD ソロソウルウォウウォウ
発売後大人気のあまり即欠品となってしまい、2021年12月以降まで再入荷されないとアナウンスされてしまったDODのソロソウルウォウウォウです。
ハイランダーの「そろそろソロ」というティザー画像のキャッチコピーも、ソロソウルウォウウォウを意識したコピーのように見えます。
グリップスワニー FIREPROOF GS TENT
グリップスワニー初のテントです。スカートがついていない点や、100%コットン素材で扱いに知識がいる点などから、初心者向けのテントではありませんが、無骨なデザインが大きな支持を得ています。
まとめ
パップテントのブームは2020年にピークを迎えた印象がありますが、ソロキャンプ人口が増加しているため、2021年も引き続き市場拡大が続くのかもしれません。ハイランダーの参入により低価格レンジのラインナップも充実してくることが予想されます。安価な中国製ブランドだけでなく、選択肢が広がるのはよいことでしょう。
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