DODの人気商品カマボコテント3。私のテントデビューはカマボコテント2でした。毎回抽選販売時には申込みが殺到し、なかなか買えないという方も多いと思いますが、気になっている方向けに、カマボコテント2との比較、オプション商品の詳細と合わせてレビューします。
アイキャッチ画像: DOD Webサイトより
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なぜこんなに人気なのか
カマボコテントに限らずドーム型2ルームテントの特徴、人気の理由として、以下があげられます。
ドーム型2ルームテントのメリット
・テント1張りで寝室とリビングの両方のスペースを確保できる
・リビングスペースが広くタープがなくても過ごせる
・設営が比較的簡単
・オールシーズン使える(スカートがあるものは)
カマボコテントはこれらのメリットに加え、ファミリー向けのMサイズでも税込64,900円という価格に抑えている点がコスパが非常に良く、人気を牽引している最大の理由だと思われます。
カマボコテント3の特徴
それでは、カマボコテント3の特徴を見ていきます。
販売価格: S 53,900円(税込)、M 64,900円(税込)、L 75,900円(税込)
2ルームならではの広い空間
ドーム型2ルームテント全般に言えることですが、やはり居住空間の広さは魅力的です。カマボコテント3Mサイズの場合、リビングスペースは395cm x 300cm、寝室スペースは245cm x 300cm(いずれも最大長)と十分な広さがあります。家族4人のファミリーキャンプではゆったりと過ごせる人さです。
オールシーズン利用できるメッシュ、スカート、ベンチレーター
前後のサイドスクリーン6面、左右の出入り口2面をすべて開閉、メッシュにすることができるようになっています。ポリエステル素材のテントは夏場ビニールハウスにように暑くなるため、夏場の利用を想定した設計です。
また、冬場も使えるようにスカートが付属しており、隙間風を防げます。ベンチレーターもあり結露を防ぐ設計になっています。
キャノピードアを跳ね上げてリビングを拡張
ドア4箇所(おそらく前項面の真ん中2箇所と、左右の出入り口2箇所)が跳ね上げられるようになっており、リビングスペースをさらに拡張できるようになっています。タープがなくても大きなリビングスペースを確保できます。
カマボコテント2からの改善点
私のデビューテントはカマボコテント2でした。しかしながら、7回目の利用でカマボコテント2を壊してしまった苦い経験があります…。その観点からのカマボコテント3の改善点を見ていきます。
1. ファスナーが壊れやすい
カマボコテント2での実態
カマボコテント2を購入して初張りのキャンプで早速ファスナーを壊してしまいました。ダブルファスナー構造はテント生地を噛んでしまいやすいのだと思われます。オリーブオイルを流し込んで噛んだファスナーを直そうと試みましたが、結局どうにもならず噛んだ部分をハサミで切るという悲し結果に…。
カマボコテント3での改良
ダブルファスナーを採用する面が減りました。以前は前後のドアもダブルファスナーでしたが、カマボコテント3では出入り口2箇所だけがダブルファスナーになっています。場所が減っただけで本質的にダブルファスナーは噛みやすいという点は同じですので、購入される方はファスナーの開閉時十分ご注意ください。
2. ポールが折れやすい
カマボコテント2での実態
7回目の利用でポールが折れてしまいました(しかも2本)。設営時にポールをぐっと湾曲させてスリーブに通す構造になっているため、設営途中にパキっと折れてしまい、スリーブから抜けなくなってしまい、スリーブをハサミで切るということになってしまったため、修理を諦め新しいテントを買う決意をしました。
カマボコテント3での改良
カマボコテント3では、DAC Pressfitという剛性の高いポールに変更となっています。こちらは本格的に原価を上げて根本解決を図っているように見えるため、カマボコテント2のようにポールが折れてしまうということは起きにくくなっているでしょう。
3. 結露がひどい
カマボコテント2での実態
こちらはオンライン上の口コミでは多く見られる意見でしたが、私が利用した実感としてはそれほどひどくは感じませんでした。7月の雨の日の芝生サイトでリビング部分のテントの内側が湿るくらい湿度が高かったことはありましたが、構造上仕方ない部分があるかと思います。
カマボコテント3での改良
ベンチレーター構図の見直し、全面メッシュ化、オプション品のカマボコシールドと3つの結露対策を講じています。これだけ対策されているので、カマボコテント2ほど結露に悩まされる可能性は低いと想定されます。
オプション品オススメセレクション
カマボコテント3はその豊富なオプション品の品揃えも魅力です。それぞれのオプション品をセットで購入すべきか、後で検討すべきか、オススメ度合いをご紹介します。
チーズタープ: おすすめ度★★★(買い!)
販売価格: M 22,000円(税込)、S 13,200円(税込)
カマボコテントはタープなしでもリビングスペースを確保できる点が売りではありますが、やはりタープはタープであった方が便利です。チーズタープはカマボコテントを使わなくなったとしてもポリコットン素材の大きなタープとして活躍しますので、買っておいてまったく損はないです。
カマザシキ: オススメ度★★★(買い!)
販売価格: S 4,400円(税込)、M 5,500円(税込)、L 6,600円(税込)
これが出る前はユタカのグリーンシートを使っていました。ただしサイズはピッタリにならないですし、何よりもフチを跳ね上げられるのが水や虫を防げて良いですね。リビングスペースにシートを敷くことで、地面からの湿気を防ぎ結露を軽減できるというメリットもあります。
マットシートセット: おすすめ度★★☆(買ったほうが良い)
販売価格: S 8,800円(税込)、M 9,900円(税込)、L 12,100円(税込)
既にお持ちのマットがある、純正にこだわず、安く済ませたいという方もいらっしゃるかと思います。個人的には純正製品の方がサイズがぴったりで収納も楽ということでオススメします。
カマボコシールド: おすすめ度★☆☆(後から検討でOK)
販売価格: S 7,700円(税込)、M 8,800円(税込)、L 9,900円(税込)
ポリコットン素材のシールドです。カマボコテント3を買ってみて、やはり結露が気になる、日差しが暑いなどがあれば購入を検討するでよいかと思います。チーズタープを張れば同様の効果は得られます。
カマボコシアター: おすすめ度★☆☆(プロジェクタ持ってる方だけ)
販売価格: S 2,200円(税込)、M 3,300円(税込)、L 4,400円(税込)
カマボコテント3の内部に張れるプロジェクタスクリーンです。通常販売されているスクリーンは長方形で張りにくいと思うので、プロジェクタを持っている方は購入を検討されるとよいでしょう。
まとめ
今回で3代目となるカマボコテントですが、カマボコテント2で得られたユーザーからのフィードバック、商品の課題をしっかりと改善するよう対策されており、非常に良い商品だと思います。抽選販売で買いたくても買えないという方も多いかと思いますが、応募しないことには当選もしないので、気になっている場合は毎回応募されることをオススメいたします。
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