北欧デンマークのブランドNordisk(ノルディスク)の大人気トンネル型テントレイサに日本限定モデルのレイサEXPが登場しました。数量限定、165,000円(税別)で3月中旬に発売予定です。本体カラーだけでなく、様々な点が日本向けにカスタマイズされています。詳細をレビューします。
アイキャッチ画像出典: Nordisk
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ノルディスクジャパンでは、レイサシリーズとして6人用は通常モデルの「レイサ6ベージュ」、「跳ね上げが可能な「レイサ6 PU ダスティーグリーン」を販売していました。
レイサ6はテント裾部から吹き込む風などを遮るスカートが付いていないため、日本での利用において、秋冬には使いにくい仕様になっており、レイサシリーズそのものが高額であるにも関わらず、オールシーズン使えないという課題がありました。
その課題を解決すべく、2020年秋には特別モデルとして「レイサ6スカート」が販売され、人気のあまりすぐに売り切れていました。
今回発表されたレイサEXPはスカートだけでなく、日本での利用に最適化された工夫が随所に見られる日本限定・数量限定モデルとなっています。
レイサEXP日本限定モデルの特徴
レイサEXP日本限定モデルの主な特徴を見ていきます。
前後跳ね上げ可能、メッシュにもスカート付き
トンネル短端のパネル部分は両サイド跳ね上げることができ、大型のシェルターのように使うことができます。
キャノピーポールは1セットのみ付属するため、追加で購入しない場合は以下のように片端だけ跳ね上げて入口として使うとよいでしょう。
4人用インナールームのみ付属、インナーの仕切りはなし
レイサ6通常モデルは、4人用インナールームと2人用インナールームが付属しますが、レイサEXPは4人用インナールームのみ付属します。日本において6人でのファミリーキャンプというのはケースとしては稀なので、この方が理にかなっています。
通常モデルでは4人用インナールームのセンター部分に間仕切りがありましたが、レイサEXPのインナールームには間仕切りがなく、4人家族でより使いやすくなっています。
グレーカラーに変更、透明窓は廃止
一番違いがわかりやすいカラーリングですが、性別に関係なく使いやすいグレーカラーとなっています。通常モデルのベージュと比べると、淡い色なので合わせやすいでしょう。
レイサシリーズの特徴でもある透明窓も廃止されています。トンネルの長端部分は前面メッシュ窓になり、夏場でも風通しよく使えます。スカートはメッシュ部分についているため、裾部分から虫が入ったりしないように設計されています。
販売価格: 165,000円(税別)
まとめ
2020年秋にスカート付きのモデルが登場した際にも驚きましたが、今回はより日本に向けた限定モデルとなっています。この流れで、その他のノルディスク製品も日本仕様により最適化されていくとよいのですが。レイサ気になるけど微妙に使いにくそう…と購入を躊躇されていた方はこの機会にぜひレイサEXPをご検討ください。
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