冬キャンプ用のテントとしてNordisk(ノルディスク)のAsgard(アスガルド)19.6を購入し、先日やっと初張りができました。購入前に色々とわからないことがあり、レビューも少なく困ったので、使ってみて購入前に知りたかったことをレビューします。
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冬キャンプにチャンレンジしたい!というのが最初の動機ですが、10月にアスガルド19.6を購入し、12月にやっと初張りできました。購入の経緯詳細は以下の記事をご覧ください。
購入前に知りたかったこと
サイズは12.6と19.6どちらにすべき?
私は断然19.6がおすすめ。大は小を兼ねます。
ノルディスクの公式サイトではアスガルド12.6の定員は2〜6人、19.6は3〜8人と紹介されています。幅がありすぎて余計に選びにくい説明ですが、要は、テント内を就寝のみのスペースとするか、リビングを兼ねたスペースとするかで定員数が変わるということだと思われます。
冬キャンプでは屋外ぼタープしたで過ごすのは辛いので、巣篭もりスタイルすることを考えると、アスガルド19.6があれば、半分のスペースを4人分の就寝スペースに、もう半分をリビングスペースとして使うことができます。
夏に使う方がメインで、タープも合わせて使うということであれば12.6の方が取り回しがよいので、購入後の使い方をまずは明確にした方がよいでしょう。
アスガルド19.6は何メートル四方あれば張れる?
6.5m x 6.5mあればギリギリ張れる、7m x 7mあれば余裕
これが購入前に一番知りたかったにも関わらずいくら検索しても出てこなかった情報です。公式サイト上にもある通り、アスガルド19.6本体の直径は5mです。ただし、360度ガイロープを外側に張る必要があるため、実際にテントを張るスペースは5m x 5mでは足りません。
張ったとに実寸を測ったところ、6.5m x 6.5mあればなんとかギリギリ張れます。キレイに張るには7m x 7mは見たほうがいいでしょう。直径5mの本体に加え、双方向にガイロープを75cmずつ伸ばして張ることになります。
また、あまり広くないキャンプ上でアスガルド19.6を張りたい場合、事前に問い合わせる際は「アスガルド19.6は張れますか?」というような聞き方をすると大概怪訝な対応をされます。「区画の縦横は何メートルくらいですか?」と聞いて6.5m以上あるか確認する方がよいです。
設営、撤収は簡単?
2回目以降は簡単!
当たり前ですが、初回は手順がよくわからないのでそれなりに時間がかかりました。また、ジップインフロアを併用する場合はフロアと本体をファスナーで接合する必要があるので多少面倒です。
2回目以降は(私がサーカスTCでワンポールテント慣れしていることを差し引いても)設営、撤収はとても簡単と言い切れます。ペグを打つ本数が多いことは確かですが、一般的な大型2ルームテントの用にポールをたくさんつなげて組み立てる方が大変な気がします。
雨降ったらカビ生えない?
大雨は乾燥必要。でも小雨ならすぐ乾く!
初張り日も2回目も雨に見舞われる災難でしたが、多少の雨ならすぐ乾きます。(これは購入前にまったく期待していなかったので驚きました。)よっぽどずぶ濡れにならない限りは、自宅で乾かしたりクリーニングに出したりということはしなくても平気そうです。
高くて躊躇してしまうが買って大丈夫?
元は十分取れそう。迷っている期間がむしろもったいない!
フロアと本体で20万円弱したので私の歴代購入キャンプグッズの中で一番高価なものになりましたが、価格に比例して満足度も一番高いです。
コットン、ポリコットン製のテントはポリエステル製のものとは異なり、手入れ次第では耐用年数が10〜15年もあると言われれています。年に4回使った場合、1回あたりの費用は4,444円〜5,000円となります。(簡略化のためメンテナンス費用等は勘案していません)購入時のキャッシュアウトは大きいものになりますが、購入後に良い物を長く使ってキャンプライフをより豊かにできると思うと、元は十分取れるのではないでしょうか。
まとめ
大型のポリコットンテントは冬キャンプで大活躍します。冬のほうが空気が澄んでいて星がキレイに見れますし、虫もいなく、キャンプ場は空いていて予約も取りやすいです。暖房器具さえしっかり準備していけばむしろオンシーズンより快適かもしれません。まだ冬キャンプにチャレンジされていない方はぜひチャレンジしてみてください。
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